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7/16 米小売売上高は市場予想通り!輸入物価指数に注目!ドルは売り優勢変わらずか? 24/7/13

Yan氏で~す。
インパクト!!!

最初にこの記事のダイジェストと(忙しい人はここだけ読めばOk)

 2024年7月16日に発表される米小売売上高は、インフレや高金利の影響で弱含むの市場予想通りになると判断しました。これでは面白くないので、動く要因を考えると同じ時間の輸入物価指数に注目。原油価格の下落やドル高傾向だったことからのドル安要因になったのではないかと思い、横ばいまたは小幅下落の可能性が高いと考えています。

雇用統計からの流れで今回の小売りも指標発表では、ドルは売り優勢となる可能性がありますが、最終的な判断は発表直前の市場動向を踏まえて慎重に行う必要があります。ただコアが上振れも起きそうなので、予測は困難です。今回は無理してまでトレードは出来ないと考えています。前月は予想が当たりましたので、今回はその時ではないのではないかと思う次第です
そのために細かく分析をしたのですから。相場に絶対はないので見ているだけでデーターを集めるだけでも次月に繋がります。

コメカミ理論なら、発表までの通貨の動き次第ですがドルは買う気にはなれないと考えています。ショートもやる気にはなれないです。
以上

ここから本文です。

初めに本日もフォロワーが一人増えました。ありがとうございます。
斜め上過ぎてこの記事みたく大変長く分析しているわりには、トレードは出来ないなんて結論を導く当り、他の人は違います。深堀が信条なのでお許しください(笑)。分析で行けると思うまではトレードはしない。後は額に電気が走ったらスキャルはしています。今後共によろしくお願いいたします

今日も仕事でした。しかもまたしても朝早くから
昨日は、またしてもYEN蔵さんのライブ中に寝てしまった(汗)
これは困ったぞ。昨日は非情に面白い話ばかりで、
知っている人も結構、後半から入ってきたのに、う~ん
 PPIでの指標スキャルをして、安心してハイボールを飲み始めてから、1時間くらいで寝てしまった(笑)

熱いので、昼間の昼寝ができないとどうしても眠くなるのが早い
齢には勝てないようです
 
さてと、今日はアメリカのお話で小売りがメインです
ユーちぇるさんとYEN蔵さんに被らないようにしたいのですが、被ったらごめんなさいですね。自分なりに考えてみます
 PPIは上振れでしたが、さほど変化がないように感じました
初めてだけ、違和感があったのでドルを買って素早く逃げたのでドル円ロングで勝てたのはいいのですが、その後に売るかで悩んだのですね。ハイボールを飲みたいのでやめたのですが、額が完全に光らなかったのでいいのですが、やはり、米ドルは弱くなりつつあるようです
 YEN蔵さんのライブ中に言ったことで、勉強になったのでは
1,PPIありきの、CPI
2,明日の朝、シティがクレカの情報を出す
が耳に残りました

1、は、まったくその通りですね。
このことを考えると、企業が儲かり、個人が買い控えを始めたってことになります。16日の小売りは下げって誰もが思うかもしれません。
その小売りはちょっとだけ上げ要素があるのです。
カナダの人がアメリカでどれだけ買い物しているかがポイントです
 前回のカナダCPIは予想に反して上振れでした
市場予想は下振れを覆したのです。それは季節要因でした
私がまとめたこの記事です。これでカナダで少し儲けました(笑)

自分でもびっくりの大当たりでしたね
この記事を作る際に解ったのは
6月は、カナダでは卒業シーズンや父の日に伴う消費が増加する傾向があります。
ってところです。
この影響が解らないのですね。アメリカまで来て買い物をドカッとしているかです。

