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RBA据え置き、タカ派内容で豪ドルは当面底堅いか?しかし・・・ 24/8/6

Yan氏で~す。
インパクト!!!

最初にフォロワーが1人増えました。新しくフォローしてくれてありがとうございます。
斜め上の分析を心掛けております。為替以外もやるので時々意味不明なことを書いていますが、暖かい目で見守ってください
今後共によろしくお願いいたします

ではさっそくダイジェストです

豪RBA政策金利据え置きも、タカ派姿勢で利下げ期待後退、豪ドルは底堅く推移

  • RBAは政策金利を4.35%に据え置き、市場の利下げ期待を裏切るタカ派的な声明を発表。

  • インフレ抑制を最優先とし、経済状況次第ではさらなる利上げの可能性も示唆。

  • 市場では、豪中銀の利下げは当面ないと予想され、豪ドルは底堅く推移。

  • 一方、豪州経済は減速傾向にあり、中国経済の減速や米国の経済指標悪化も懸念材料。

  • 本日のユーロ経済指標は好調で、ユーロ/豪ドルは拮抗。

RBAのタカ派的な声明は、市場の利下げ期待を打ち砕き、豪ドルを下支えする結果となりました。しかし、豪州経済の減速懸念や米中経済の不透明感など、依然として豪ドルにとって逆風となる要素は残されています。今後の豪ドルの動向は、RBAの金融政策だけでなく、世界経済、特に米中経済の動向にも大きく左右されるので素直にはAUDを買うには注意が必要です


では本文です

個人的には大注目のRBA政策金利発表

大方の予想通りに 据え置き の4.35%
声明はタカ派で、予想通りですが、

その内容は大タカでした

ではさっそく解説です

24/8/6 13:30
声明文

この中のPDFの内容です
 豪準備銀行の声明「金融政策声明 2024年8月」の日本語訳

概要

  • インフレ率は依然として目標を上回り、持続的な上昇が見込まれる。

  • インフレの減速は予想よりも時間がかかると見込まれ、基礎インフレ率は2025年末に目標範囲内に収まる見込み。

  • 豪準備銀行は、インフレを目標範囲に引き戻すために十分に制約的な政策を維持する必要があると考えている。

  • 8月の理事会では、豪準備銀行は政策金利を据え置きとした。

経済状況

  • 世界経済は減速傾向にあり、多くの国でインフレは高止まりしている。

  • オーストラリアの経済成長は緩やかだが、労働市場は依然として堅調。

  • インフレ率は3.8%で、目標範囲の2~3%を上回っている。

  • 基礎インフレ率は3.9%で、目標範囲の2~3%を上回っている。

今後の見通し

  • 世界経済は減速傾向にあり、多くの国でインフレは高止まりしている。

  • オーストラリアの経済成長は緩やかだが、労働市場は依然として堅調。

  • インフレ率は減速する見込みだが、依然として目標範囲を上回ると予想される。

  • 豪準備銀行は、インフレを目標範囲に引き戻すために十分に制約的な政策を維持する必要があると考えている。

結論

豪準備銀行は、インフレ率を目標範囲に引き戻すために十分に制約的な政策を維持する必要があると考えている。これは、金利のさらなる引き上げを意味する可能性があります。

ウォーレンホーガンさんの予見通りです
 いつぞや、赤い服を着て金色のロボットに乗って「まだだまだ終わらんよ」なんてデスったのをお詫び申し上げます(すいません)

続いて
 金融政策決定 です

豪準備銀行 2024年8月金融政策決定声明:インフレ抑制を最優先、金利据え置きも今後の引き締めを示唆

概要

  • 政策金利据え置き: 現金金利目標を4.35%に、為替決済残高に対する支払金利を4.25%に据え置き。

  • インフレ抑制最優先: インフレ率は依然として目標を上回り、持続的な上昇が見込まれるため、インフレ抑制を最優先課題とする。

  • 経済見通しは不透明: インフレ抑制は予想より困難を極め、経済活動の勢いも弱まっている。

  • 今後の政策: インフレを目標に戻すために十分に制約的な政策を維持する必要があり、データとリスク評価に基づいてさらなる利上げの可能性も示唆。

詳細

  • インフレ:

