Premiere League 第8節 Burnley VS Chelsea
両クラブの状況
◆Burnley
前節、ルートンタウン相手に何とか勝ち越したバーンリー
だが、未だ降格圏から抜け出すことは出来ずにコンパニ監督も頭を悩ませている。
そんな今節、ホームに迎えるのは同じく低迷しているチェルシー
強豪だがこの試合で勝利し降格圏から脱出したいところ。
◆Chelsea
前節、フラムに勝利し2連勝と波に乗るチェルシー
怪我人が多いものの、ジャクソンやスターリングなど攻撃陣が好調を見せている。
今節は格下のバーンリーが相手、アウェイで勝利し上位躍進へのきっかけにしたい。
スタメン/フォーメーション
◆Burnley
バーンリーは4-3-3の布陣
攻撃陣にはフォスター、トレゾール、オドベールが名を連ねる
◆Chelsea
チェルシーは4-3-3の布陣で挑む
センターバックはベテランのシルバとディサシがコンビを組み
1トップにはジャクソンではなくブロヤが先発となった。
前半
コンパクトな守備に完成度の高い前線
前半がスタートし、プレスをかけながらも主導権を握られるバーンリー
中央を締めるコンパクトな守備で、チェルシー攻撃陣を中に入れさせない
サイドに誘導し、前線深いスペースでボールを奪っていく。
また、中央のセカンドボールの回収が早く1トップのフォスターもボールを収めることができる。
また、ゴールを決めた左サイドのオドベールは巧みな足元でボックス内まで侵入しチャンスメイクが可能な選手、右差し殿トレゾールも身体の使い方が上手く、抜け出しもできる。
クオリティの高い前線3人で後半も追加点を狙いに行く。
守られながらも見つけた穴
試合開始すると低い位置でボールを保持し、ジリジリとビルドアップしながらチャンスを狙うチェルシー
コンパクトな守備に苦しめられ、中央からの突破が中々できない。
そこで両サイドパーマー、スターリングからのチャンスメイクに限られてしまうも、この試合ではスターリングのキレが光っていた。
左サイドで1対1、1対2になってもボックス内まで侵入できるスピードを持っている。
また、そこからクロスや中央へのパスで展開することも可能。
42分には相手OGを誘う展開を作ったスターリング、後半も躍動できるか。
後半
流れを変えたいバーンリー
1対1の状態で後半を迎えたバーンリー
前半に比べるとポゼッション率が52%と回復してきたが
早々にPKで失点をしてしまう。
その後前半同様に左サイドのスターリングからのチャンスを狙われ
失点を続けて許してしまう。
流れを変えるため、ラムジー、コリオショなど期待の若い選手を投入したコンパニ。
主にコリオショが違いを見せ奮闘するものの、得点には結びつかず敗戦となってしまった。
前節ルートン戦で勝利したものの、良い流れを作ることは出来なかった。
復活の兆しを見せるチェルシー
後半がスタートし、ポゼッションだけで見ると前半よりはバーンリーに
占められてしまう。
しかし、パーマーが落ち着いて決めたPKを皮切りにショートカウンターからのスターリングの得点、スターリングの展開からジャクソンの得点と
一気に4-1に引き離した。
攻撃陣が火を吹いたチェルシーが後半でバーンリーを圧倒した試合となった。
守備面ではサンチェスが落ち着いたセービングを見せ失点を1点に抑えた。
フラム戦に続きチェルシーが連勝し復活の兆しを見せた。
試合結果
Burnley 1 - 4 Chelsea
◆Burnley
Odobert ( 15')
◆Chelsea
Dakhil ( 42' OG)
Palmer (50')
Sterling (65')
Jackson (74')
Pick up
◆Burnley
30.Koleosho
後半61分に交代出場した19歳の若手アタッカー
巧みなドリブルと加速力で右サイドから数少ないチャンスを生かし
違いを見せた。
負けてしまったものの、今後の活躍に期待
◆Chelsea
7.Sterling
この試合左サイドのウイングで先発
OGの誘発、PK獲得に1ゴールと全ての得点に絡む活躍を見せた
スピードと推進力は変わらずトップレベルを維持している。
低迷するチームを救えるか
総評(個人的な感想含む)
低迷しているチェルシー対コンパニ率いるバーンリーの試合!
まずはホームのバーンリー
前半は中央を締めサイドに誘導する形での守備が上手くチェルシーにはまっていた。
ポゼッションこそ負けていたものの、危ないシーンは少なくこのまま守り切れるかと思ったが後半で一気に流れを掴まれてしまった。
中央からのショートカウンターやスターリングを少し自由にさせてしまったことが敗因か。
攻撃陣のクオリティは素晴らしいため、守備面で今後どう改善してくるかが注目。
一方アウェイのチェルシー
前半はバーンリーの守備の形に苦しめられ、スターリング1人が躍動していたイメージ。もちろんパーマーも頑張っていたが、チャンスでの選択や思い切りがまだ出来ていなかったか。
だが後半で一気に攻め入り3得点で逆転して見せた。
中央でカウンターの起点となったカイセド、幅広い守備で全体の流れを形成したギャラガー、狭いエリアでも冷静にプレイし得点したジャクソン
新加入組が波に乗りバーンリーを圧倒した。
この試合全ての点に絡んだスターリングは今後もスコアを伸ばしチェルシー復調の立役者となれるか。
バーンリーはホームで5連敗と中々厳しいシーズンを送っている、、
一方のチェルシーは大量4得点でプレミア連勝
このまま上位に返り咲けるか、、!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次の試合で!