【NZD】利下げはいいのですが、著名経済学者がRBNZの予測能力に疑問符!不信感爆発! 24/8/14
Yan氏で~す。
インパクト!!!
最初にまた新しいフォロワーさんが一人増えました。フォローして頂きありがとうございます。オセアニア地域が多めですが、通貨、日本株、債券、商品といろいろと投機しています。なるべく深堀を心掛けています。
今回は愚痴ですが(笑)お許しください
そんな訳で今後共によろしくお願いいたします
では最初にダイジェストです
NZ中銀の政策金利発表と声明のポイント
利下げ決定: 政策金利を0.25%引き下げ、4年ぶりの利下げとなった。
利下げの理由: インフレ抑制の進展、経済活動の減速、労働市場の緩和、金融システムの安定性を考慮。
今後の見通し: インフレ期待や価格設定行動次第でさらなる緩和の可能性を示唆。
リスク要因: 国内インフレの持続性、世界経済の減速、地政学的リスクなどを警戒。
著名経済学者の批判: 今回の利下げ決定に対し、著名な経済学者からRBNZの予測能力やコミュニケーション不足に対する批判が殺到しています。
市場の反応: どうやらNZ国内では利下げが優勢だったようです。NZドルは下落しましたが、明日の朝に注意です
個人的な見解: RBNZの決定は不透明すぎたので何もしませんでした。専門家の批判に大いに同意します。秋のアノマリーでのNZドルの割安感や今後の経済指標に注目し反転ポイントを探します。
で今回はトレードをしていません。
不確実性がひどくて(笑)
ここからが本文です
今日もなんと仕事でした(忙しいので)
さてと、ニュージーランド政策金地がなんと、利下げしましたね
どうしてもできないのでは、ボードメンバーのコミュニケーション不足で、その業務遂行力でさえ疑ってしまいました。
いろいろと、文句をRBNZメンバーに言いたいのですがそんなことができる訳ない。 意見を言いたいのですが、内容を見てみましょう
政策金利声明からです
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、2024年8月の金融政策委員会において、政策金利(OCR)を5.50%から5.25%に0.25%引き下げることを決定しました。
主な理由
インフレ抑制の進展: ニュージーランドの消費者物価上昇率は目標範囲(1~3%)に戻りつつあり、インフレ期待も低下しています。
経済活動の減速: 高頻度指標は国内経済活動の弱体化を示しており、生産ギャップはマイナスに拡大しています。
労働市場の緩和: 雇用の伸びが鈍化し、純移民数も減少しています。
金融システムの安定性: 金融システムは堅調であり、インフレ目標達成と金融システム安定性の維持の間には重大なトレードオフはないと判断されました。
今後の見通し
さらなる緩和の可能性: RBNZは、価格設定行動が低インフレ環境に適応し、インフレ期待が目標の中間値にしっかりと固定されているかどうかに応じて、さらなる金融緩和を行う可能性を示唆しています。
リスク要因: 国内インフレの持続性、世界経済の減速、地政学的リスクなどが今後のインフレ見通しに対するリスク要因として挙げられています。
市場への影響
今回の利下げ決定は、市場の一部ではすでに織り込まれていましたが、それでもNZドルは下落する可能性があります。今後のRBNZの声明や経済指標によっては、さらなる利下げ観測が高まり、NZドル安が進む可能性もあります。
次にカンファレンスです
https://www.rbnz.govt.nz/news-and-events/events/2024/august/monetary-policy-statement
RBNZチャンネルの方が解りやすいので
40分以下で終わってすっきりとしています。
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)記者会見要約
主要ポイント
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、政策金利(OCR)を5.50%から5.25%に0.25%引き下げることを決定しました。これは4年以上ぶりの利下げとなります。
この決定は、経済の余剰生産能力の増加と価格設定行動の変化により、インフレが持続的に抑制されるとの確信が高まったことを受けて行われました。
RBNZは、現在の経済状況は減速傾向にあるものの、2025年と2026年には約3%の成長率に戻ると予測しています。
委員会は0.5%の利下げも検討しましたが、今回はより慎重な0.25%の利下げを選択しました。
今後の追加緩和のペースは、価格設定行動が低インフレ環境に適応し、インフレ期待が2%目標付近で安定しているかどうかに左右されるとRBNZは強調しています。
RBNZは、政治家などからの圧力はないとし、金融政策の独立性を強調しました。
インフレ率の低下は、金融政策の引き締めと財政引き締めによるものであり、政府の行動によるものではないとRBNZは考えています。
RBNZは、インフレが目標範囲に戻り、そこに留まると確信していますが、上振れリスクと下振れリスクの両方を注視しています。
卸売電力価格の高騰や発電所の閉鎖がインフレと生産に与える影響についても、RBNZは懸念を示しています。
RBNZは、経済が徐々に回復し、中立的な状態に戻ると予想しており、名目金利も将来的には低下すると見込んでいます。
現時点ではマイナス金利は検討されていません。
RBNZは、一部の家計や企業が金融ストレスを抱えていることを認識していますが、金融システムは強固であると評価しています。
RBNZは、政策決定における透明性とコミュニケーションの重要性を強調しています。
RBNZは、金融政策チャレンジなどを通じて、金融政策への理解を深め、中央銀行でのキャリアに関心を持つ若者を増やすための取り組みを行っています。
全体的なトーン
RBNZは、インフレ抑制と経済見通しについて慎重ながらも楽観的な姿勢を示しています。リスクや不確実性を認識しつつも、現在の政策が有効であり、インフレは目標範囲内に収束すると確信しています。RBNZは、物価安定と持続可能な経済成長を維持することに引き続き注力し、データに基づいて政策を柔軟に調整していく構えです。
って感じで 思いっきり ハト です
これは売られますが、いまさらエントリーする気も起きません!