では前回のアメリカの小売りはどうだったのかというと
私は小売りの下振れを見事に的中させています

最後はAIの力を借りて予想したのですが、市場予想よりは下ぶれと判断しました。こちらも大当たりでした

何が言いたいかというと、この時はカナダの買い物客がまだ出ていないのではないかと言いたいのです

先に、前回までのあらすじを見直しました

次に、シティの記事です
ブルームバーグ 7/13

まとめると
 シティグループは、クレジットカードの延滞増加に対応するため、未使用口座の解約や与信枠の引き下げなどの対策を講じている。 これは、他の大手銀行も同様の問題に直面する可能性を示唆している。 シティグループのクレジットカード貸倒引当金は増加しており、これはパンデミック時の政府支援金が枯渇したことが一因とされている。 一方で、富裕層の消費は堅調であり、シティグループの収益は増加している

なるほど、CPIを下げたくても
需要が2極化しているのですね。これは複雑です

次に、PPIを見てみましょう
記事とかまとめとかではなく直接
米国労働統計局から

内容を要約します

2024 年 6 月の最終需要物価指数は、前月の 0.5% 増から 0.2% 増となりました。これは予想よりも低い上昇率です。最終需要財の価格は 0.5% 下落しましたが、最終需要サービスの価格は 0.6% 上昇しました。最大の値上げは、貿易サービスのマージンで、1.9% 上昇しました。最終需要エネルギーの価格は最も大きく下落し、5.8% 下落しました。

詳細

  • 機械や車両の卸売、預金サービス、燃料や潤滑油の小売、コンピュータハードウェアやソフトウェアの小売、専門業務用機器の卸売などの製品の価格が上昇しました。

  • 住宅ローン、機械や設備の部品や備品の価格は下落しました。

  • 貿易サービスのマージンが大きく上昇しました。

  • 運輸・倉庫サービスの価格は下落しました。

CPIと同じように全て見ます
表1

2024年6月の生産者物価指数(PPI)は、最終需要で前月比0.2%上昇しました。これは、最終需要財が0.5%下落した一方で、最終需要サービスが0.6%上昇したためです。特に、貿易サービスのマージンが1.9%上昇したことが大きく影響しました。エネルギー価格は5.8%下落し、全体的な上昇を抑制しました。



表2

2024年6月の生産者物価指数(PPI)は、最終需要財が前月比0.5%下落し、最終需要サービスが0.6%上昇しました。

最終需要財の中では、エネルギーが5.8%下落し、食品が0.1%下落しました。一方、貿易サービスは1.9%上昇しました。

中間需要財は0.1%上昇し、加工財は0.1%下落しました。

未加工品は、食品が1.4%下落、エネルギーが12.0%下落しました。

中間管財の関するところですが、どうも貿易サービスが影響しているのか?


最後の表3です

2024年5月の生産者物価指数(PPI)は、最終需要と中間需要のグループで以下のようになりました。

最終需要

  • 最終需要財: 前月比0.5%上昇。特に、エネルギーが3.0%上昇しました。

  • 最終需要サービス: 前月比横ばい。

中間需要

  • 加工済み商品: 前月比1.4%下落。

  • 未加工品: 前月比3.3%下落。特に、エネルギーが12.2%下落しました。

最終需要と中間需要の組み合わせ

  • 最終需要財と加工済み商品: 前月比0.2%上昇。

  • 最終需要サービスと加工済み商品: 横ばい。

  • 最終需要財と未加工品: 前月比1.2%下落。

  • 最終需要サービスと未加工品: 前月比1.2%下落。

全体的に、エネルギー価格の下落がPPIの低下に大きく影響しました。


になります

ここまでをまとめます

2024年6月のPPIは、前月の大幅な下落からの反動もあり、予想を上回る結果となりました。

これは、主にエネルギー価格の変動によるものです。5月のPPIでは、エネルギー価格が前月比12.2%と大幅に下落しましたが、6月には下落幅が縮小し、5.8%の下落にとどまりました。このエネルギー価格の下落幅の縮小が、PPI全体を押し上げる要因となりました。

