【ジブンジカン】なりたい自分になるために真似ることは大切だけど…
私は何が好き?
何に興味がある?
どんな価値観を持ってる?
就職活動のとき、私はこれらを真剣に考えました。自分にとって大切なことはなにか、どんな将来を描きたいのか…考えているうちに自分の見失ったり、そもそも大切とは、好きとは何なのか考えてしまい泣いてしまったりしました。
そんな真剣に行った自己分析をもとに私は2023年4月に社会生活をスタートさせました。自己分析をもとに決まった自分のなりたい姿になるため、仕事に取り組んでいました。しかし1年後、他人の目を伺い、”○○したほうがいい”、”〇〇しなければならい”ばかり考え、自分の好きや価値観がわからなくなりました。「何がやりたいの?」ときかれてもわからず、相手が求めていそうな言葉を適当にいう。でも本当はそんなこと思っていないから、自分が納得できていないから、行動ができない。行動できない自分が嫌い。そんな負のループにはまってしまいました。
おそらく、なりたい自分にばかり目を向け、本来の自分に噓をつき続けていたからだと思います。当時の私は、”なりたい自分を演じる。演じ続けるとそれが本当の自分になって、なりたい自分になれる”と思っていました。この考えは間違っていないと思います。
実際、私はすぐに友達になれる人になりたい、明るく笑顔が素敵な人になりたいと思い、そうなれるような言動を続けていたらできるようになりました。この前、あるコミュニティーに参加した際、参加者の方とごはんを食べることになりました。その時、声をかけたいと思ってくれた。と言われ、すごくうれしかったのです。私はそのままの自分だったので、それを素敵だと思ってくれるのはすごくうれしかった。
しかし、この考え方で注意しないといけないは、自分の得意を活かしながらやるということです。自分の得意や価値観を無視して、自分の苦手なことができるように好きになるようにすると、全くできないしその行為が苦痛で仕方がない。また、指摘されてもその価値観を持っていないから理解ができない。世間でよく言う、成功者のいう通りにするのが近道とありますが、まずは自分の得意や今持っている価値観の上で成功者の真似をする。そうしなければ、本質をつかむことができないと思うのです。それが大切なのではないかと私は考えます。得意をもとにできるを増やしていく。その積み重ねでなりたいになれるんじゃないかなって思います。