唄の市 その4
2020年18歳。学生と社会人の間でいろいろ悩んでいた時だった。悩みすぎて好きなことも何も全然やる気が起きなくなっていた状態でもあった。その時になんとなくYouTubeを開いたところ、おすすめの一番上に生田 敬太郎 1971年「この暗い時期にも」が表示された。なんだろう?と思い押して聴いてみたところなんだか電気が走ったような気がした。素直に、なんだこの詩は?!となったのを今でも覚えている(笑)、間違えてなければ…友に送った歌だったと思うが…
君の悩みは贅沢なものさ
後悔するなんてバカなことさという詩がなにか
自分に突き刺さってしまいの何に悩んでいたのかさっぱり自分がちっぽけに見えてしてしまったのと励まされたような感覚に陥ったのだった。
詩だけではない。歌い方も自然に語りかけるというか…雰囲気もかっこよくて気に入った。
ある時、同じくおすすめで一つのアルバムが流れてくる。それは、1973年リリースされた『風の架け橋』。その中でまたなんとなく押した「ホーボー」聴いたらすごい気に入ってしまい…このアルバムほしい!となったが、なかなか見つからず…いろいろ調べてなんとか「ベスト・エレックイヤーズ」というエレックレコードからでてるアルバムにホーボーを見つけすぐ購入した。
(衝動買いみたいなもの笑)
今もアルバムで一番好きな歌であるこの
ホーボー、なぜこんなに気に入ってしまったのか。生田さんの特徴である
ブルースハープとブルージーな曲調
その当時の私には新しいもので
聴いたことのない音楽だったからである。
衝撃が走ったのもきっと耳にしたことのない歌で
今まで聴いてきた音楽とはまた違った世界観に
満ち溢れていたのかな。あと、ホーボ以外にも、1972年のアルバム「24+37」なども好きでよく聴いている。ちなみに、このくらい時期にもは、唄の市ライブ盤の最後に皆で歌われる
曲でもあったという。
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