また、サービス価格の上昇もPPIを押し上げる要因となりました。特に貿易サービスのマージンが1.9%上昇したことが大きく影響しました。

これらの要因により、PPIは予想を上回る結果となりましたが、前月からの上昇幅は0.2%と比較的小さく、インフレ圧力が大幅に高まっているわけではありません。

今後、PPIがどのように推移するかは、エネルギー価格やサービス価格の動向、がポイントですね

って感じでまとめました。PPIが予想よりも上振れで上がらないのは内容が上がる内容ではないと判断しただと思います

もう一つの疑念です
貿易サービスですね。どうもひっかります
AIでまとめたのですが、貿易サービスのマージン上昇理由

  1. 需要の増加: 世界的な経済回復に伴い、貿易取引が増加し、貿易サービスの需要が高まっている可能性があります。

  2. 供給の制約: コロナ禍の影響やウクライナ情勢などにより、サプライチェーンが混乱し、貿易サービスの供給が制約されている可能性があります。

  3. コストの上昇: 燃料費や人件費などのコスト上昇が、貿易サービスのマージンに転嫁されている可能性があります。

これらの要因が複合的に作用し、貿易サービスのマージンが上昇したと考えられます。

1,2はともかく、3については、各国の人件費がまだ高いことを示してると思う次第です。

一応は予想よりは良かったけど、悪化という考えが正しいと思います


下地が出来ましたので、ここから小売りを見ていきます
上で前回、私が書いた記事がありますので参考にしてください

今回の予想値。前月比マイナス0.2と物が余る状況を予想しています
コアは改善するという内容です

今回7/16 小売り予測値


小売りの推移


前回の小売りのデーターです
わざわざダウンロードしなくとも要約を書いておきます

このレポートは、2024年5月の米国小売・フードサービス売上高の見積もりについて説明しています。季節調整、休日、営業日の違いを考慮した推定値は、前月から0.1%増、前年同月比2.3%増の7,031億ドルでした。小売売上高は4月から0.2%増、昨年からは2.0%増でした。

非店舗小売業者は前年から6.8%増、飲食店は5月から3.8%増でした。

このレポートには、調査の説明、推定値の信頼性、天気の影響に関する情報、その他の関連データに関する情報も含まれています。

主な調査結果は以下の通りです。

  • 2024年5月の小売・フードサービス売上高: 7,031億ドル(季節調整済み、前月比0.1%増、前年同月比2.3%増)。

  • 2024年3月から5月までの総売上高: 前年同期比2.9%増。

  • 小売売上高: 4月から0.2%増、前年比2.0%増。

  • 非店舗小売業者: 前年比6.8%増。

  • 飲食店: 2023年5月から3.8%増。

では、添付ファイル内にあるデーターを深堀です

Advance Monthly Sales for Retail and Food Services, May 2024

季節変動、休日、営業日の違いを考慮した、2024年5月の米国小売・フードサービスの売上高は、7,031億ドルと推定されています。これは、前月から0.1%の増加、前年同月比で2.3%の増加となります。ただし、このデータは物価変動の影響は考慮されていません。小売売上高は、4月から0.2%増加し、前年同月比で2.0%増加しました。

主なポイント

  • 非店舗小売業者: オンラインストアなどの非店舗小売業者は、前年同月比で6.8%の増加と、大幅な成長を遂げました。

  • 飲食店: 飲食店も堅調で、2023年5月と比較して3.8%の売上増加を記録しました。

表1:Estimated Monthly Sales for Retail and Food Services, by Kind of Business

この表は、事業の種類別に、2023年3月から2024年5月までの小売およびフードサービスの売上高の見積もりを示しています。データは、Advance Monthly Retail Trade Survey(MARTS)、Monthly Retail Trade Survey(MRTS)、および行政記録に基づいています。

列の説明:

  • NAICS code: 各事業の種類を識別するための北米産業分類システム(NAICS)コードです。

  • Kind of Business: 事業の種類(例:自動車・自動車部品販売店、家具・家庭用家具店、食料品店、ガソリンスタンドなど)を示します。

  • Not Adjusted: 季節調整されていない売上高の推定値(百万ドル単位)です。

  • Adjusted: 季節変動、休日、営業日の違いを調整した売上高の推定値(百万ドル単位)です。

  • % Chg. May 2024 from...: 2024年5月の売上高の変化率を、様々な期間(前月、前年同月、3ヶ月前、5ヶ月前)と比較して示しています。

表2:Estimated Change in Monthly Sales for Retail and Food Services, by Kind of Business

