NZ経済、岐路に立つ!RBNZ利下げのタイミングは?市場は年内利下げ観測が出てもおかしくない状況では! 24/7/6
Yan氏で~す。
インパクト!!!
7/3の記事を書いている間にまたフォロワーが増えていました
フォローして頂きありがとうございます
そして、昨日のユーちぇる雇用統計ライブの後にもフォロワーが増えました
こちらもフォローして頂きありがとうございます
斜め上の分析を考えているのですが
斜め上過ぎて、めちゃくちゃな回もあるかもしれません
そんなときは、温かい目で見て頂ければ幸いです
今後共によろしくお願いいたします
7/4は米国の休日
独立記念日ですね。
インデペンデンスデイってやつですね
その日はさすがに私も何もしませんでした(笑)
で昨日は7/5金曜日
雇用統計があるので、帰宅がぎりぎりで時間がなく何もできずに終わりました
まぁいろいろとデーターが取れたので、次週の木曜日のCPIを終えてからデーターを見て。PPIか小売りでアタックを仕掛ける計画です
ドルはいずれ書きます。そして、宿敵(?)のラッセル2000(笑)
ショートが出来る日が来るの待っています。
これが難しい。利下げなら上がるし、かと言ってもこの金利でだめな企業も出てきているし、方向感がないラッセル。景気後退時期が見定める時期までは何もできない。「ラッセル売りて~」って叫ぶ日々が続きます(笑)
すいません。雑談が長くて
本題に入る前に、今回は異常に長いので要点だけ先に書いておきます
詳しく見たいマニアな方はまとめの後にお進みください(笑)
今回はニュージーランド政策金利です
経済指標は軒並み悪化、利上げは困難
ニュージーランド経済は、GDP成長率の鈍化、企業・消費者信頼感の低下、住宅市場の冷え込みなど、多くの指標が悪化しており、更なる利上げは困難な状況だと思います。
インフレ鈍化も利下げには慎重
食品価格指数がマイナス圏に転落するなど、インフレ鈍化の兆しが見られるものの、RBNZはインフレ抑制を最優先課題としており、利下げには慎重な姿勢を崩していません。
市場は年内利下げ観測が出てもおかしくない状況、専門家はさらなる景気悪化を懸念
専門家は景気後退への懸念を強めています。RBNZは難しい舵取りを迫られており、7月10日の政策金利発表では、据え置きを決定する可能性が高いと予想されます。それはまだインフレデーターが落ちないからです。政策金利の後にCPIがあるのですが予測は出来ているはずで。ここでタカならCPIは下がっていないことを意味します。
声明文はハト派寄りか?
声明文では、CPIの予測が出来ているならインフレ鈍化の兆しを評価しつつも、今後のインフレ動向を注視し、必要に応じて追加的な金融引き締めを行う用意があることを表明する可能性があります。また、景気減速の兆候を認識し、景気安定にも配慮する姿勢を示すことも予想されます。
NZドルは、高金利政策に支えられていますが、景気減速懸念から下落圧力も強まっています。
結論
私は売り目線です。相対する通貨はこれから考えますが、ポンドかユーロを考えています
ここからは本文です。マニアな方だけおすすみください(笑)
次週7月10日のNZD政策金利になります
前回は会見がないと思っていたのですが、今回こそ無いようです
インベストドットコムに会見が書かれていないので(多分)
前回の5月22日を予想した記事です
この時はハトになると踏んでショート戦略でした
が当日はロングをしています。
そして最後は無理矢理nzdを売って公約を守りました(笑)
いささか強引にNZDを売ったのを覚えています
平たくいえば、予想を外して、当日はごり押しで買ったり売ったりして帳尻を合わせましたね(笑)
上の二つをまとめて、政策金利会見をまとめた記事がこちらです
この記事の中で私が書いた文書ですが
内容は、据え置き理由を読んで、?ってになる方が多いと思います
これらの原因は普通は利下げ要因ですがニュージーランドは別の意味を持ちます。
利上げを考えている中央銀行だというスタンスなので、世界的な抑制は利上げはしないで済んだという解説になります
このあたり事情が解らないと、勘違いしそうですので理解してください
