井原線まちおこしネットのはじまり
1999(平成11)年1月11日、井原鉄道井原線の開業の日、「ふるさとネットワークI&Y」の代表として井原線の応援団をつくろうと各種団体個人に呼びかけ、2月11日、会が発足し「井原線まちおこしネット」と命名した。いろんな活性化案の提案があった中ですぐにでも始められていろんなイベントを支援できるということで「井原再発見探訪会&井原ウォークの会」が動き出すことになった。
そして3月11日、第1回 井原再発見探訪会を井原桜堤コースで行ったのが現在の「井原線ウォーク」となり25年間活動は続いている。
公費を当てにせず民間による「予算ゼロ円企画」を貫いた。公費による予算によるウォークイベントだと予算の切れ目が企画運営の切れ目となり続かない。
参加者がみんな会員という考えで「参加会費」という運営システムでイベント保険に加入しもしもの補償も準備して開催し続けた。多い月には3回、年間25回ものウォークイベントを実施した。
新聞での「ほのぼの岡田さんの井原線ウォーク」の連載は春夏秋冬の月4回のシリーズは3年半続いた。連載月には担当記者さんと写真を撮りに出かけ記事を書く日々、そして記事で紹介したコースで井原線ウォークを実施した。多い時には350人の参加もあったが、これはボランティアの限界を超えている。その無理がたたって現在は月1回のペースでのイベント開催にして参加人数の設定も50人とした。
井原線ウォークは井原線沿線各駅を発着するウォークイベントによって井原線沿線を元気にする「この指とまれ」のまちおこし活動である。