Xデザイン学校 #4
noteの概要
今回から具体的にサービスを検討するためにチームでのディスカッションが本格的に始まった。
その中で感じたことをまとめる。
手法を知っていると効果的に使えることは別
チームでサービスを検討するにあたり、ペルソナやマインドマップの話が出てきた。このあたりは、新製品の検討を行っていたときによく使っていた手法のため、ある程度馴染みがあるものだった。
ただ、いざ今回の研修をすすめる中で少しイメージしてみると、ぱっといい感じにうまくかけるか自信がなくなった。
理由は以下
サービスコンセプトがふわっとした状態になっている。
将来的なスケール後の世界を主に考えていて、対象とするユーザのイメージを決めきれていない。
ディスカッションメンバーのイメージしているものの大まかなイメージはあっているものの、揺るぎない軸のようなものが決めきれていない。
業務で新製品の検討を行っていたときは、正直このあたりをあまり考えずに、とりあえず今アプローチできるところを対象にしてペルソナやマインドマップを作っていたと思う。
そのため、今振り返るとスタートの先入観がずっと残り、あまり効果的に使うことができていなかったと感じた。
今回のペルソナやマインドマップに限ったことではないが、ネットに落ちているフォーマットを拾ってきて表面的にそれを真似しても正しい効果は得られない。
手法を使うときには、前提条件、利用する目的、得たい効果、ゴールをイメージしながら、目的に合わせて柔軟に活用することが大切だと実感した。
チームで課題を解決する価値
今までの人生ノリと勢いで乗り越えてきたところが多く、手法なども表面上使うことが多かった。今回の課題に関しても普段同様ノリと勢いで周りの人にインタビューをしてこようと考えていた。しかしチームメンバーとインタビューの意識合わせをしようとしたとき、思ったよりもインタビューをする前に決めなければいけないことが決まってないことに気づいた。
普段の仕事では一人で決定を任されることが多く、仕事を推進していく上で先入観というか思い込みを持ってどんどん進めて行くことが多い。
チームで仕事をしていると、自分の思い込みや先入観に対して別のメンバーがどのように感じているのかを聞くことができるのはとても良い経験をしていると思う。
普段の業務形態とはかなり違う研修な上に、対等な立場の優秀なメンバーとともに課題を解決する機会はあまりない。デザイン思考に関する学びだけでなくチームで仕事をすることに対する学びもこの研修で得ることができればと感じた。
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