これが前提でものごとを考えないといけないのがこの時のニュージーランドの状況でした
さぁ、あれから約1か月半!どんなに変わっているでしょうか
5/22政策金利翌日の小売りからです
ニュージーランド統計局 5/23
3月での第一四半期は絶好超だったらしいです。
記事からの抜粋ですが
食品・飲料サービス – 3.4%増(1億3,300万ドル)
金物、建築、園芸用品 – 2.6%減(7,100万ドル)
スーパーマーケットと食料品店 – 0.8%増(5,400万ドル)
宿泊施設 – 4.0%増(5,300万ドル)
衣料品、履物、個人用アクセサリー – 3.6%(4,500万ドル)増加。
で金物建築園芸が落ち込んだようです。
この日のNZDは当然に買われています
5/24 貿易収支
輸出入は減少ですが、黒字を保っています
2024年4月と2023年4月の比較:
物品輸出は1億7400万ドル(2.6%)減少し、64億ドルとなった。
物品輸入は4,400万ドル(0.7%)減少し、63億ドルとなった。
月間の貿易収支は9,100万ドルの黒字となった。
となります。記事から抜粋でグラフです
月次での比較ですが、一応は右肩上がりですが、昨年がピークにだとも取れそうです
乳製品の減少が気になりますね。詳しくは内容を見てください
で、これが重要なので抜粋です
国別の月間輸出動向トップ
2024年4月の主要輸出相手国(年間総商品輸出額順)の月次動向は、2023年4月と比較すると次のとおりです。
中国:総輸出額は2億600万ドル(11%)減少した。
最も大きな増加は果物で8200万ドル増、牛乳、シリアル、小麦粉、澱粉の調製品で2600万ドル増、羊毛で1200万ドル増だった。
最も大きな落ち込みがあったのは、肉類と食用内臓肉で1億2,500万ドルの減少、粉乳、バター、チーズで6,900万ドルの減少、丸太、木材、木製品で6,300万ドルの減少だった。
オーストラリア:総輸出額は1,700万ドル(2.4%)減少した。
最も増加したのは貴金属、宝石、コインで1,400万ドル増、その他食料品で1,200万ドル増だった。
最も落ち込んだのは粉ミルク、バター、チーズで、2,100万ドルの減少となった。
米国:総輸出額は3,500万ドル(4.9%)増加した。
最も増加額が大きかったのは、肉および食用内臓肉で4,100万ドル増、粉乳、バター、チーズで2,000万ドル増、光学機器、医療機器、計測機器で1,300万ドル増だった。
最も大きな減少は動物性または植物性の油脂で、3,000万ドルの減少となった。
EU:総輸出額は6,200万ドル(13%)増加した。
最も増加したのは果物で、9,000万ドルの増加となった。
最も大きな落ち込みがあったのは、肉と食用内臓で1,600万ドル、野菜で1,400万ドルの減少だった。
日本:総輸出額は9,100万ドル(26%)増加した。
最も大きな増加は果物で7,200万ドル増、肉と食用内臓で2,600万ドル増だった。
最も大きな落ち込みは丸太、木材、木製品で、1,600万ドルの減少となった。
中国とオーストラリアが減少しても、アメリカ、ユーロ、日本が増です
中国は肉を変えていないのはなぜ?。それでも4月はニュージーランドは貿易黒字を残しましたね。しかし中国依存がヤバいです
日本も材木が減。住宅産業に危機が迫っているのか?こんなところでネタを見つけました
という感じで、貿易は以上です
次です
5/29 ニュージーランド ANZ企業景況感指数
記事の中のこのコメント
「製造業は今月、意外にもかなり活況だったが、景気減速が広がる中、サービス業は冷え込みを感じている」
印象的です
5/30 住宅許可4月分
この結果は緩やかな現象です
それよりもこの日予算案がありました
5/30 5/31になります
ニュージーランド 財務省
これでは解りません。解りやすい記事がありましたのでこちら
お馴染み RNZ 6/1
注目はこちらの予算案です
移民料金や課税の増加、および外国語を母国語としない人のための英語プログラムなどへの資金削減により4億5,680万ドル(4年間):移民政策の変更は、海外からの労働力や投資の流れに影響を与え、間接的に為替レートに影響する可能性があります。