この表は、事業の種類別に、様々な期間における月間売上高の変化率の推定値を示しています。

列の説明:

  • NAICS code: 各事業の種類を識別するための北米産業分類システム(NAICS)コードです。

  • Kind of Business: 事業の種類を示します。

  • Percent Change1: 2024年5月の売上高の変化率を、様々な期間(前月、前年同月、3ヶ月前、5ヶ月前)と比較して示しています。

表3:Estimated Measures of Sampling Variability and Revision to Advance Estimates May 2024

この表は、サンプリングの変動性と、2024年5月の事前見積もりに対する修正の推定値を示しています。

列の説明:

  • NAICS Code: 各事業の種類を識別するための北米産業分類システム(NAICS)コードです。

  • Kind of Business: 事業の種類を示します。

  • Median CV (1) for Current Mo. (%): 現在月の変動係数(CV)の中央値をパーセントで示しています。CVは、推定値の相対的な標準誤差を表します。

  • Median standard error (1) for Percent change to Current Mo.: 現在月に対する変化率の標準誤差の中央値を示しています。

  • Revision for month-to-month change (2): 月ごとの変化率の事前推定値と最終推定値の差の尺度を提供します。


となります

それでは前回と同じようにバラシて考えます

まず無店舗からです

FRBのデーターです。5月まですが頭が重い内容です

Amazonの6月の売り上げのデーターはないですが
特売はないです。7月はあるようなので、ここの判断は難しいですが、5月にあり6月がないと考えると普通は減少と考えますが、カナダの季節要因までは解りません

続いて自動車です
先にリンクです

24年6月 自動車販売

このページの分析です
マークラインズのデータによると、2024年6月の米国自動車販売台数は、前年同月比3.0%減の134万4092台でした。

詳細に見ると、

  • ブランド別:

    • トヨタは49日で11.2%増の約21.1万台と好調でした。

    • ホンダは49日で11.2%増の約21.1万台、日産は55日で0.5%減の約17.7万台と対照的な結果となりました。

    • スバル、マツダ、三菱はそれぞれ減少しました。

    • 現代と起亜は2桁に近い伸びを示しました。

    • VWは14.4%増と好調でした。

    • テスラはわずかに増加しました。

  • 車種別:

    • フォードFシリーズ、シボレーシルバラード、トヨタRAV4、ラムピックアップ、テスラモデルYがトップ5を占めました。

    • 全体的に、ピックアップトラックやSUVの販売が好調でした。

このデータから、以下のことが言えます。

  • 市場全体:

    • 全体的な販売台数は前年同月比で減少しましたが、一部のブランドは好調でした。

    • 特に、ピックアップトラックやSUVといったカテゴリーが市場を牽引しているようです。

  • 日本車:

    • トヨタは大幅に販売台数を伸ばしましたが、他の日本メーカーは苦戦しました。

    • この違いは、モデルラインナップや販売戦略の違いなどが影響していると考えられます。

  • 韓国車:

    • 現代と起亜は、引き続き高い成長率を維持しています。

    • アメリカ市場での存在感を高めていると言えるでしょう。

  • 欧州車:

    • VWは2桁の伸びを示し、アメリカ市場での回復傾向が伺えます。

  • EV:

    • テスラはわずかながら販売台数を伸ばしました。

    • EV市場全体は成長を続けていますが、競争も激化しています。

2024年6月の米国自動車市場は、前年同月比で減少したものの、ブランドや車種によって明暗が分かれる結果となりました。 今後の動向としては、半導体不足の解消やインフレ、金利上昇の影響などが注目されます。

になります。


続いて家具です
リンク先です

結構衝撃の内容です
米国勢調査局のデータによると、2024年5月の家具・家庭用家具店の売上高は前年同月比で6.8%減少しました。一方、Smith Leonard社のデータによると、2024年6月の家具・家庭用家具店の売上高は、前年同月比で8.1%減少しました。

