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反出生主義について。

何を今更という気もするが。

森岡正博あたりが、
上手く輸入した感はある。

だがしかし。
ややおかしである。

本能的に何か
ベクトルが違う感。

そう信じていない宗教の
教義問答のような。

(キリスト教の三位一体を理解できるだろうか)

なんというか、
思想において、
完全なるペシミズムと
ニヒリズムは存在する価値がない。

三島由紀夫るしかないだろう。

つまり、死を求め絶滅を目的とする
言説は意味がない。

だから何を今更と思う。

リチャードローティは、
プラグマティズムの立場から、
アイロリカルリベラリズムを唱えるが、

そこにおいても、ニヒリズムについては
一蹴している。

なのに世の中には、
意味のない故に答えの出ないことを
悩む人がいる。

例えば、押井守の映画に、
ありもしない問いを仮定して勝手に悩む人と、
批評した人がいた。

これは的を得ている。

スカイ・クロラがつまらないのも、
そこで分かってしまう。

これは、批評の遡上に乗せたら負けなのだと。


さて、一方。
自殺の問題。
死について考えるならそこは、
避けれない。

酷い不安や、悩みは、
この世界から逃れたいという気持ちにさせる。


その嵐は激しくても過ぎ去る。
その時に助けになるのが、
精神科や、心療内科といった専門家だ。

僕がただ、
ずっと同じテーマでこのNOTEを
書いているのだけど、

問題にしたいのは、

悩んだ時に適切にサポートしてくれる
体制が整っていない。
なのに、病院は理路整然と
経営されている事だ。

実際、統合失調症と発達障害の
診断も医師は上手く出来ない。

理由は、きちんと勉強してないからである。

彼らも医師免許を取る勉強はした。

だが、臨床医とはつまり
サラリーマンである。

単に話をきいて処方する、
だけの役割となっている。

単に医師だから。
と言うには医師というのは、
責任が大きいと思う。

その分社会的なステータスは
高いのだから、
エリートとして奮起してほしいのだが。

ラジオパーソナリティとして人気だった、
某アナウンサーは、
悩んで三つの精神科にかかった事を告白している。
そして三人とも診断が違い、

うつ病と言われ抗うつ薬を飲んだがダメで、
結局、一種の適応障害との診断で、
本人的にも楽になったという

うつ病でない人に抗うつ薬は毒を飲ませてるのと同じである。

これは、声を大にして言いたい。

例えば、風邪でもない人に

風邪薬を処方していたら具合が悪くなる。

それを診て長期的な治療が要ると言い出すのが、
現在のメンタルヘルス界隈である。

いつやるの、今でしょ、
という言葉が流行った事があるが、


この時代、今更精神科医は
必要とされているのである。

なのに、
ある意味では、
自殺対策にも、
感染症の
心理的な問題でも、
なんだか存在感を発揮出来ていない。


では、それは何故か。

今精神科医療に何が
起きてるか。
知ってる限りの内幕と知見を書いてみたい。


なぜなら、何がズレてるのかまず
明らかにしないと、
悩んだ時の相談先としての
精神科が、
機能しないからだ。

それを次回。


また天候が変わりやすい。
時折換気をして風邪には気をつけて。

皆様。また。次回
(サボらないよう自分に言い聞かせ)

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