国際成長基金とニュージーランド貿易企業庁による3,550万ドルの節約(4年間):貿易促進活動の削減は、輸出入に影響を与え、為替レートに影響する可能性があります。
暗号資産報告フレームワークにより3,320万ドル(4年間)が増税につながる:暗号資産への課税は、投資家の行動に影響を与え、間接的に為替レートに影響する可能性があります。
国際開発協力プログラムへの「優先度の低い」資金削減により3,050万ドル(4年間):国際協力の削減は、相手国の経済状況に影響を与え、間接的に為替レートに影響する可能性があります。
国際開発協力プログラムへの資金削減により290万ドル(4年間)削減:上記と同様です。
14~64歳の処方箋料金5ドルの復活により1億1,610万ドル(4年間)の節約:医療費の変更は、国民の消費行動に影響を与え、間接的に為替レートに影響する可能性があります。
って感じです。
意外と解りやすい政府ですね
五月はここまです
6月になります
まずは前半
6/5 牛乳関係の指標は7月3日にあるのでそちらでまとめます
6/6 こちらも7月3日にあるのでそちらでまとめます
6/7 製造業売上前期比ですがこれは正確にいえば
企業財務データらしいですね
ニュージーランド統計局
肯定的な側面:
全体的な売上高の増加: すべての産業の売上高は前年同期比で1.3%増加し、経済活動の成長を示しています。
営業利益の増加: 営業利益は6.0%増加しており、企業の収益性改善を示しています。
一部の産業における力強い成長: 運輸、郵便、倉庫業や医療・社会扶助などのいくつかの産業は、売上高が大幅に増加しています。
否定的な側面:
製造業の低迷: 製造業の売上高は減少傾向にあり、特に完成品在庫が減少していることは懸念材料です。
建設業の低迷: 建設業の売上高も大幅に減少しており、この部門の活動が鈍化していることを示しています。
一部の産業における売上高の減少: 情報メディア・通信、芸術・レクリエーション・その他のサービスなど、一部の産業では売上高が減少しています。
結論:
全体として、このデータは、経済のいくつかの部分で成長が見られる一方で、他の部分では課題が残っていることを示唆しています。特に製造業と建設業の低迷は懸念材料であり、今後の経済動向を注意深く監視する必要があります。
なんか来ましたね。小さな指標ですが、下り坂なイメージです
続けます
6/12 人の出入りに関するデーターです
2024年4月までの1年間のニュージーランドの国際移住統計は、移民の到着数が229,100人、移民の出国数が130,600人で、純移民増加数は98,500人となりました。
主なポイント:
年間純移民増加数: 2024年4月までの1年間で98,500人増加し、その内訳はニュージーランド国籍以外の人の純増加数154,900人とニュージーランド国籍の純減少数56,500人でした。
移民到着数: インド、フィリピン、中国からの移民が最も多く、年間の到着数は2023年10月までの1年間でピークを迎えました。
移民出国数: ニュージーランド国民の出国が最も多く、2024年4月には年間記録上最多となりました。
オーストラリアへの移住: 2023年9月までの1年間で、オーストラリアへの純移民減少数は24,200人でした。
月間純移住者数: 2024年4月は2,200人の増加でした。
その他:
2024年4月の推定値の標準誤差は通常よりも高くなっており、今後の修正の可能性があります。
季節調整済みおよびトレンド系列の公表が再開されました。
暫定的な移住推定値は、16か月後に確定するまで毎月修正されます。
全体として、ニュージーランドは依然として純移民増加を経験していますが、そのペースは鈍化しており、ニュージーランド国民の出国が増加していることが注目されます。
これが、住宅許可とかの減少を示唆していると考えます
時間を少し戻すと住宅関連の記事です
RBZ 6/8
住宅価格に絡んだ記事です。利下げを望んでいる内容です
