生活にはファンタジーが必要だ
朝6時前に起床し日の出とともに散歩
帰宅後はしっかり朝食を食べる。
昼食は彩りよく手作り弁当
夕食は一汁三菜、季節の果物を——
そんな生活とおさらばして1カ月。
無理だそんな健康的な生活。
日の出時刻が6時48分なのに6時前に起きられるわけがないだろ。
と言うわけで
ぎり間に合う8時に起床し
昼食用の野菜スープ(普通にお味噌汁)をこしらえる。
あとは冷凍ご飯をレンチンし、そのまま風呂敷で包みデザートにみかんを一個。平日ランチの完成だ。
先週のとある朝もそんなふうにバタバタ支度して、ああ今日まだ水曜じゃん、あと2日もあるじゃんとブツクサ言いながら国道をぶっ跳ばしていたのだが(制限速度遵守)
駐車場に到着しスマホで日付を確認すると
なんとその日は金曜だった。
水曜が一瞬で華金にメイクアップ。
仕事は捗った。
常日頃現実100%を生きないよう
この世界の向こう側や宇宙、古代遺跡に思いを馳せながら過ごしている。
これは小説を読んだり映画を観たりゲームするのと同じくらい私にとってはファンタジーで、これがないと金曜を水曜と間違えるくらいズブズブ現実に沈んでしまう。
面白い小説や映画を観終わったあとみたいな
こっちが現実か、いやあっちが現実なんだろうかと彷徨う感覚で現実を生きていたい。
生活にはファンタジーが必要だ。
明日が華金にメイクアップしますようにと願いながら過ごす日曜の夜。
おやすみ。