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夏の終わり

体を焼くように暑かった夏

最近は少しひんやりとする日も増えてきた

すこしずつ夜になるのも早くなってきて

物寂しさを感じる

特に何か刺激的な出来事があったわけでもない

なんなら苦しみが癒えぬまま

過ぎていく夏だった

なのになぜだろう

懐かしくて寂しくて胸が締め付けられる

戻りたくはないが戻りたいような気がしてならない

この気持ちに名前をつけるとしたらなんて呼べば良いのだろうか

今はまだわからない

いつか名前をつけれる日が来るだろうか

この気持ちに

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