25年5月から2月になった記事ですね。ウラ覚えですが前にも取り上げたないように近いですね
6月13日 電子カードの指標です
2024年5月のニュージーランドの電子カード取引は、全体として減少傾向にありました。
小売支出は6,900万ドル(1.1%)減少しました。
非小売支出とサービス支出は、5月単体のデータが提供されていないため、変化は不明です。
小売支出の内訳を見ると、以下のようになりました。
自動車(燃料を除く): 950万ドル減少
アパレル: 390万ドル減少
その他: 8,240万ドル減少
特に「その他」のカテゴリーで大幅な減少が見られ、これが小売支出全体の減少に大きく影響しています。
まぁ、買い物を抑えるのは致し方ないです。高金利過ぎるのですね。その割には通貨の価値が微妙なのか、円以外にはやや弱く見えるので輸出業には有意なはずですが、ここでも中国依存の影響かもしれないですね
6/14 製造業購買担当者景気指数
ビジネスnzより
エコノミストコメントは弱きな発言です
「今年これまでのPMIの数値は、製造業GDPの低下と一致している。来週発表される第1四半期のGDP数値には、製造業の縮小が含まれると予想している。最新のPMI指標は、第2四半期も弱く、予想よりもさらに弱くなる可能性があることを示唆している」
ただね。まだ雇用が50.6ってのがすごいと思う
もうひとつのこの日の指標
食品価格指数がマイナス圏へ
しかし、外食が増なのですね。これはオーストラリアと同じで自炊よりも外食か出前が多いのですね。国民性なのか?
この流れでサービスPMIになるのですが
6/17 サービス業PMI
RNZより
ニュージーランドのサービス部門は、2021年8月のロックダウン以来最低レベルに落ち込みました。BNZ-ビジネス・ニュージーランドのサービス業業績指数(PSI)は5月に43.0となり、2008~09年の世界金融危機時よりも大幅に縮小しました。特に小売業が最も弱く、第2四半期の経済成長率の数値に下振れリスクがあると示唆されています。
この日、経済学者が警鐘してます
ニュージーランド経済は、企業利益の急落により、見かけよりも深刻な状況にある可能性がある。企業数は安定しているものの、利益は2017年以来最低水準に落ち込んでいる。これは、移民やその他の要因によるパンデミックの影響が遅れて現れた結果である。
企業は支出を先送りすることで景気後退の影響を吸収してきたが、現在では現金を使い果たしつつある。今後数か月で景気後退が深刻化し、企業倒産が増加する可能性がある。
準備銀行はインフレ抑制を優先しており、利下げが遅れることで経済に不必要な痛みを与える可能性がある。
経済学者のシャムビール・エアクブ氏は、来年には回復すると予想しているが、当面は厳しい状況が続く可能性が高い。
う~ん。来年の2月に利下げを開始して、その年には回復しているという内容ですがこれは厳しいというか回復には楽観的です。確かに回復時の勢いが凄いのも解りますが、国力でいえば、強い方ではないと思えるのですが、それでもよく回しているので立ち回りは日本よりはかなりマシなんでしょう
6/18 消費者信頼感
ウエストパック銀行なのですが、これが大本が見れないのですね
ですが、我らがRNZは記事にしています(笑)
6月の消費者信頼感は、金利緩和への期待が薄れたことで悪化した。ウエストパック・マクダーモット・ミラー信頼感指数は11ポイント下落し、82.2となった。これは、家計が経済状況について悲観的であることを示している。家計は今後の経済状況に対する自信を失っており、高額商品の購入を控える傾向にある。インフレ圧力が高いため、中央銀行による利下げは当面期待できない。
この悲観的な感情は全年齢層に広がっており、特に女性は経済見通しについて悲観的である。
おーい。来ましたね。結構キツイのではないかと思います
6/19 牛乳関連はさて置き
国際収支に焦点を向けます
財政赤字が減少しているのは良いことです
しかし四半期計上収支は赤字で終わります
