【NZ経済】悪材料織り込み済み?雇用統計好調も、輸出不振や電力高騰が影落とす 24/8/10
Yan氏で~す。
インパクト!!!
今日も仕事です。暦通りの仕事予定です
なんとか8月14日だけは休みたいと頑張っています
最悪の場合は、必殺のお腹が痛いってのは使いたくないですが使うかも
13日の仕事しだいです。
ではいつものダイジェストです。これだけ読めばOKです
NZドル、利下げか据え置きか?市場は織り込み済み、今後の展開は?
8月14日のRBNZ政策金利発表を控え、市場は利下げの可能性と経済指標の悪化に揺れています。しかし、7月の雇用統計は予想を上回り、NZドルは買われました。これは市場がすでに悪材料を織り込み済みだった可能性を示唆しています。
一方、ニュージーランド国内の経済状況は依然として厳しく、輸出の減少や電力価格の高騰などが懸念されています。これらの要因がインフレ圧力となり、RBNZは利下げを躊躇するかもしれません。
市場では、利下げの可能性と据え置きの可能性が交錯しており、今後の展開は不透明です。しかし、NZドルはすでに大きく売られており、短期的な反発も考えられます。
今回の分析は、市場の複雑な状況からするとまだ決めかねない状況です。特に、市場がすでに悪材料を織り込み済みである可能性や、NZドルの売られ過ぎなことは変わりないです。
また、RBNZの政策決定における不透明性や、情報収集の難しさについても言及しています。先日、外為ドットコムでさえ、雇用統計を捉えられなかったのは意外でした。指数の話がないところを見ると見ていないのではないでしょうか、NZは情報が少ないのですね。そんな中でなんとか個人投資家としてですが、正確に見ていようとしています
複雑な要因が多いのですが、市場が利下げを織り込んでいるなら据え置きは買われ、据え置きが織り込まれているなら声明次第になると考えています
また、9月のFEDを見てから考えたいのかなとも思い始めています
この状況で一つ浮かぶのは
3月21日のスイスの利下げです。あの時私は、最後まで据え置きだと考えていました。そして直前にフラン売りになると考えフラン売りをしたのですが、それでも利下げはないかもと考えていました。
今回はなんかそんな感じに見えます。
利下げをしないと思う人が多ければ多いほど、利下げした時は売られますが実際にはどうなるかは解りません。
13日まで引続き情報を集めます
ここから本文です
8月14日は RBNZの政策金利発表です
11時に発表
会見が12時からです
どうしてもここを見たいと考えています
ところが、ニュージーランドは大した話題がないのです。
だいたい調べ上げてしまった状態です
で、インタレストというサイトで8月9日のクローズ後にどんな影響があったのかって記事があったので、私もマネて考えてみました
先に元ネタの記事を読んでしまったので、考えが似ていしまっていますのでご了承ください。ソース元はリンク張るのがちょっと怖いのでなしです
主要経済イベントのまとめ
米国
FRBのバランスシート縮小ペースが鈍化。過去1ヶ月で490億ドルの削減にとどまる。
米株は週間で大幅上昇。S&P500は+3.8%、年初来+12%以上の上昇。
10年債利回りは3.94%。1週間前と比べて17ベーシスポイント上昇。
カナダ
7月の雇用者数は予想に反して減少。失業者数は減少。
労働力参加率も低下し、パンデミックを除けば1998年以来の低水準。
中国
7月の自動車販売台数は減少。しかし、NEV(新エネルギー車)の販売は好調で、国内販売の51.1%を占める。
消費者物価上昇率はわずかに上昇したが、依然としてデフレ圧力が強い。
生産者物価は下落傾向が継続。
ロシア
インフレが急速に進行し、7月のインフレ率は9.1%に上昇。
その他
金と原油が上昇。
NZDUSD、1週間前から+40bps上昇。
ビットコイン価格は60,195米ドルで、1週間前から-4.5%下落。
ニュージーランドへの影響
世界的な株式市場の上昇は、ニュージーランド市場にもプラスの影響を与える可能性がある。 インフレプラス
中国経済の減速は、ニュージーランドの輸出に悪影響を与える可能性がある。 インフレマイナス
米国金利の上昇は、ニュージーランドの金利にも上昇圧力をかける可能性がある。 インフレ対策になるが通貨は上がる
原油価格の上昇は、ニュージーランドのインフレ率を押し上げる可能性がある。 インフレプラス
続いて 1週間の通貨強弱です
一位、円。
二位、カナダドル
三位、ユーロ
四位、ニュージーランドドル
五位、オーストラリアドル
六位、スイスフラン
七位、スターリングポンド
八位、アメリカドル
という順位です。なるほど、完全な、リスクオンでもオフでもない相場だったのが解ります。
でもこれそもそも合っているのかは謎です。だって、AUDNZDの週足は陽線です。つまりAUDの方が強かったことだと簡単に解ります。
