豪ドル!力強さと脆さの狭間で:住宅市場と労働市場の行方に注目 24/7/3
Yan氏で~す。
インパクト!!!
今日もオーストラリアですね
私は7月18日の雇用統計を注目していいます
最初にいつも通りに忙しい人のためのダイジェスト
オーストラリア経済の現状について、力強さと脆さが混在しているという印象を持っています。本日の小売売上高は堅調ですが、住宅市場の不安定さや、家計の節約志向の高まりは無視できません。
特に住宅市場については、政府と中央銀行の政策が市場に与える影響が大きいと考えられます。利上げ示唆によってインフレ抑制を図りつつ、自国通貨安で輸出を促進したいという思惑があるのかもしれません。しかし、それが住宅市場の価格に歪みを生じさせている可能性も否定できません。
また、労働市場については、指標は高めに出る可能性があります。ただ、私は、労働市場の逼迫がインフレ圧力をさらに高めるリスクにも注意が必要だと考えています。
豪ドルについては、7月18日の雇用統計まで方向感が出にくい状況が続くでしょう。ただ、中国経済の減速や世界的な金融引き締めなど、外部要因にも注意が必要です。
今後、私は以下の点に注目していきたいと思います。
住宅市場の動向: 価格の推移だけでなく、住宅ローン金利や建築許可件数など、関連指標も注視していきます。
労働市場の動向: 雇用者数だけでなく、賃金上昇率や労働参加率など、インフレに影響を与える可能性のある指標も確認していきます。
中国経済の動向: オーストラリアの主要貿易相手国である中国経済の動向は、豪ドル相場にも大きな影響を与えるため、注意深く見守っていきます。
これらの情報を総合的に分析することで、豪ドルの今後の見通しについて、より明確な見解を形成できるように今は待つときだと考えております
昨日と同じで、不透明であるがデーターは揃いつつある
本文
さてと、パウエルさんの発言はいろいろなところで書かれているので、私の方では語りません
一応、記事だけは載せておきます
ロイター 7/2
ハトですね。ややハト。まぁそのあたりはこの記事を読んでいる方なら問題ないかと思いますので、割愛です
では、本日のお題はオーストラリアですね
最近はオセアニアを追いかけているので
今日の指標を見直します
これを見るとだれもが小売りに目が行くと思います
ですが、私は住宅関連ですね。特に許可件数がおかしな数字です
では先に、小売り関連を見ていきます
ロイター 7/3
セールを敢行し、なんとか売り上げを稼いだ印象になりますが
実際にはどうなんでしょうか?
どこで元データーを確認します
ABS オーストラリア統計局 7/3
業界別分析が注目になり
・食品が上振れ
・家庭用品が下振れ
・衣料品、アクセサリーが横ばい
・デパートの売り上げが若干下がる
・医薬品などのその他が伸びている
・外食が横ばい
・オンラインが若干弱含み
しかし季節調整を踏まえると上振れになります
これでは分け解らないので地元紙を見ます
ABCニュース 7/3
この記事を要約するとこんな感じです
オーストラリア人の支出は、物価上昇による生活費の高騰により鈍化している。食料品は依然として支出の大部分を占めているが、百貨店や家庭用品への支出は減少している。しかし、カフェ、レストラン、医薬品は依然として成長分野である。消費者はより慎重になり、割引や特典を求めるようになっている。になります
要は、節約し始めているが買い物はしているって感じです
が、節約するといいながら、節約を出来ていないからこの結果なのですね
まだまだ余裕があるように見えます
ブルームバーグでのオーストラリア小売りは利上げ観測へみたいな感じになっているのを見ると、まんざらではないのかもしれないですが
昨日と同じで、アジア時間が終わるとオージーは売られているのですね。
マーケットはオーストラリアは確かに強いが、そこまで買いには走れない何かがあるのではないかと思います
そこで、先に出した住宅関連です
まずは統計局の公式資料から
ABS 7/3
この内容ですが
2024年5月のオーストラリアの建築許可件数は、前年同月比で5.5%増加し、14,175件となりました。これは、2023年5月から2024年5月までの1年間で最も高い増加率です。特に、民間部門の集合住宅の許可件数が16.3%増加したことが全体の増加に大きく貢献しました。これは、高層マンションやアパートなどの需要が高まっていることを示しています。
一方、戸建て住宅の許可件数は2.1%増加と、比較的小幅な増加にとどまりました。これは、金利上昇や建築資材の高騰などにより、戸建て住宅の建設コストが増加していることが影響していると考えられます。