2024年3月期のニュージーランドの経常収支赤字は73億ドルに拡大しました。これは主に、旅行輸出の減少によるサービス赤字の拡大が原因です。一方、果物、乳製品、丸太、木材製品の輸出増加により、財貨赤字は4億ドル減少しました。
純国際投資負債残高は112億ドル減少し、1,991億ドルとなりました。これは、世界的な株式市場の好調とニュージーランドドルの下落によるものです。2024年3月31日までの年間経常収支赤字は276億ドル(GDPの6.8%)でした。
大きいと思うのですが、このあたりもオージーに比べると鉱物のなさがつらいところです。まぁ国土と人口を考えるとかなり凄いことです
でこの日ですがRBNZ関連者のコメントがロイターに出ます
ロイター 6/19
年末には改善と出ています。つまり25年2月ではないと取ったのは私だけではないと思うのですがね
6/20 GDPですね
さすがにGDPになるとロイターもちゃんと記事にしてくれます
ロイター 6/20
一応、元のデーターです
ニュージーランドの国内総生産(GDP)は、経済のパフォーマンスを示す重要な指標です。しかし、COVID-19パンデミックの影響により、特に家計消費支出や輸出などの特定の項目の季節調整済み推計値の信頼性が低下しています。
特に、旅行サービスの輸出に関するデータソースの違いが、季節パターンに異常な変化をもたらしており、2024年3月四半期の推定値の信頼性に影響を与えています。そのため、当面は、HCEではなく、ニュージーランドの世帯および海外からの訪問者による支出の成長率に注目することが推奨されています。このシリーズはHCEと密接に関連していますが、海外の世帯による支出は除外され、ニュージーランドの訪問者による支出が含まれます。旅行クレジットの見積り方法については現在検討中であり、今後の四半期に変更が生じる可能性があります。(HCE は、この文脈では「家計消費支出)
これなんですがちょっと不思議なんで深堀してみたのですが
ビジネスNZってでレポートがあったのですね
24/6/14
22ページで長いのですが
要約するとこの通りです
BusinessNZのレポートによると、ニュージーランド経済は現在、成長の鈍化、インフレの高止まり、ビジネスと消費者心理の低迷など、多くの課題に直面しています。世界経済は改善の兆しを見せているものの、地政学的な緊張や保護主義的な貿易政策がリスクとして残っています。
国内的には、インフレ抑制のための金融引き締め政策が景気減速をもたらし、企業倒産や失業率の上昇を引き起こしています。住宅市場は、高金利と厳しい融資基準により低迷しており、個人消費も生活費の高騰で抑制されています。一方、明るい兆しもあります。国際的な商品価格の上昇、特に乳製品価格の上昇は、ニュージーランドの輸出業者にとって朗報です。政府は、個人所得税の減税や規制緩和を通じて、経済成長を促進しようとしています。しかし、課題は依然として山積しています。高齢化社会における年金制度の持続可能性、気候変動対策、生産性向上など、長期的な視点での取り組みが必要です。政府は、財政規律を維持しつつ、これらの課題に対処するための政策を慎重に検討する必要があります。
全体として、ニュージーランド経済は、短期的には厳しい状況が続くものの、長期的には回復の可能性を秘めています。政府、企業、個人が協力し、構造改革やイノベーションを推進することで、経済の潜在力を引き出すことが重要です。
やや暗いと言うか、暗い内容で良いかと判断します。それでも前向きなことは書いてありますが、明るい話題はさておき、苦しい現状ではないかと思います
6/24 貿易です5月分。
2024年5月のニュージーランドの輸出総額は72億ドルに達し、月間輸出額としては過去最高を記録しました。これは主に、米国への輸出が2億5500万ドル増加し、10億ドルに達したことが要因です。特に牛肉の輸出が好調で、前年同月比31%増となりました。一方、中国への牛肉輸出は45%減少しました。
2024年5月までの1年間で、米国への総輸出額は88億ドルで、主な輸出品目は牛肉、ワイン、羊肉、天然乳成分、カゼインでした。特にワインは、米国が主要な輸出先となっています。
どうやら、中国ではなくアメリカで輸出を伸ばしているようです