単にボラがあったのというのであれば、解る話ですね。
通貨強弱はこの辺りが欠点ですね
これでは解りませんね。
一応は、ニュージーランド国内のニュースをもう一度見てみます
RNZ 7/31
この記事のまとめです
紅海での緊張の高まりにより、世界の海上運賃が4月下旬からほぼ2倍に上昇した。これはスエズ運河の航行量が減少し、より遠回りの喜望峰を回る航行量が増加したためである。 このコスト上昇は、輸出業者にとって大きな不確実性を生み出している。需要が弱まっている中でコストを転嫁することは難しく、企業は慎重な判断を迫られている。 ニュージーランドの第一次産業の輸出業者も影響を受けている。輸送時間の延長やコスト上昇により、リンゴや食肉の輸出に困難が生じている。 食肉産業協会のシルマ・カラピーバ最高経営責任者は、輸送費の上昇が食肉会社の利益を圧迫していると述べた。
つまりインフレ要因ですね。これは頭がいたのではないですかね
続いてはこれ
RNZ 24/8/2
これは前にも指摘した件ですね。輸入統計分析で、中国への食肉が減り、アメリカが変わりに伸びた続報です。そのままのようです。
RNZ 24/8/10
一番意味不明な記事です。
景気回復の記事なのですが、最後の文は失業率悪化要因ではないかと思うのですが、多分。和訳にすると伝えきれない何かがあるのかもしれないです
一応まとめです
キウイバンクの最新レポートによると、ニュージーランド経済は回復の兆しを見せているが、まだ実感がない人も多い。ウェリントンを除くすべての地域で経済スコアが昨年より上昇したが、最高スコアはサウスランドの5点にとどまった。
チーフエコノミストのジャロッド・カー氏は、来年は今年よりも良い年になるだろうと予測しており、減税は苦境に立たされている小売業者や接客業に変化をもたらす可能性は低いと述べた。しかし、所得の伸びがインフレ率を上回ることで、徐々に家計のキャッシュフローが改善し、金利が下がれば支出を促すことになるだろうと述べた。
また、雇用の安定を心配する人が増えている一方で、サウスランドの建設活動が46%増加したことは注目に値すると述べた。
全体として、キウイバンクはニュージーランド経済の将来について「暫定的に楽観的」であり、来年には状況が好転すると予想している。
後は生コン、コンクリートの統計です
2024年6月期の生コンクリートの実生産量は977,746立方メートルで、2023年6月期に比べて9.0%減少した。
2024年6月期の生コンクリート生産量は392万立方メートルで、2023年6月期に比べて11%減少した。
季節調整済みでは、レディーミクストコンクリートの量は、2024年3月四半期の3.8%の減少に続き、2024年6月四半期に0.7%増加しました。
そのまま載せました(笑)
後は前回も書いた、電力の話です。値上がりですね。
これが一応騒がれているようです
RNZ 8/9
記事の要略ですが、前回とあまり変わりないです
卸電力価格の高騰がニュージーランドの食品業界に大きな影響を与えています。スーパーマーケットチェーンのフードスタッフは、電力価格の高騰に加え、他のコストも上昇しているため、価格を安定させるのが難しいと述べています。
フードスタッフは、エネルギー効率向上プログラムに取り組んでいますが、コスト上昇分をすべて吸収するのは困難であり、価格転嫁せざるを得ない可能性を示唆しています。
小売業界評論家のクリス・ウィルキンソン氏は、電力価格の高騰は小売業者にとって大きな課題であり、特に保険や人件費などの支出も増加している中で、さらに問題を複雑化させると指摘しています。
インフォメトリクスのブラッド・オルセンCEOは、食品の生産者や供給者も電気料金の上昇に直面しており、商品価格の値上げが必要になる可能性があるため、スーパーマーケットも影響を受けると述べています。また、生産者がコスト上昇分を転嫁できなかった場合には、生産される製品数が減少する可能性もあると指摘しています。
全体として、電力価格の高騰は、食品業界全体に大きな影響を与えており、消費者にとっては食品価格の上昇という形で影響が及ぶ可能性があります。
ロイター 8/9
この記事のまとめ
オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランドドルが堅調に推移しています。
豪ドルは1豪ドル=0.6589米ドルと、週初から1.2%上昇。
NZドルは週初から0.8%高の1NZドル=0.6005米ドル。
この背景には、
米国経済の堅調さを示す経済指標の発表により、米景気後退への懸念が和らいだこと
オーストラリア準備銀行総裁が年内利下げの可能性をほぼ排除したこと
ニュージーランド準備銀行の利下げ期待が後退したこと
などが挙げられます。
市場では、
オーストラリアの11月までの利下げ確率は46%に後退。
ニュージーランド準備銀行の来週の会合での25bp利下げ確率は81%。
