段ボール椅子を工作してみた
以前,段ボール紙を使った椅子の工作の記事をノートで見かけた。
そのときは多くの記事があったと思う。今回,改めてノートで「段ボール椅子」と検索すると60件ほどヒットしたが,直接関係あるのは数件のみ。ノート初心者なので記事検索もできない。
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なぜ検索したかと言えば「段ボール椅子が必要になったから~」
体育館などフローリングの場所では,傷防止のためゴムシートを敷いてパイプ椅子を並べる。しかし,椅子を置くスペースがない場合や会場の都合で椅子が使えない場合,金属製の折り畳み椅子は持ち込み禁止となる。
私のような体力のないシニアは立ちっ放しはつらいので,小さな段ボール椅子があれば助かる。段ボールなら床に傷を付けることもなく,スペースも取らないので大目に見てもらえる?
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という身勝手(だけど切実)な動機で段ボール椅子の工作に取り掛かる。
周知のように,薄い段ボール紙で体重を支える強度を実現するには,トラス構造かハニカム構造が基本。
どっちがいいか分からなかったので,二つ作ってみた。上の見出し写真の左がトラスで,右がハニカム。両者とも,写真撮影のため蓋を外している。
ハニカムは六角形ではなく円形を使った。障子紙の芯(円筒)が何本か残っていたので再利用した。
作りやすさはハニカム。筒を同じ長さに切ってボンドで貼り合わせるだけ。今回使った円筒は厚さ1mmで強度が不安だったが,70kgの体重を支えられるのは実証済み。
トラスは3mm厚の段ボールを使った。サイズも大きいため,100kg以上の体重でも大丈夫だと思う(保証できないけれど)。
工夫した点:段ボール箱をバラして使ったので,その切れ目(箱の角の部分)が椅子の折り目(角)になるようにしたこと。ただし,使用する段ボールで椅子のサイズが決まることに注意。
家にある段ボール箱や円筒を使い,接着用のボンドのみ100円ショップで購入した。
大人用の段ボール椅子2個セットが合計110円なり! たかが工作と侮る事なかれ,,
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