クレジットもやや回復してますが内情は
https://www.rbnz.govt.nz/statistics/series/lending-and-monetary/credit-card-spending
やや下がています
6/26 こんな記事を見つけます
ANZは、住宅ローン金利が大幅に低下すると予想しており、6ヶ月の固定金利が検討に値する可能性があると述べています。ANZは、今年の住宅価格上昇率の予想を3%から1%に引き下げ、来年は4%の上昇を予想しています。これは、不動産協会が発表した5月の売上データが予想を下回ったこと、および売り出し中の物件数が増加していることが要因の一つです。ANZは、政策金利(OCR)の引き下げがこれまで考えていたよりも早く実施されると予想しており、2月に引き下げが開始される可能性があると述べています。ANZは、今後数カ月で卸売金利が低下し、それが住宅ローン金利の大幅な低下につながると予想しています。ただし、見通しにはリスクがないわけではなく、エコノミストや市場はすでに楽観的すぎる利下げ予想を押し下げざるを得なかったと述べています。ANZは来年6月の1年金利が約5.7%になると予想しています。
意外な内容ですね。ここまでの指標を見ていると利下げが前倒しに思えるのですが、まだ2025年2月までは利下げなしの内容。これは現地でしか解らない何かがあるのかもしれないです
6/27 企業景況感
コメントを載せます。原文そのままです
6月の企業信頼感は5ポイント低下して+6となった。予想自社活動は+12で変わらず、過去活動は-18で横ばいであった。価格設定意向は7ポイント低下して35となり、予想価格上昇幅も急落した。コスト予想も低下し、インフレ予想は3.6%から3.5%に緩和した。
見たい人はこちらからどうぞ
この日もやっかいな内容がでます
RNZ 6/27
SEEKの調査によると、ニュージーランドの賃金上昇率は鈍化しているものの、5月までの1年間では4.4%と、依然としてインフレ率を上回っています。最も賃金が上昇した分野はヘルスケア・医療、コンサルティング・戦略、教育・研修で、最も弱いのは運輸、小売、製造業でした。地域別ではカンタベリーが最も高い年間成長率を記録しました。
インフレの根強さが書かれています
ただ、賃金の鈍化は企業が耐えられない証拠ともとれます
以上が6月分です
では7月
7月2日 企業景況感
こちらは、研究所なので読めませんが
ロイターが出しています
ロイター 7/2
最後の文書が注目です
今後1年は金利上昇と不確実性の強まりから国内景気が引き続き減速する可能性を示唆していると分析した
設備も同じところなので割愛
同じ日の住宅許可件数
次回は7/31になります。結構注目です
23%減。
しかし、地元紙ではタイトルがかなり強気な記事がありますが内容は
RNZ 6/29
ニュージーランドの住宅市場は、今年の価格上昇率が鈍化すると予想されていますが、来年には回復する可能性があります。ANZとウエストパック銀行は、住宅ローン金利が低下すると予想しており、6ヶ月の固定金利が検討に値する可能性があると述べています。オークランドでは新築住宅の建設数が人口増加数を上回っており、住宅供給の増加が期待されています。しかし、住宅価格は依然として収入に比べて高いため、住宅購入の「手頃さ」にはまだ課題が残っています。7月1日からブライトラインテストが短縮されることで、売りよりも買いの動きが活発化する可能性があります。しかし、すでに売りに出されている住宅が過剰状態であるため、多くの人が不動産を保持し続ける可能性もあります。消費者信頼感は低下しており、インフレ期待は変動しているものの、引き続き低下傾向にあります。
ここでも、低下予想って考えるようです。ANZはいまいちタカ的なないようが多いのですが、さすがに現状を理解しているのでしょう。オーストラリアに比べて市場が小さいのでちょっと雑にも見えるのは私だけではないと思うのですがね。いかがでしょうか。
この日のロイターですが
ロイター 7/2
まぁ金利が重しと当然の内容です