グラフを見ると、2023年5月から2024年5月までの建築許可件数の推移がわかります。特に、2024年2月以降、許可件数が大幅に増加していることがわかります。これは、政府の住宅政策や金利の動向などが影響している可能性があります。全体として、2024年5月の建築許可件数は増加しましたが、戸建て住宅と集合住宅で異なる傾向が見られました。今後の建築許可件数の推移は、経済状況や住宅政策などによって左右されるのにインフレ抑制を本気でするなら、この分野にも何らかのメスが入らないといけないのですが、今のところ、RBAが懸念しているなら懸念しているのを実効をしきっていないのではないかと私は考えました
つまり、利上げ示唆に誘導してるのではないかと思えます
で、ABCニュースからもう一つ
ABCニュース 7/3
オーストラリアの住宅市場は不安定で、様々な情報源から異なる価格データが報告されている。専門家は、これらのレポートは必ずしも正確ではなく、住宅購入者は自ら情報を精査し比較する必要があると指摘している。市場が変動しているため、データはすぐに古くなり、誤った認識を与える可能性がある。住宅購入者は、不動産業者や住宅ローンブローカーに相談し、市場を理解するために時間をかけるべきである。
つまり、価格ほどの価値が怪しいって私は考えます
政府と中央銀行は、利上げをせずに利上げ示唆で、インフレを抑制したい。
あわよくば、通過をやや安で、内需循環に持っていきたいのではないかと
自国通貨安は輸出には有意ってことはご存じだと思います
強いオージーでなく、強い金利で通過安が狙いではないかということです
そんな中で、本日のロイター
ロイター 7/3 シドニー概況
中国人民元安でオージーは強くなれなかった。
労働指標次第では、8月の利上げの可能性も。とも書かれています
実態的にはオーストラリア国民が弱っているのは間違いないです。
ただ、国民性で、そこまで働く意欲の薄い国民性をも聞いております
なにか違う環境があるのではないかと
労働系指標は高めに出てもおかしくないと思っています
次回のオーストラリア雇用統計は
7月18日10時半になります
明日の貿易収支をすぎると、住宅関連の指標以外目立ったものがないのです。
今日の小売りで、オージーが強くなりきれないのは、なぜ?
中国なのか。
昨日の記事で書いた通りに、混迷なオーストラリアドルですね
どちらに抜けるのかは、7月18日までは答えが出なそうです
今日の小売りで、何かきっかけがあるかと思っていたのですが
労働指標へ話題が移行しただけです
小売りの分析からは、まだ買い物ができる余力があると解っただけでも収穫です。労働関連の指標を追いかけますが、何かしらを見つけたら、どちらかにポジがとれそうです。
今の時点では、オージーは買いに傾きつつありますが、実体の消費の怪しさものこります
これも懸念内容です
今日のオーストラリア株の動きのタイムラインですが
オンラインブックストアが監視銘柄など、指数は上昇したのですが、暗い内容もでています
本を読まない国民が多いなら解るのですが、そうでもないと思うのですね。鉱業系が伸びを押したいのであれば、やはり通貨安が好ましいのかもしれないと。
そして、オーストラリア経済といえば
この方 このブログでは有名人の
ウォーレンホーガンさんです。2週間前の動画になりますが元気なようです
Xでも毎日、ツイートしていますが、労働市場について言及しています
彼はタカ派であることを忘れず
この動画は、オーストラリア経済と今後の連邦選挙についてです。スピーカーのウォーレン・ホーガン氏は、以下の点について説明しています。
オーストラリア経済は現在、移民の数が多い一方で失業率が低いという、統計的に矛盾した状況にあります。これは、経済が能力の限界で稼働していることを示唆しています。
GDP成長率は、20年間の平均3%に対して1%と弱いです。しかし、これは経済が能力に達したためかもしれません。
スピーカーは、季節調整されていない雇用者数のトレンドの方が、季節調整されたものよりも良い指標であると主張しています。トレンドを見ると、雇用は力強く増加しており、第2四半期には月間4万人の新規雇用が創出されています。これは、RBAが予想していた1万人を大きく上回っています。
経済の減速は、主にインフレと増税による消費の減速が原因です。
来年度は、大幅な減税などの措置により、世帯の可処分所得が3.5%増加し、10年ぶりの大幅な増加となる見込みです。これは、消費の増加につながると期待されています。
RBAは、来年の5月の選挙前に金利を下げる可能性は低いでしょう。これは経済を弱体化させる可能性がありますが、一方で、金利を上げることは、人々を苦しめているインフレに対処する唯一の方法です。スピーカーは、政府にとって状況は難しいと結論付けています
今日はまとまりませんが、再来週に来るオーストラリア雇用統計への布石回としてご理解ください
そんな感じです
あとがき
ニュージーランドの政策金が7月10日にあります。利上げは出来ない状態って認識です。この辺り、調べ始めます。日曜にはまとめると思いますのでよろしくお願い致します
以上です
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