    • インフレ率はピーク時より低下したが、依然として目標範囲を上回っている。

    • 基調インフレ率も高止まりしており、目標範囲内への収束は2025年後半と予想される。

    • 賃金上昇やサービス部門のインフレ持続など、インフレの上振れリスクが存在する。

  • 経済状況:

    • 世界経済は減速傾向にあり、中国経済の見通しも軟化。

    • 豪州経済は緩やかな成長だが、労働市場は依然として堅調。

    • GDPの伸び悩み、失業率の上昇、家計消費の低迷など、経済活動の勢いは弱まっている。

  • 今後の見通し:

    • 金融政策の効果の遅れや、企業の価格決定・賃金への影響など、不確実性が高い。

    • 海外経済、特に中国経済の動向や、世界的な金融市場の不安定さもリスク要因。

結論

豪準備銀行は、インフレ抑制を最優先課題とし、経済状況を注視しながら、必要に応じてさらなる金融引き締めを行う可能性を示唆しています。市場では利下げ期待が高まっていましたが、今回の声明はタカ派的であり、今後の金融政策の方向性については引き続き不透明感が漂っています。

では会見です
かなりタカな印象を受けました

字幕は後からつくと思われます
速報を並べていきます
14:31当りかブロック総裁の発言です
・現金金利の水準はCPIと雇用のバランスをとるのに適切だ。
・我々はサービスに対する継続的な強い需要に対処している。
・インフレが目標値に戻るまでに時間がかかりすぎるというリスクは依然としてあると見ている。
インフレの進展はここ1年ほど鈍い。
・インフレを正しい軌道に維持する必要がある。
・理事会は市場のボラティリティについて議論しており、これを注視していくつもりだ。
・金利はより長期間、高い水準に維持する必要があるかもしれない。
下振れリスクもあり、不確実性も高い。
・短期的な金利引き下げは理事会の考えと一致しない。
・我々は経済が向かう方向に合わせて政策を策定している。
理事会は利上げを検討した。
近い将来、金利引き下げは予定されていない。
・必要であれば金利を引き上げる用意はある。
CPIが予測通りに進まなければ、金利を引き上げる。
・市場は利下げをあまりに早く織り込んでいる。
・市場のボラティリティは過剰反応とみられる。
・RBAは政策の失策を懸念している。
・金利変更の遅延効果は依然として約18か月です。
というのが会見中に流れた速報です

地元、ABCニュースは早速、記事を出しています

この記事もタカ派の発言ですが、記事の最後にヒントが出ています

そのままのせます
 「今日私が知っていることに基づくと、短期的な現金金利の引き下げは理事会の現在の考えと一致しないと言える」と彼女は述べた。
「海外での経験から、インフレが下降途上で経済全体に渡って不安定になる可能性があることを我々は知っている。需要と供給がより良いバランスを取り戻す必要がある。」
「これは人々が聞きたいことではないことは理解している。現在の金利に苦しんでいる世帯や中小企業がたくさんあることを私は知っている。」
「我々は景気後退に向かっているのか?私はそうは思わない、取締役会もそうは思っていない。なぜなら我々は依然としてその狭い道を進んでいると信じているからだ。」
「そうは言っても、われわれはデータに依存しており、さまざまな要因により経済が予想よりはるかに急速に減速する可能性があり、そうしたことに注意する必要がある。」

もしそれが実現すれば、確かに金利引き下げが議題に上がるだろう

つまり、指標が悪化するならと言いたいようです。
CPIですね CPIを注視です
確かにCPIは減速している。しかしPPIはまだだし、雇用も悪くない
もっとヤバくならないと動かないのか?。
 予防的に考えてはいないようです。となると一般公開されていない、
何かがあるのかもしれません。ここが現地に住んでいないと解らないところです。