最後の方にブラックジョークのつもりなんだか知りませんが
不確実性って言っています。個人的には笑ってしまいましたがね(爆
次に金融政策文書です
PDFですね
こんな感じでした
要約
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、2024年8月の金融政策声明において、政策金利(OCR)を5.25%に引き下げることを決定しました。これは4年ぶりの利下げとなります。この決定は、経済の減速とインフレの低下傾向を受け、金融政策の引き締めを緩和する必要性が高まったことを反映しています。
主なポイント
インフレの低下: ニュージーランドの年間消費者物価上昇率は、RBNZの目標範囲である1~3%に近づいています。これは、調査されたインフレ期待、企業の価格設定行動、主要なインフレ指標などが低く安定していることを示しています。
経済の減速: 経済成長は依然としてトレンド以下であり、インフレは先進国全体で低下しています。一部の中央銀行は、政策金利の引き下げを開始しています。
輸入インフレの低下: ニュージーランドへの輸入インフレは、パンデミック前のレベルに近い水準まで低下しています。
サービスインフレの低下: サービスインフレは依然として高水準ですが、国内外で過剰な経済能力の増加に伴い、今後も低下していくと予想されます。
金融緩和の継続: RBNZは、経済指標次第でさらなる金融緩和を行う可能性を示唆しています。
政策目標: RBNZは、物価安定と持続可能な経済成長を維持することに注力しています。
その他の詳細
図表: レポートには、ニュージーランドの経済状況を示す図表が多数含まれています。
統計表: レポートには、ニュージーランドの経済指標に関する統計表が付録として掲載されています。
リンク: レポートには、RBNZのウェブサイトへのリンクが記載されています。
結論
RBNZは、インフレ抑制と経済成長の両立を目指して、金融政策を柔軟に調整していく姿勢を示しています。
いずれにしても政府系の説明はおなじようですね
では国内ではどうだったのでしょうか?
RNZではどんな記事になったかというと
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、4年ぶりとなる政策金利の0.25%引き下げを発表しました。これは、インフレ率が目標範囲に戻りつつあり、経済活動が減速していることを受けた措置です。RBNZは、今後もインフレ抑制に注力しながら、経済指標に応じてさらなる利下げを検討する姿勢を示しています。市場は今回の利下げを概ね予想していましたが、一部では据え置きを見込む声もありました。この決定を受けて、NZドルは下落し、KiwibankやASBなどの銀行は住宅ローン金利を引き下げました。エコノミストは、RBNZが今後も段階的な利下げを継続し、経済状況に応じて中立的な金利水準への復帰を早める可能性があると予測しています。
言っている事が逆になっていますね。多分ですが、NZ国内では利下げが望む声が多かったのですが、外国の人はデーター偏重で、据え置きって思い込んでいたのですね。
次にこれです。私も同じ気持ちですが・・・
RNZ 8/14 現地17時
会見後の記事ですが、5月のフォワードガイダンスが間違っていたのではと会見中にこのことを質問した記者がいましたが、うまく逃げ切っていました。ちょっと変な感じがしていたのですがはやり多くの方がそう思うようです。
内容は
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を25ベーシスポイント引き下げたことで、市場ではRBNZの予測能力やコミュニケーションに対する信頼性が疑問視されています。
RBNZは5月の予測では利下げを否定していたにもかかわらず、今回利下げに踏み切ったため、インフォメトリクスのブラッド・オルセンCEOは、RBNZが「完全に間違っていた」と批判しています。
オルセン氏は、RBNZが経済状況の変化について十分に説明していないと指摘し、このような政策変更は中央銀行の信頼性を損なうと懸念しています。
一方、ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は、RBNZは状況の変化に対応した柔軟な姿勢を示したと評価しています。しかし、最近の経済指標は弱かったものの、期間が限られていたため、さらなるデータ収集が必要だった可能性も指摘しています。