両データとも、家具・家庭用家具店の売上高が減少傾向にあることを示しています。

Smith Leonard社のデータからは、さらに詳しい情報が得られます。

  • 2024年6月の売上高は、5月と比較してわずかに増加しました(+0.8%)。

  • 年間累計では、売上高は前年同期比で8.8%減少しています。

  • Smith Leonard社が追跡している店舗の約3分の2が、前年同月比で売上が減少しました。

  • しかし、一部の店舗では2桁の成長を遂げているところもありました。

これらのデータから、家具・家庭用家具業界は依然として厳しい状況にあるものの、回復の兆しも見られると言えます。

これは大きいです
米国勢調査局が出しているのですね。信頼性は高いと思います


建材
今回はまだホームデポの決算が出ていません。先月と同じになるので
違う形で考えます
製造物のデーターで代用します

https://www.census.gov/manufacturing/m3/prel/pdf/s-i-o.pdf

製造業の発送、在庫、受注に関するものです。新規受注、未処理受注、在庫について説明しています。5月の製造業新規受注は前月比0.5%減の5831億ドルとなり、3ヶ月連続の増加となりました。製造業の発送額も前月比0.7%減の5848億ドルとなりました。一方、未処理受注は前月比0.2%増の1兆4028億ドルとなり、46ヶ月連続の増加となりました。在庫は前月比0.2%増の8601億ドルとなりました。



食品、飲料
24/7/11

https://www.washingtonpost.com/business/2024/07/11/pepsi-conagra-food-prices-inflation/

内容はこんな感じです
家計債務が増加し、食料品価格は2020年以降18%上昇しているが、最新のインフレ報告では価格が横ばいになっていることが示されている。ペプシコとコナグラの業績は、価格上昇に不満を抱く消費者が既存ブランドへの支出を減らしていることを示唆している。ペプシコは、消費者に還元すべき価値があると認め、製品の幅広い組み合わせを試すとしている。コナグラは、高所得層の顧客でさえ、価格に不満を持ち、購入量を減らすと述べている。コンシューマー・エッジのアナリストは、低所得層の消費者は長年のインフレに苦しんでいると述べている。バンク・オブ・アメリカのアナリストは、食品会社が実施したプロモーション活動の多くは効果を発揮していないと述べている。

減っているのが解ります


健康パーソナルは解りませんが、全般のお話です
この記事は多分2024年だと思うのですがちょっとあやしい

一応 7/13の記事です
これは、2024年6月の米国の小売売上高に関する記事です。記事では、消費支出の伸びが鈍化していることが議論されています。小売売上高は2023年6月と比べて3.42%増加し、昨年11月以来の高水準となりました。しかし、この増加はインフレ率をわずかに上回る程度にとどまっています。高金利とインフレの影響で、消費者は必需品の購入を優先しています。オンライン販売は、前年比23.08%増と、どのカテゴリーよりも大きく増加しました。その他、売上高が増加したカテゴリーには、一般商品、健康・パーソナルケア、食料品などがあります。一方、電子機器や家電製品の売上は前年比で減少しています。

続いて
ガソリン 7/10の発表です

www.statista.com/statistics/204133/retail-prices-of-motor-fuel-in-the-united-states-since-2009/#:~:text=U.S.%20gasoline%20prices%20decreased%20across,to%20meet%20lowered%20demand%20outlooks.