7/3 この日の指標はあまり相場には影響がなかったようです
ロイター シドニー概況
まずは
ニュージーランド 世界乳製品取引価格指数
月が替わると最新になるページです
10年間推移でみると今はちょっと垂れたと思うのような内容です
続いて
ニュージーランド ANZ商品価格指数 (前月比)
やや改善です。乳製品とは違う内容ですね
ANZ世界商品価格指数は、乳製品、肉類、林業製品の価格が上昇したため、6月に前月比1.5%上昇した。ニュージーランドドル建てでは、NZD貿易加重指数が6月に1.4%上昇したため、同指数は前月比わずか0.3%上昇した。
とのことです。
さぁ前回からの指標データーが揃いました
ここからが深堀です
まずはCPIの振り返りです
四半期ごとなので次回は7月17日です
この結果を中央銀行のオアさんが知っているかですね
予測はしているのでしょ
関連記事です
この二つを見る限りは、利下げは無理であると同時にCPIが改善しないと25年2月の利下げも怪しいと
RNZ 6/20 の記事では書かれています
ただ、見てのとおり、この1か月半の間の経済指標では利上げは不可能だと思います。
6月20日の時点で地元紙が24年年内の利下げはなく25年と書いているのですが、内容が悪いとも思います。
自然に利下げの時期が前倒しになるのではないかと私は思えます
また、気にしていた移民のデーターが見つけられなかったですが、人口増加は11万に増とのことです。横ばいですね
まとめます
ニュージーランド経済は、現在、インフレ抑制と景気減速という二つの大きな課題に直面しています。
インフレ抑制の進展と課題
消費者物価指数 (CPI): 食品価格指数がマイナス圏に入るなど、インフレ鈍化の兆しが見られます。しかし、サービス価格の上昇や根強いインフレ期待は依然として懸念材料です。
RBNZの金融政策: RBNZはインフレ抑制を最優先課題としており、利上げを継続しています。しかし、高金利政策は景気減速を招き、企業収益や消費者信頼感を悪化させています。
景気減速の深刻化
GDP成長率: 1-3月期はプラス成長を維持したものの、成長ペースは鈍化しています。製造業や建設業の低迷が特に深刻です。
企業景況感: 企業信頼感は低下傾向にあり、先行きの不透明感が強まっています。高金利による資金調達コストの上昇や需要の減退が企業活動を圧迫しています。
消費者信頼感: 家計の経済に対する見方は悲観的で、消費活動の抑制につながっています。
今後の見通し
インフレ: RBNZは年末に向けてインフレが改善すると予想していますが、目標達成にはまだ時間がかかる見込みです。
金融政策: RBNZはインフレ抑制を優先するため、利下げには慎重な姿勢を維持するでしょう。
景気: 高金利政策の影響で景気減速は避けられず、企業倒産や失業率の上昇が懸念されます。
投資家の視点
NZドル: 高金利政策はNZドルを支える要因ですが、景気減速懸念から下落圧力も強まっています。今後のRBNZの金融政策や経済指標を注視する必要があります。まぁ毎度のことですが今回のまとめは過去一番に悪い内容です。
株式市場: 景気減速懸念から株式市場は軟調に推移する可能性があります。ただし、輸出関連企業やインバウンド関連企業には好材料も存在します。株式は利下げを待っている。早く借り入れコストの回復を願っているのはどこの国でも同じです
不動産市場: 高金利と厳しい融資基準により住宅市場は低迷しています。しかし、一部の地域では価格上昇の兆しも見られます。これも人気エリアのお話です
よって
7月10日の政策金利発表では、据え置きが濃厚と予想されます。
根拠としては、以下の点が挙げられます。
経済指標の悪化:
GDP成長率の鈍化、製造業・建設業の低迷
企業・消費者信頼感の低下
住宅市場の冷え込み
サービス業PMIの悪化
インフレ鈍化の兆し:
食品価格指数のマイナス圏への転落
賃金上昇の鈍化
これらの指標は、ニュージーランド経済が減速局面にあることを示唆しており、更なる利上げは景気への悪影響が懸念されます。
一方、利下げについては、以下の点が慎重な姿勢につながると考えられます。
