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「足るを知る」を実感し続けられる感性がほしい


ふう。
書けた。
ポストにイン。



先日、紹介した「はがきの名文コンクール」が完成したため提出しました。
200字以内なので、割とすぐにできました。

過去に受賞されている方をみていると、個人的な内容が多かったので、ちょっと抽象的だったかと思いましたが、まぁ、いいや。出せればOKなのです。


 私は物欲はあまりない方です。
住むところに強いこだわりはなく、寝れれば基本的にはOK。
車はちゃんと動けば、中古の軽で十分。
食べ物は、お腹が満たされれば特に不満はありません。
服も季節に合ってさえいれば大丈夫。
宝石や時計とかも全然興味がありません。
今のところは、大きな病気もなく、妻と可愛い子どもたちと生活できている。
仕事は嫌いではなく、今のところ人間関係もこじれていない。

色々と揃っているはず。

でも、どこか満たされていないと感じることがあります。いつも、どこか不安で、イライラしやすい。


給料はあと100万くらい増えてほしいし、たまには家族で外食とかもしたい。新しい友達もほしい。誰かに褒めてほしいし、認めてもらいたい。
常にどこか何かが足りない。足りない。もっと、もっととなっている。


「足るを知る」は古代中国の思想家の言葉みたいですね。もう少し続きがあって、「足るを知る者は富む。強めて行うものは志有り」なんだとか。

「満足することを知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで志(目的)を成し遂げている」という意味らしい。
へ〜。知らなかった。

この「足るを知る」を人生の中心に持ってこれたら、きっと幸せを感じられる。

今の現状に感謝することは「足るを知る」に近い感じがします。色々揃っている現状は当たり前じゃなくて、有り難いもの。今の当たり前の生活なんて、本当は不安定なもの。
ただ、そのことに感謝し続けることは結構きつい。感謝することはすぐに忘れやすいもの。


今は分かった気がしても、すぐに忘れて、壊れたり、なくなってから思い出す。

わかっちゃいるけど難しい。でも、出来なくはなさそう。


「足るを知る」を実感し続けられる感性がほしい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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