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無駄な仕事をやめられない

 ブルシットジョブという言葉は、
気の利いた人なら聞いた事があると思います。

くそみたいな仕事の意味で、
現代社会を批判する文脈で使われます。

そして、これを提唱した、デヴィッドグレーバーに
よれば、案外高収入の仕事で、
専門職と思われる職業の人に

そういう意識が強いとの事です
(僕はその是非は分かりませんが)。


大体の仕事は嫌なもの、
というのは現実です。

しかしながら、実は、一番仕事において、
大変な事があります。

ドストエフスキーが
最も酷い拷問の例で出していましたので、
有名な酷い仕事があります。

それは大きな穴をひたすら掘らせて、
それを意味無く埋める、
というものです。


そう、人は無意味なことをするのが、
一番しんどいのです、


アスリートでめっちゃ努力してる人っていますね。

その一流アスリートに、
一年一億円上げるので、
毎日トレーニングして貰って、
一切試合には出さないという
契約をしたらどうでしょうか。

本当に頑張れるでしょうか?
毎日スケジュール通りに
 適切なトレーニングをして
心身の健康を保って貰います。

しかし、決してその成果を
披露してはならない。

こんな嫌な実験をしても、
本当のアスリートなら、
一定のレベルを維持できるのでしょうか。


勿論これは、1つの馬鹿げた
例え話で、
逆に、仕事=やりがいと強く結びつく

怖さの方が同じくらい、
くそな事です。

そこから見える思想は、
この世は我慢比べだという事です。

でも良く考えなくても、
 例えば、冷房しかない家と、
暖房しかない家があって、
彼らは反目してて、
お互い夏の暑さと、冬の寒さにまいって
病気がちだとします。

その様子を、他山の石として、
見ていたら、
お互い協力したら?
と言うでしょう、

それはつまり私たちの社会が
今そうなっていると。


なんだか分からないが、
止めることのできない、
意味のないこと、
で溢れてしまっています。

でも本当は人間って
切り替えも出来ます。

ダイソーは次から次へと
新しいアイディアをぶち込むし、

消費文明に利点があるとすれば
そこなのですが、

社会に対して影響は案外低いのです。


人間関係がアップデート出来るというのは
嘘です。

ソーシャルネットワークなど 実在しません。



少し話を広げて、今回は終わります。
(一応ずっと続き物です)

ソーシャルネットワークって
なんだろうで次回はいきます。

前回から積み残したテーマである。
困った時に頼りにならないサービスばなりなのは
どうしてか?

そこも踏まえていきます。

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