この文書は、2022年6月から2024年6月までの米国のガソリン小売価格に関するものです。2024年5月から6月にかけて、ガソリン小売価格は全グレードで下落したことが議論されています。この減少は、2023年冬から2024年にかけての純減に続き、需要見通しの低下が生産レベルに追いついたことを反映しています。ガソリン価格は2022年6月に最高値を記録しましたが、これはロシアのエネルギー輸入に対する制裁による供給制約が原因でした。

これはかなり来ているのではないですかね。価格は上がっていても、消費が出来ていないとのことはドライブシーズンに痛手です。旅行先でも消費していないとも取れます

衣料品 アクセサリー

CNBC 7/12

全米小売業協会の発表では、全般的には好調だったようです
オンラインおよびその他の非店舗販売は、季節調整済み前月比1.78%増、調整なし前年比23.08%増でした。

  • 総合小売店は季節調整済み前月比0.61%増、調整なし前年比5.79%増となった。

  • 衣料品・アクセサリー店は季節調整済みでは前月比0.11%減となったが、調整前では前年比5.35%増となった。

  • 健康・パーソナルケア用品店は、季節調整済みでは前月比0.04%減となったが、調整前では前年比4.63%増となった。

  • 食料品・飲料店は季節調整済みで前月比1.01%増、調整なしで前年比4.31%増となった。

  • スポーツ用品、趣味用品、音楽、書店は季節調整済みでは前月比0.68%増加したが、調整前では前年比0.52%減少した。

  • 電気・電化製品店は季節調整済み前月比1.02%減、調整なし前年比3.24%減となった。

  • 家具・家庭用品店は、季節調整済みでは前月比0.62%減、調整なしでは前年比3.26%減となった。

  • 建築・園芸用品店は、季節調整済み前月比1.8%減、調整なし前年比3.46%減となった。

なるほどこのページを先に見つければ済んだようです
大本です

https://chainstoreage.com/company/national-retail-federation-nrf


スポーツ趣味
これも全米小売業界で済みますね。CNBC凄いな(笑)

汎用商品はコストコで見ます

investor.costco.com/news/news-details/2024/Costco-Wholesale-Corporation-Reports-June-Sales-Results-and-Announces-Quarterly-Cash-Dividend-and-Plans-for-Membership-Fee-Increase/default.aspx

これは、コストコホールセールコーポレーションに関する記事です。コストコの6月の売上高、四半期ごとの現金配当、および今後の会員費引き上げについて説明しています。6月の純売上高は7.4%増加し、244億8000万ドルに達しました。コストコは2024年8月9日に1株あたり1.16ドルの四半期現金配当を支払います。年会費は、2024年9月1日から5ドル引き上げられ、65ドルになります。この料金引き上げは、米国とカナダのゴールドスター、ビジネス、ビジネスアドオン会員に適用されます。 

値上げですね。コスト増加なのでしょうか?


フードサービスと飲食酒場 外食ですね
これはこちらから

marketeam 24/7/11

2024年6月の全国レストラン売上高に関する記事です。売上高の傾向、価格の変動、食費について説明しています。全体的な売上高は、2023年6月と比べて1%増加しました。ズッキーニの価格は、メキシコでの検査が停止されたため、最も大きく上昇しました(76%)。ブロッコリーとアボカドの価格も上昇しましたが、変動と見なされるほどではありませんでした。食費は売上高の28%で安定しています。中西部地域は、売上高成長率が5%で最も高くなりました。

以外ですね。輸入品での値上がりで売り上げ増とは
これも面白い内容です

さぁデーター分析も全部しました


まとめます


2024年6月のアメリカ小売売上高予測:複雑に絡み合う要因が織りなす不透明な未来

2024年6月のアメリカ小売売上高は、様々な経済指標や業界動向から、予測が非常に難しい状況です。

明るい材料:

  • カナダからの観光客増加:6月はカナダで卒業シーズンや父の日があり、アメリカへの旅行者が増える可能性があります。前回のアメリカ小売売上高では、この影響がまだ出ていない可能性があり、6月にはプラスに働くかもしれません。

  • 一部の業界の好調:オンライン販売、総合小売店、衣料品・アクセサリー店、健康・パーソナルケア用品店、食料品・飲料店は、前年同月比で増加しています。

懸念材料:

  • インフレと高金利:消費者は必需品への支出を優先しており、高額な商品やサービスへの支出は控えています。

  • 家具・家庭用品、建築・園芸用品の低迷:これらの分野は前年同月比で減少しており、消費者の住宅関連支出が鈍化している可能性を示唆しています。

  • 自動車販売の減少:半導体不足やインフレの影響で、自動車販売台数は減少しています。

  • 食品・飲料の販売減少:食品価格の高騰により、消費者は支出を抑えています。

結論:

これらの要因を総合的に考慮すると、2024年6月のアメリカ小売売上高は、前月比で微増もしくは横ばいとなる可能性が高いと考えられます。ただし、カナダからの観光客の消費動向や、インフレと高金利の影響が不透明であり、予測は困難です。

と考えるのですが


カナダのファクターを除くと、2024年6月のアメリカ小売売上高は、前月比で微減となる可能性が高いと考えられます。

主な理由としては、以下の点が挙げられます。

  • インフレと高金利の影響: 消費者の購買意欲は依然として低迷しており、必需品以外の支出を控える傾向が続いています。

  • 住宅関連支出の鈍化: 家具・家庭用品、建築・園芸用品の売上高は前年同月比で減少しており、住宅市場の減速が消費者の支出に影響を与えている可能性があります。

  • 自動車販売の低迷: 半導体不足やインフレの影響で、自動車販売台数は減少しており、今後もこの傾向が続く可能性があります。

  • 食品・飲料の販売減少: 食品価格の高騰により、消費者はより安いプライベートブランド商品を選ぶ傾向にあり、大手食品メーカーの売上高は減少しています。

一方、オンライン販売は引き続き好調であり、総合小売店や衣料品・アクセサリー店など、一部の分野では売上高が増加しています。しかし、これらの増加は、全体的な小売売上高の減少を相殺するには至らないと考えられます。

つまり、ドルは動かない可能性があるということです

小売りでは動かないですが

やっかいなことに
この日同じ時間に違う指標があるのです。
もしかしたら、こちらの要素で動く可能性があるが出てきました

これです
アメリカ 輸入物価指数 6月分 


貯金の動き

月の動きは見ての通りですが、年単位が上がっているのですね
つまりインフレ懸念のデーターです

前回の内容です
要略です
2024年5月の米国の輸入・輸出価格指数に関する記事です。記事では、5月の輸入・輸出価格について説明しています。全体として、輸入価格は5月に0.4%減少しましたが、輸出価格は0.6%減少しました。これは、輸入・輸出価格が以前から上昇していた傾向に続くものです。ただし、全体的な傾向にはいくつかの例外がありました。例えば、輸入燃料価格は2.0%下落しました。

残念ながら、これ系の細かなデーターはないのですが
2つほど関連記事があります
まずは
ロイター 7/4

CNBS 7/12

この記事内のグラフは、2024年6月のアメリカのインフレ率の内訳を示しています。総合インフレ率は2020年以来初めて低下し、消費者物価上昇の鈍化が続いています。主な要因は、ガソリン価格の急落です。食料品価格は依然として上昇していますが、上昇率は鈍化しています。また、中古車価格も下落しています。

また国税調査局の6月14日のコメントです
2024年5月の米国への輸入は前月比12億ドル(0.3%)減少し、3,367億ドルとなった。物品の購入は20億ドル減少し、2,697億ドルとなった。医薬品の購入減少が携帯電話やその他の家庭用品の増加を上回ったため、消費財(20億ドル減)が牽引した。自動車、部品、エンジン(15億ドル減)の輸入も減少した。具体的には乗用車とその他の自動車部品および付属品である。一方、原油や核燃料物質を含む工業用品および材料の輸入は14億ドル増加した。サービス輸入は5月に9億ドル増加し、670億ドルとなった。

これらを考えて7/16日のドルはどうなるかもう一度考えます

2024年7月の米輸入物価指数は、前月比で横ばいから小幅下落となる可能性が高いと考えられます。

主な理由としては、以下の点が挙げられます。

  1. 原油価格の動向: 6月にOPECプラスが減産合意を行いましたが、世界経済の減速懸念から原油価格は伸び悩んでいます。7月もこの傾向が続けば、輸入物価指数の上昇圧力は抑えられるでしょう。

