短編小説のような人生
濃ゆい人生歩んでいることは間違いない。
しかしながらなんというか繋がってないというか…
第一章〇〇編が終わると、
何やら全然違うテーマの世界で生きている感じが強い。
連続性に欠けるのよ。我ながらこれで良いのか?と今更ながら思うことも多い。
自伝でも書けば、なにか通底するテーマみたいなものが見えるのかもしれないが、ざっと振り返ると同じ監督がとった作品とは思えない仕上がりだ。
田舎から都会へ舞台がどんどん変わるし、学生時代は天才、神童かっていうところからドロップアウトクズ不良ってとこまでの振り幅。
社会に出てからも辣腕ビジネスマンから反社もどき。
警備員からチャラ社長まで、
舞台にすると場面転換が多すぎて…演出家泣かせなこと間違いなし。
辛うじて性転換はしてない。
多分墓石に刻む言葉はケ・セラ・セラってなもんだ。
そうして流されて生きてきたようでいて、無理矢理良い感じでいうと自分に正直に過ごしてきたということなんだろう。
何を優先して生きてきたのかちっともわからないけど、劣後順位はしっかりしてきたと思う。
徹底した身内贔屓。
マイルールの遵守。
女性に優しく。
卑しくあるな。
カッコいい原理主義。
全てを疑い、全てを信じる。
思考停止に陥らない。
etc
そういう基本的な考え方に基づいて、
自由に生きてみたらこうなった。
何編目かはよくわからないが、
終章に向けての盛り上がるところに差し掛かろうとしている。