仲間から気付かされたこと(後編)
話を聴くのがめちゃめちゃ上手な仲間くん(以下、ナカマくん)とは、すごく親しいわけでもなく、適度な距離がある、そこがかえって都合がよかった。
ナカマくんに今の私の中の状態について話してみた。
ナカマくんは、フムフムと一通り聞いた上で、改めてSNSを進められた。
今度は私の知識披露の場としてではなく、私自身の整頓のために。
帰宅後、思い出したことがある。
以前、大切な人の死というつらい経験をしたときに私がやったこと。
それは、思い出を思い出せるだけありったけ、日記に書き綴ることだった。
その人を忘れないために。
そうしながらいつしか気づいたことがある。これは心の整理に役立っている、と。
書くことは、心の整理につながる。
それから数年後、たまたま読んだ記事で、日記を書くことを精神科医が推奨しているということを知った。