  2. ドル高傾向: 6月後半からドル高傾向が強まっており、これが輸入物価を抑制する要因となる可能性があります。

  3. 世界的なインフレ圧力の緩和: アメリカだけでなく、世界的にインフレ圧力が緩和しつつある兆候が見られます。この傾向が続けば、輸入物価指数も低下する可能性があります。


う~ん。小売りは予測通りになり、コアは増もあり得るなかで、輸入物価指数での判断を求めました。
こちらをまとめます

2024年7月16日発表の米6月輸入物価指数:下落継続の可能性が高いが、リスク要因にも警戒

総合的な見通し:

2024年6月の米輸入物価指数は、前月比で横ばいから小幅下落となる可能性が高いと考えられます。

根拠:

  • 原油価格の動向: 6月後半から原油価格は下落傾向にあり、7月もこの傾向が続けば、輸入物価指数を押し下げる要因となります。

  • ドル高傾向: 6月後半からドルは主要通貨に対して上昇しており、輸入物価を抑制する効果が期待できます。

  • 世界的なインフレ圧力の緩和: アメリカだけでなく、世界的にインフレ圧力が緩和傾向にあり、輸入物価指数にも下落圧力がかかる可能性があります。

  • 5月の輸入額減少: 国勢調査局のデータによると、5月の輸入額は前月比で減少しており、この傾向が6月も続いた可能性があります。

ただし、リスク要因にも警戒が必要です。

  • サプライチェーンの混乱: ロシア・ウクライナ戦争や中国経済の減速など、サプライチェーンの混乱を引き起こす要因は依然として存在します。

  • 地政学リスク: 地政学的な緊張が高まれば、原油価格や他の商品価格が上昇し、輸入物価指数を押し上げる可能性があります。

  • 天候不順: 異常気象による農作物の不作や、自然災害による供給網の混乱は、輸入物価の上昇につながる可能性があります。

結論:

これらの要因を総合的に考慮すると、2024年7月16日に発表される米6月輸入物価指数は、前月比で横ばいから小幅下落となる可能性が高いと考えられます。

しかし、原油価格の動向、ドルの動向、世界的なインフレ圧力、サプライチェーンの混乱、地政学リスク、天候不順など、様々なリスク要因が存在するため、これらの動向を注視する必要があります。


ドルはやや弱で推移すると思います。

いかがでしょうか。小売りでは動かず、輸入で動くという判断
どちらにしても、米ドルは売られやすい環境のようです

もし上振れでも、当日までの流れで売られる可能性もあります
PPIの予想が低いので、先月の落ち込みが大きかったからで、今回は上振れに見えたのがいい例です。
 同じことが今回の小売りでも起こりえると思います
数字が良くても、インフレが抑制されたような内容があるかもしれないです
 同じ日同じ時間の輸入物価指数でも動かない場合は
23時の企業在庫と小売業在庫と住宅市場指数へ移りますね。こちらは別のお話です。

という訳で、ギリギリまで情報を集めますが、今回はトレードはせず、見ているだけです。もしどうしてもなら、GBPUSDのロングでいいのではないかと考えます

トレードは自己責任でお願いしますこれは私の考えです。
だって、PPIではドル売りを考えていてもドル買いのスキャルで利確したくらいですかね(笑)

そんな感じです

あとがき
 米ドルは弱くなりました。10年利回りも下がりました
ただ、トランプ大統領誕生が高い確率です。これはドル高要因です。減税をし、国債発行でインフレ再燃と多くの記事で見ます。となると、9月の利下げで債権を売る人が出るのではないかと。米指標が悪化しても利下げできない可能性もあるのかもしれない。市場は9月濃厚です。私もここで清算したいと考えています。
 今回は小売りは大変にやっかいでした。まさかの市場予想と同じになると思いませんでした(笑)。
 

以上

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ありがとうございます

100人でYOUTUBEデビューを考えています
後25人です(汗)言った以上はデビューしますが
色々と考えないといけないですね
自宅の改装をし、トレードルームを考えています(笑)

自分のスキル向上とモチベーションアップにもつながりますので
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よろしくお願いします。

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