エコノミストの予想は、
豪銀大手4行のうち、CBAは11月利下げを予想、ANZとウェストパックは来年2月、NABは5月の引き下げを見込む。
ニュージーランド準備銀行の来週の会合については、エコノミスト31人中12人が利下げを予想、残る19人は据え置きを予想。
とまぁ、これくらいしかなく、ロイターの記事が一番踏み込んでいるのも何かの皮肉に思えます。それにしても余計な事を書いています
余計、分析が複雑になったのですね。
ニュージーランドは、他の通貨に比べると政策会合が7回で、スイスよりは多いですが、他がほとんど8回なので1回少ない。12月はないし1月もない。となると、今回は据え置きとなると、もし何かあった時は50dbって0.5%になる可能性もあるのではないかと思います
また、CPIと雇用統計も3か月に1度しかないのも、予測を困難にさせています。まぁそのおかげで、今回の雇用統計は指数分析で解ったのですがね。
また、RBNZの政策メンバーなんて誰も知らないでしょ(笑)
実際に総裁のオアさんもしない人も多いのではないかと思います。一応7名による多数決らしいけど、他のRBNZメンバーが講演とか会見とかをほとんど見た事がないと思います。私も発見できていません。はっきりいえば、総裁くらいしか会見を見た事ないです。そういえば副総裁のどっちかがなんかで1回見たくらいの記憶です。
にわかで追いかけているニュージーランド経済ですが、まぁまぁ見ている私でさえ、その程度な感じなのですね。
ここからはそんな私の思い込みですが
8月据え置きが進んでいるRBNZ
据え置きでも売られるのではないかと、思い始めています
確かに雇用統計は良かった、電気代も一時的に上がる要因がある。失業率が上がった背景には人口増からの、雇用の奪い合いの予兆があると解釈するのであれば、据え置きでもハトになる可能性があるのではないかと
私がRBNZの立場だったらと考えると、タカは利下げという選択しを考えますがね。
先ほどのロイター陣営のエコノミストは利下げの文字。確かにありえそうです。もし利下げをするのであれば、売られるというシンプルな内容だと思います。しかしそう思っている人が多いのであれば、もし据え置きならニュージーランドドルは買われます。
どちらにしても、肝心なことはオーストラリアとは違うことだけは分別を付けておきたい
ただ、毎回思うのですが、トレードは別です
あまりにもニュージーランドドルは売られ過ぎている事実があります
確かに雇用統計で反発しましたが、それでもまだ売られ過ぎなことには変わりないです。
私がNZDCHFのロングしかしないのは古くからの読者ならご存じかと思います。合計3回トレードしています。まだ負けていません
今回はもしかしたら、ショートに手を出すかもしれないと思うくらい
危ういと思うニュージーランドドル。
強くなるきっかえは、年末に向けての乳製品のアノマリーくらいしか今は浮かびません。それも11月からのラッシュですがね。
いずれにしても、調べられることは調べました
まだ時間があるので追いかけますが、
現時点では
据え置きでハトな会見からの、NZD売り。しかし売られ過ぎているので短期になる可能性も否定できないという結論です。もしNZDの弱含みが先行しているなら据え置きでも買われる展開も捨てきれないです
13日に早く帰宅でき、分析できるならもう一度国内事情を見直します
その結果は、まだ解りません。
なかなか厳しいの状態だと思うニュージーランドドルの政策金利発表だと思います
そんな感じです
あとがき
アメリカのPPIは出来たら明日考えます。次週はPPIからのCPIそして小売りです。小売りの段階ではほぼ疲れ果てて誰も何もできないくらい動くのはないかと思っています。PPIの初動で一発勝負な気持ちで戦略を考えますが、怪しい影でもあれば何もしないと思います。
後は、オセアニア地域の経済情報をまとめている人って他にどのくらいいるのでしょうかね。外為ドットコムは見ましたが、この間の雇用統計は分析はちょっとがっかりしました。もっと深く踏み込んでいる人がいるのであれば教えてほしいです。ぜひ見てみたいと思っています
以上です
宣伝
現在フォロワーが81人です
NOTEフォローは100人でYOUTUBEデビューを考えています
モチベーションアップにもつながりますので
こんな記事ですが、フォローをお願い致します
ついでにXもお願い致します。
よろしくお願いします。
#やん #ヤン #Yan氏 #Yan #ファンダメンタルズ #fx #NZD #ニュージーランド #政策金利 #経済指標 #NZDCHF #EURNZD #NZDJPY #GBPNZD #利下げ #CPI #移民 #住宅 #値上げ #値下げ #在庫 #輸出 #貿易 #赤字 #通貨安
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?