今回の利下げは、インフレ抑制が進展していることや経済活動の減速を反映したものですが、RBNZの予測能力やコミュニケーションの改善を求める声も上がっています。
とまとめると優しい感じですが、地元では大変に不満が出ているのではないかと思います。明らかにおかしいですね。ぜひ原文を訳して読んで見てください。
次にこの記事です
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を引き下げたことを受け、政府はインフレ抑制の成果と経済回復の兆しを強調しています。
首相と財務大臣は、政府の政策がインフレ抑制に貢献し、今回の利下げにつながったと主張。
経済の困難は前政権の責任とし、現政府の政策が物価安定に寄与したと強調。
景気回復の兆しは「まだ早いとはいえ、心強い」と評価。
一方、野党からは批判の声も上がっています。
労働党は、経済成長の鈍化や失業率の上昇を懸念し、減税政策がインフレを助長する可能性を指摘。
緑の党は、政府の政策が貧困を拡大させていると批判し、RBNZの金融政策だけでは経済の不平等を解決できないと主張。
全体として、今回の利下げは政府にとってポジティブなニュースですが、経済の不確実性や野党からの批判もあり、今後の政策運営は引き続き慎重に進める必要があるでしょう。
与党の労働党は満足のようです。そりゃそうです。財務大臣がチクりと文句を言っていたのですから、有料記事でしか見れない内容なので、発見が遅くなりましたので、今まで解りませんでしたが、今後はこちらの方もタイトルだけでも見ていきます。今回は、NZヘラルドも見ていればって感じでした
では、今回はトレードをしたのかというと
していません。
全くする気がありませんでした。あれだけ調べてきたのですが、
前回の記事でも書いたとおりに
RBNZのコミュニケーション不足。それはメンバーがエコノミスト主導ではないかという疑惑。国内の疲弊より5月に出したフォワードガイダンス主導になるのではないかと(実際に国内から批判です)ガイダンスを無視した利下げになります。なんらかのメッセージを出していれば、また違った展開になっていたのではないかと。AUDNZDが爆上りしているので、織り込みがされていない証拠です。これももしトレードするならで予測していましたが、決め手に欠けました。
そうです。解らない時は何もしないが正解です
後は、欧米のトレーダーの狡猾さですね。先週の金曜と今週の月に逃げているのではないかと思います。
繰り返しますが、
5月のフォワードガイダンスが余計でした
それと、RBNZのコミュニケーションがないのが不満
この2つです。
でも、良かったです。ニュージーランド国内の有名な経済学者でさえ、今回の政策金利決定会合には大分というかかなりのお怒りなんですから、それだけでも一致したのであれば、調べてきて間違っていない証明だと考えるようにします。
ニュージーランド国内の記事。それもまぁまぁな読者があるサイトで、不満記事がでるのもびっくりですがね(笑)
そのオア総裁はなんと明日の朝にも要人発言があるようです。
2024年8月15日木曜日
メディアインタビュー
エイドリアン・オール知事は、以下のメディアインタビューに応じます。
ラジオNZモーニングレポート:午前6時から午前9時まで
ニューストークZB:午前7時30分~午前8時
ブルームバーグTV デイブレイク アジア: 午前11時10分~午前11時20分 (NZT)
これはなにか起こるかも(笑)
それと食品価格指数の経済指標も。
もしかしたら、今日あまりにも売られているので、タカ派フォロー発言がくるかもしれないですね。
なんだかな。疲れました
そんな感じです
あとがき
まったく、他の事が一気にやる気がなくなりました。
今日が仕事ってのも気に食わないの。まぁ逆にいえばそれで気がまぎれたのもあるのですがね(笑)。何事も前向きに考えます。
ところで、今日はこのあと、ユーちぇるさんのCPIライブです。
CPIも見ているだけにします。もし悪い結果なら明日の小売りを狙います!
そうです、PPI、CPIが悪い結果なら、ドル安ポジは溜っていると考えた逆張り理論ですね
次のターゲットへ!
以上です
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