【子連れ欧州旅行記録】イタリア3-4日目トラブル発生事件簿
2024.05
5泊6日のイタリア旅、カプリ&アマルフィ編。
初めてのトラブルに遭遇してしまい、大変だったので記録。
トラブル① ロスバゲ
カプリ島に行くため、ヴェネツィアから飛行機でナポリに移動。
ナポリで1泊し翌朝フェリーでカプリ島へ行く計画。
私たちは預入荷物が一つ。
夜ナポリ空港に着き、その荷物を待つ…が、
待てども待てども自分たちの荷物は来ない。
他の乗客はみんな受け取って行ってしまった。
海外旅行経験は多い方の私でも,、ロスバゲの経験はなく絶対に受け取れると思っていたのだが、結局最後まで荷物はこなかった。
ロスバゲ決定・・・
まだ信じたくなくて、カウンターへ行って荷物がどこにあるか確認してもらうことに。次の便とか、翌日の便とかで来ないかなと期待。
空港の対応
ここからイタリアが嫌いになり始める。
彼らにとってロスバゲなんて日常茶飯事で、実際に大量のスーツケースがカウンター裏にたくさん溜まっていた。
担当者に状況説明しても「はいはい。ちょっと待ってー」くらいで、「今の時点ではどこにあるのかもわからない。わかったら連絡するわー」で終わった。
「いや調べてよもっと!明日にはナポリにいないのよ」と粘っても状況は変わらず、とりあえず今日の宿に・・。
なんせ私たち、こんな経験がなかったので
着替えや日用品はすべて預け荷物に入れていた。
到着が夜遅かったので空いているお店もなく、何もできずに寝るしかない..。宿のオーナーが同情してくれて「明日の朝なにか持ってくるよ」と言ってくれたけど、翌朝早いフェリーを予約していたのでその好意を受け取れず。
トラブル② フェリー欠航
旅程の移動手段はすべて事前に予約していたため、
荷物はなくとも旅行は決行。
私は化粧も落とせず、前日からのヨレヨレの顔のまま😢
テンションは上がらないけれど、フェリーでカプリ島へ。
とりあえずカプリ島では観光より先に日用品調達へ。
島で唯一のスーパーで、オムツ・歯磨き・洗顔などを購入。
小さなスーパーだったけど大体揃ったのでまだラッキーだったと思う。
カプリ島は半日滞在し、フェリーでアマルフィに向かう予定。
が、ここでアマルフィ行きのフェリー欠航の連絡が…。
私たちはこの日にアマルフィに宿泊予定だったので行けないと困る…….
フェリー会社の対応
まずはフェリー会社に連絡。
・ほかにアマルフィに行く手段はないか
・今日アマルフィに行けなかった場合、宿泊代の保証をしてほしい
の2点を伝えた。
フェリーはSorrentoまでは出る、そこからはバスでアマルフィに行けるとのこと。まあわかった。
では保証は?と言ったところ、電話を切られた。
掛けなおしても出ない!!!!
キレる私をなだめるのはいつも夫。
今回も「とりあえずSorrento行こう」と気を持ち直してくれ
フェリーでSorrentoまで向かう。
予定通りアマルフィ着!!
Sorrentoまで着いたら、なんか気持ちが吹っ切れてきた。
予定になかったSorrentoに寄れたわ、ってなってランチまで食べた(笑)
ちなみにこのレストランは、学生時代来たとこと同じとこ!
(その時はカプリとソレントに来た)
当時と同じボンゴレを頼んだ♡
それから、街を見ながらバス乗り場まで。
私たちと同じ状況の人がいたからなのか、バス待ちの人が大行列。
待ってれば来るとのことだったので30~40分くらい待つ。
私たちは無事席を確保できたけど、満席&立ってる人もいた。
そして、このバス、断崖絶壁の細いくねくね道を2時間走る。
酔い止め必須だし、細い道なので対向車に知らせるために常にクラクション鳴らしっぱなし!
(でもきれいな景色も見られる)
なかなかな旅。
幸い、私も子供も疲れ切って2時間爆睡できたため
体調不良になることはなかった・・。
アマルフィに無事到着できたので、なんだかんだついているのかもしれない。
電源コードや充電はホテルの人に貸してもらった。
嫌な対応する人もいれば、優しい人もいる😢
荷物と再会
さて、荷物はといえば、
空港からの連絡なんて最初から当てにしていなかったので、ほぼ毎日空港に電話をかけていた。
アマルフィに発つ前に電話したところ、
「まだヴェネツィアの空港にある。明日空港に来てくれればある」
とのこと。ひとまず荷物の所在がわかって安心したけど、受け取れるまでは半信半疑。
アマルフィからは一度ナポリに戻りローマへ行く予定だったので、
空港に寄ることに。
当日の朝も念のため電話したが、イタリア人てやり取りがややこしくなると電話を切る癖があるのか、またここでも途中で電話を切られた。
私もネイティブじゃないし通じづらいとこあるけどさ、お互い様じゃない!頑張ってよ!ってまた怒れてきた。
空港に行くと、ロスバゲ専用の窓口に数人並んでいてちょっと仲間意識でてきた。
その人たちと職員専用のセキュリティゲートから入り、荷物受け取り所まで出る。私が行きに見た、大量のスーツケースの中から自分のもの探して、と言われ「あってくれ」と願いながら探すと、、
あった・・・!!!!!よかった・・・・・!!!!!!!!!
もはや受験合格した時、妊娠がわかった時と同じくらい嬉しかった。
ここで一緒に探していたロスバゲ仲間のマダムと、空港担当者のオジと喜ぶ。
マダムはアメリカ出身で「明日娘の結婚式なの!」と言っていた。
「あなた(私)は日本、あなた(オジ)はイタリア、二人とも2か国語喋れるのね、すごいわ、グローバル!!私は英語しか喋れないのに!」ってめっちゃ明るい人だった。
私だったらそんな大事な予定の時にロスバゲしたらそんな風に明るくいられないと思ってマダムを尊敬した。お互い荷物が見つかったので「おめでとう!」といってお別れした。
トラブル無くしてはなかった出会い。これは良かったと思う。
ヨーロッパ生活を通して、こういう風な時もあまり動じない精神を身に着けたい。
トラブルにおける保障
無事に荷物も見つかり、大幅な予定変更することなくこれたのは不幸中の幸いだったなと思う。
しかし、これによって電車の切符を買いなおしたり、余計な出費がでたのでそれはしっかりと航空会社に請求。
※すべてのレシートを取っておくこと!(証憑として添付する必要あり)
・変更した電車の差額
・日用品購入額
・荷物を受け取るための空港までの交通費
を航空会社のHPからメールで連絡。
期待はしていなかったけどもちろん返事は遅い。
上記すべての金額は無理だったけど、規定の上限金額は返金されました。
次回に活かそう、反省点
トラブルは起こるもの、自分たちは悪くないと思うものの、
起きることを想定せず、できるだけの対策をしていなかった自分たちにも反省点はある。次回からの反省点📝
・空港には余裕をもって到着する
(今回、ちょっとギリギリで到着してしまった)
・荷物に追跡デバイスをつける
(ロスバゲしても、どこにあるかがわかるだけで安心)
・手荷物にも一泊分の準備を入れておく
(歯ブラシ、コンタクト、洗顔、下着、化粧品)
・旅程を詰め込まない
(今回は1日1都市で移動していたのでもろもろの変更が大変)
今後の旅行ではもしものトラブルがあっても、
焦らない・キレない・仕方がない(と思う)
の3つの「ない」を心がけようと思います。
いや、もう2度とこんなことしたくない。
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