ピアノが好きだ

家の近くに貸しスタジオを見つけたので、最近ピアノを弾いている。 先ず身体を伸ばす。ストレッチをする。その場で軽くジャンプする。力を抜く。次は指の体操だ。メトロノームに合わせてハノンで指を動かす。それからソナタやソナチネの練習曲を弾く。最後にバッハを弾く。 昔はベートーベンが好きだったけど、今はバッハに何となく惹かれる。手首や腕に力が入る。柔らかくしなやかに手首を動かしたい。身体を揺らす。呼吸の音と合わせる。バッハに飽きると即興を弾く。気持ちが音に現れる。面白い。 主よ人

妊娠中に女性用風俗を利用した。そこに至った理由や、事前にしたこと、その後の身体のことなど。

恥ずかしいし、全く誇れることでもない。ただ、書きたい。以下の順序で書きます。 ①　利用の決断に至った理由 ②　利用前にしたこと ③　相手はどう捉えたか ④　利用後の身体の状態 利用の決断に至った理由 利用の理由は単純で、エッチなことがしたいサイクルに入ったから。本当にそれだけだ。大体2ヶ月に一度くらいのサイクルだ。その前はセルフプレジャーで満足できる。でも2ヶ月経つと、いちゃいちゃしたいな、ってなるのだ。妊娠したら変わるかなと思っていたけど、変化はなく、身体は通常運転だ

欲しいのは性的パートナーではない

性風俗に行った。やっぱり私にとって性は大事なことで、手放せなかった。男の人といる親密な時間にしか生み出せない何かがあるし、その何かかが好きだ。私にはエッチな人でいる時間が必要なのだと思う。欲しいのは性的パートナーではない。生活に浸食してこない、その時間の中で真空パックされている何かを求めていたのだ。それは誰かにとってのディズニーランドで、ファンタジー小説で、推し活なのだと思う。

現実に落とし込むこと

私は感性の人間だ。直感的に今やるべきことや目指すべきところは分かる。ただそれは一人ではできない。上の承認もいるし、クライントの合意も必要だし、実務を担当するメンバーへの落とし込みも必要だ。そのためにはビジョンを可視化するための、ロジック作り・数字合わせ・実務プロセスの構築や計画作りが必要。そして私はそれが下手だ！ビジネスパーソンとして致命的！ とは言えやらないと物事は進まない。おそらく普通の人の倍くらいの時間をかけて現実への落とし込みをやっている。やりたいことを数字やロジッ

心の支えにしているもの。「コンサートの日は、アンタのままの、アンタでおいでよね」

みんなそれぞれ心の支えにしているものがあると思う。ふとした時に言われた言葉だったり、大切な食器だったり、旅行の思い出だったり。 今日は私の心の支えのひとつを紹介したい。中島みゆきオールナイトニッポン最終回のはがきコーナーだ。たった3分の音声なのに、いつも泣いてしまう。 これを聞くと、しんどかった小さかった頃を思い出す。先生からハサミの刃を向けられて「嘘をついたらこの刃がいくよ」と言われたこと、後ろから鉛筆で刺されたこと、廊下ですれ違った時にくさいと言われたこと、大好きな本

追加で指輪を買うか検討中。お好みはどちからしら？ご意見求むです！

愛を分解すると4つの行為になる。エーリッヒ・フロムの『愛するということ』から

愛するを考えたくなった。なぜなら「愛おしい」という感情が今ひとつ良く分からないからだ。好きだという感情は分かる。でも愛おしい、もしくは愛するが分からない。でも、大丈夫。分かるまで待つ必要はない。感情が分かっても分からなくても、実践すればいい。そうすれば、そのうち、分かるようになる。 ということで、愛と言えばエーリッヒ・フロムだ。大学生の時に初めて読んだ。今も5年に一度くらい読み返している。 愛は技術だとフロムは言う。親切なフロムは具体的に何をすればいいかも教えてくれる。愛

あなたの体はあなたのもの

主治医が父の脳梗塞の原因のひとつを特定した。心房細動だ。 心房細動は不整脈の1つで、心房が細かく動いてけいれんしている状態を指す。父は昔から健康診断の心電図検査で不整脈を指摘されていた。納得のいく診断である。 心房細動を改善するため、主治医からカテーテルアブレーション手術の提案があった。心臓の内部からカテーテルを用いて不整脈の原因となっている部分を焼き切る治療法で、数回すれば95％の人が根治すると言われている。 数ヶ月考えた末、父は手術はしないという選択をした。驚いた。

自分への手紙

去年の今頃、自分への手紙を書いたことをふと思い出し、今年も書くことにした。 歩へ こんにちは。元気ですか。去年、手紙を出してから1年が経ちました。去年は六本木のけやき坂のベンチで書きました。秋晴れがきれいで、空が高かった。今日は雨です。自宅から手紙を書いています。 さて、歩さん。私、妊娠4ヶ月になりました。体調の変化がなく実感がないです。歩さん、聞いてください。私、妊婦の人が書いている文章を時々読みます。そして時々不安になります。他の人に比べて、命に対してかわいい愛おし

ホーチミン旅行の裏側

ホーチミンに行く5日前。帰国の翌日に国内出張が入った。このタイミング！？とクライアントに掛け合ったが、諸々の事情で日程変更はできなかった。 二つの点が気になっていた。一つは、妊娠9週目であり、今ひとつ自分の体の状態が良く理解できないこと。二つ目はホーチミンに行く飛行機のキャリアがLCCであること。LCCで5時間以上のフライトを乗るのは初めてで、どこまで体が負担を感じるか分からない。　 とは言え、ホーチミン旅行は行くと決めていた。さて、どうしよう。考えた。 行きは大丈夫だ

ホーチミンに行った

ホーチミンから先程帰国した。ホーチミンの交通量に驚き、日本人の多さに驚いた。ご飯はタイの方が好みかな。人が優しくて、みんな真面目。ぼったくりがなくてびっくり。そう言えば物乞いも全然いなかったな。

ありがとうの気持ちを込めて

意味がわからない私の欲求を、個性的で素敵だと言ってくれた人がいた。 そのおかげで、欲求は肥大化することなく、矮小化することなく、ただそのままでいることができた。この欲求を責めたり無視したら、欲求は形を変えてどこかで（より強くより嫌な形で）噴き出していただろう。欲求は時間をかけて、形を変えたり、薄れていったりする。欲求が自然な形に収まるまで静かに見守ることにした。 その人にお礼を言いたい。欲求を見てくれて、ありがとう。声をかけてくれてありがとう。個性と言ってくれて、ありがと