見出し画像

「残酷すぎる幸せとお金の経済学」を読んでみた

「残酷すぎる幸せとお金の経済学」という本をご存知でしょうか?


筆者 佐藤一磨氏

この本を読んだ感想を簡単に言うと、
「何これ?こんなにタイトル通りの本ある?あまりに残酷すぎる」です。

目次はこちら

第1章
幸せはお金で買えるのか

第2章
出世すると幸せになれるのか

第3章
結婚したら幸せになれるのか

第4章
「子どものいる女性ほど幸福度は低い」のはなぜか

第5章
離婚したら不幸せになるのか

第6章
「家族ガチャ」で人生は変わるのか

第7書
なぜ日本の男性は幸福度が低いのか

第8章
「幸せのどん底」は何歳でやって来るのか

終章
経済学が導き出す「幸せの条件」とは

興味深い目次が多く、データがたくさん載っておりさくさくと読みやすかったです。ただ、この本は読んでいると色々と凹みました。あくまで私の場合ですが。

一番気になった話として、
「 人生の幸福度が最低になるのは48.3歳」と書かれてありました。理想と現実のギャップが顕在化し、親の介護と子育ての二重の負担が発生するためと。
え、もうすぐやん。嫌、何か避ける方法は?

結論


お金で対処する


嘘やろ。残酷過ぎる。
年齢に伴いU字になる幸福度の形を、下げることなくフラットに保つもの、それがお金だそうです。
残酷過ぎるって。

また、よく世間でいわれている収入と幸福度の関係。年収800〜1000万ぐらいからの幸福度は上昇しない説。最新の研究では、年収は上がれば上がる程幸福度は伸びていくとのこと。おい、カーネマン。残酷過ぎるって。


この本を読み進めると、何度も残酷過ぎるって内容が書かれています。怖いもの見たさで読んでみると面白いと思います。


この本を読んで、我が家庭はどうなのだろうと気にはなりましたが、男性の平均年収程度の私が、子供を2人育てている妻に「今、幸せ?」と聞くのはあまりに残酷過ぎる答えが返ってくのが予想できるので恐ろしくて質問できません。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!