ロイターも記事を出しています
24/8/6 ロイター

こちらのコメンテーターは 来年初めの利下げの文字を確認しました

再び、ABCニュースの経済タイムラインに戻ります

金利政策決定しても、ASXには影響がない以外はほぼないのはそれだけ今日は政策金利な日だったのでしょうね。翻訳できない箇所の微妙なニュアンスもかかれているので貴重です。

豪準備銀行(RBA)は、8月の会合で政策金利を4.35%に据え置きました。これは6回連続の据え置きとなります。

RBAは、インフレ率が依然として目標を上回り、持続的な上昇が見込まれるため、インフレ抑制を最優先課題としています。しかし、経済見通しは不透明で、インフレ抑制は予想より困難を極め、経済活動の勢いも弱まっていることから、今後の金融政策については、さらなる利上げの可能性も示唆しています。

市場では利下げ期待が高まっていましたが、今回の決定はタカ派的であり、今後の金融政策の方向性については引き続き不透明感が漂っています。

RBA総裁のミシェル・ブロック氏は、理事会は短期的な利下げを排除しており、インフレが目標範囲に戻るまでにはまだ時間がかかるとの見通しを示しました。また、世界金融市場の最近の不安定さについても議論しましたが、高まる不安に直面しても冷静さを保つよう人々に促しました。

財務大臣のジム・チャーマーズ氏は、RBAの金利据え置きの決定を歓迎し、インフレ対策における進展を認めながらも、インフレが持続的で頑固なものになり得ることを認識していると述べました。

市場は、RBAが次回会合でも金利を据え置くと予想しており、金利引き下げの可能性は低いと見ています。しかし、一部の専門家は、RBAが年末までに利下げに転じる可能性もあると指摘しています。

今後の豪ドルの動向は、米中経済の動向やRBAの金融政策、そして国内の住宅市場や雇用市場の動向など、様々な要因に左右されるでしょう。


う~ん。今日の時点は、利下げが当分先になったのがよく解ります

となると、オージーの売りには注意が必要になります。
GBPAUDのロングは中止で、違うトレードを模索します

ただね。オーストラリアは金利据え置いてもね、
基本的には、景気減速懸念が残っているのですね。そうなると、資源国を輸出で稼いでいるオーストラリアはいずれ弱くなるリスクオフ相場環境でどこまで粘れるかになります。

 会見の中でも、

「今日の決定は驚きではない。我が国の経済が弱体化していることは承知している。国民が圧力を受けていることも承知している」と同氏は述べた。

「すでにシステムに組み込まれている過去の金利上昇がすでに経済を減速させていることはわかっているし、インフレ抑制に向けて大きな進歩を遂げてきたこともわかっている。」

「そして、RBAの声明でもそれが認識されていることがわかります。」

なんて言っているので、怖いの怖いはずです

実際にトレードはGBPAUDはやめましたが、EURAUDは
オージー優勢にならないのはEUR側の事情だということこです。
オフ相場なら、EURが優勢
今日はドイツの指標が上振れだったのを考えると、
EURAUDが正解なのかもしれないです。
 このあたりは、EUR側を確認しないといけません。

これは骨が折れますね。

RBA政策金利のお話は終わりです

そんな感じです。

あとがき
 失敗ですね(汗)。素直に上がったら売るで良かったのですね
ユーロを調べるのか~。めんどいな~
ユーロは調べることが多いから、基本的には好きではないですね。
そのくせ、経済指標も見難いし、まだスイスの方が好きです

あ~、ユーロか~。どうしましょう

以上です

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NOTEフォロワー100人でYOUTUBEデビューを考えています
後18人です(汗)言った以上はデビューしますが
色々と考えないといけないですね

自分のスキル向上とモチベーションアップにもつながりますので
こんな記事ですが、スキに1票とフォローをお願い致します

よろしくお願いします。


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