根強いインフレ期待:
サービス価格の上昇
労働市場の逼迫
RBNZのスタンス:
インフレ抑制を最優先課題として明言
利下げには慎重な姿勢を示唆
以上の点を踏まえ、RBNZは7月10日の政策金利発表で、政策金利を5.50%に据え置き、インフレ抑制と景気安定のバランスを取る姿勢を示すと予想されます。
声明文の予想
声明文では、以下の点が強調されると考えられます。
インフレ:
インフレ率は依然として高水準であるものの、鈍化の兆しが見られることを評価。
今後のインフレ動向を注視し、必要に応じて追加的な金融引き締めを行う用意があることを表明。
景気:
景気減速の兆候を認識し、今後の経済指標を慎重に分析する姿勢を示す。
金融政策の効果を見極めつつ、景気安定にも配慮する姿勢を示す。
金融政策:
現在の金融政策スタンスが適切であるとの認識を示す。
今後の金融政策は、経済・物価情勢に応じて柔軟に対応する姿勢を示す。
つまり、ハトになると思います。その中でもタカな内容を残すような歯切れの悪い内容ではないかと。そして利下げ予想は年内観測が出るのではないかと
私は売りのチャンスだと思います。
そんな感じです
あとがき
今日はちょっと変わったあとがきです
少なからずも、投資を行っている人は、経済的自由を求めて独立したい方が多いのではないかと思います。
誰だって、そう思うのは普通だし、隠れた才能があるかもしれないかもしれないですからね。
実際には多くの方が夢破れて、本来の職業に戻っていくのですね。
さて、自分はどうなんだろうかと思うと、確かに負けて悩んで、テクニカルを捨てて(?)その他の何かを求めて、たどり着いたのが、ユーちぇるメンバーシップ。そして表動画のライブで知ったYEN蔵さん。まぁ正確に言えばYEN蔵さんは知っていたのですがね(笑)。
お二人のおかげで、ファンダメンタルズを覚えて、分析も覚えて、まだまだだめだめですがなんとか自分なりに分析をして最近はやっとトレードのトの字くらいは言えるかななんて思い始めています
そんな私ですが、先日、6月29日に、YEN蔵さん企画でユーちぇるメンバーシップの金沢オフ会を参加して大変に刺激を受けたのは事実です。
なんでしょうかね。あの日から負けられないと思っていたトレードが、負けても損切できるのだからいいのではないか。なんて思えるようになったのですね。とても不思議な気分ですね。
前なら徹底的に分析して、エントリーを狙っていたのですが、7/4の日は本当にトレードの休み日なんだと、思えるようになった自分にちょっとびっくりしているのです。)
無理してまではトレードはしない
待つんだ!
後ろにも目をつけるんだ
なんて、言っていても覚悟ない状態での発言です
この辺りが、専業になれるかどうかの境界線なのではないかと思うのですね。この答えは自分が専業になれば解るはずだと思っています
そうなると1日待てたのは成長したのかなと思う次第です
専業になる。多分ですが、心の中で、何かが覚醒した状態だと思うように最近考えています
覚醒トレーダーが専業の条件って考えですね
HUNTER×HUNTERでいうと、試験には合格したが、念はまだ覚えていたいって感じではないかと思います。ここで、ちゃんと自分にあった修行をしないと弱いハンターになってしまいます。
そう意味では今が正念場なのかもしれないです。
たまたま昨年から勝ちが先行しているので、相場に残れていますが、この先は解りませんがね
以上です
宣伝
現在フォロワーが71人です
NOTEフォローは100人でYOUTUBEデビューを考えています
モチベーションアップにもつながりますので
こんな記事ですが、フォローをお願い致します
ついでにXもお願い致します。
よろしくお願いします。
#やん #ヤン #Yan氏 #Yan #ファンダメンタルズ #fx #NZD #ニュージーランド #政策金利 #経済指標 #EURNZD #NZDJPY #NZDCHF #GBPNZD #利下げ #CPI #移民 #住宅 #値上げ #値下げ #在庫
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?