べてる

✡誰にも信じてもらえない話✡

べてる

✡誰にも信じてもらえない話✡

最近の記事

信じてもらえない話20

✡猫の集会✡  昔、実家で「シャブ太郎」って名前の猫がいた。 飼ってたというよりは、実家の倉庫にいた影猫の親が人間に見つかったことで一匹だけ残して逃げていった。  その残された一匹が、衰弱してたので保護したのがきっかけで家で育てて、すっかり人間との生活に慣れてしまって家族になった感じである。  シャブ太郎は、目も開かないうちから人間に育てられたので変わった猫だった。普通にテレビをつけて料理番組を観たり、買い物に付いてきたりと人間だと思ってるのか?ってことが度々あった。

    • 信じてもらえない話19

      ✡護られている?アカシックレコード?✡   自分の人生は全くもって思い通りいかない。 が、今思えば思い通りいってたら間違いなく死んでたってことが数え切れないほどある。  震災にしろ、電車の事故にしろ、思い通りにいかない時ってのは、もしかしたら護られてるからってことなのかもしれない。  そして、それは必然なのだろう。

      • 信じてもらえない話18

        ✡お墓参りの帰り✡  ある日、ふとじいちゃんのお墓参りをしようと思い実家に向かった。  当時、仙台のアパートに住んでいたので片道大体1時間半ほどかけて実家近くのお墓に行き、お墓参りをした。  じいちゃんは生前不思議な人でよく神様にあった話をしてくれたり、死んだあと3日くらいは居間の炬燵にあたっていた。 お墓参りの帰り、国道6号線を仙台方面に向かってバイクで走っていると前に遅いワゴン車がいた。  遅いなーと思ってすり抜けしたとき、左ウィンカーがチカチカ光ってルノが見えた。  

        • 信じてもらえない話17

          ✡献血✡  よく自分の周りでは電子機器が狂う。 ある時献血をしようと献血車に行った。  結構普段から献血はするのだが、このときは様子が違った。  自分の血がチューブに流れ始めてすぐに自分の隣りにあるパソコンがシャットダウンした。  献血のおねいさんが慌てて「え?え?」って言って、こんな現象みたことないと狼狽えてた。  周りも全く原因がわからなかったらしく、自分の血が原因だということで解決した!  世の中にはバグが存在する。 ✡信じてもらえない話✡

          信じてもらえない話16

           ✡スマホのナビ✡ 仕事柄、休みの日や仕事終わったあとにランニングをするのが日課である。  ある夏の日、日中暑かったため暗くなってから涼しい時間帯に走ろうと思って20時くらいから走り始めた。  片耳だけイヤホンをして音楽を聴きながらゆっくり走っていた。  いい感じで汗かいてきたなぁと思ってたら、ふいに目的地到着です!ってナビがいきなり起動した。   ん?と思って、スマホを見たら勝手に経路と目的地が設定されてた。  周りを見たら墓地だった。 よく聞く話だけど、自分に起きるとは思

          信じてもらえない話16

          信じてもらえない話15

          ✡魂通過✡  仕事柄、いわくつきの建物によく行く。 ある時、同僚と何気ない話を職場でしていた。 その部屋はいわくつきではあるが、特に気にしてなかったし真っ昼間だったのでなにも気にしてなかった。  話してる途中、いきなり自分の体(胸付近)をソフトボール位の物が通過していったので、うわぁって声を上げた。なにかビリビリした丸いものだった。  その先には同僚が不思議な顔でこっちを見ていたが、そいつも、うおっって声をあげた。 お互い今通ったよね?って話し合って、やはりソフトボールくら

          信じてもらえない話15

          信じてもらえない話14

          ✡二足歩行のねこ✡  むかし喜多方に友人とツーリングにいった。 夜は道の駅で温泉に入って野宿したりで非常に楽しかった。  朝方早く、喜多方ラーメンを食べにラーメン激戦区に行き歩いていると、猫が二足歩行で付いてきた。  友人と顔を合わせて、お互いに見なかったことにした。 世の中にはバグが存在する。 ✡信じてもらえない話✡

          信じてもらえない話14

          信じてもらえない話13

          ✡ウルトラマン✡  5歳の頃、体がすごく弱かった。  肺炎とか喘息とかやたら入退院を繰り返していた。  ある夜、寝てたら頭の中に声が聞こえてきて目が冷めた。  その声は優しい感じでなにか願いある?って言ってきたので、当時好きだったウルトラマンゾフィーになりたいって答えた。  そしたら、だんだん身体がウルトラマンになって空中に浮いて近くの海に飛んでいけた。  今考えると、幽体離脱だと思う。 身体が変わる瞬間とそらとぶ瞬間は今でも感覚が残ってる。  戻るときに、大人になれ

          信じてもらえない話13

          信じてもらえない話12

          ✡死神✡  自分には、死神が憑いてるらしい。  普通、全く知らない人に死神憑いてると言われる人はあまりいないと思う。  昔からたまに黒い影が自分の周りにいるのを視てた。たぶん、それのことだと思うが、今まで全く関係ない人たち3人位に死神憑いてるよって言われた。  ただ、めちゃくちゃ強い守護霊もいるから死んでないんだとも言われた。  かれこれ高名な占い師に既に死んでるはずなのにって言われて10年ほど経つが今のところ生きている。  死神の世界にもバグがあるらしい。  ✡信じ

          信じてもらえない話12

          信じてもらえない話11

          ✡人生の縮図✡  当時世間ではドラクエモンスターズがゲームボーイで出ることが世間をザワつかせていた。  そのころ、お金も持ってなくどうしても欲しかったが子供ながらに諦めていた。  周りでは発売日にすぐやるため学校終わったら買いに行くとかみんな話していた。  自分には縁がない話だった。 できれば、弟にもやらしてあげたかったなと思いつつ学校が終わったので家に帰った。  道中、突然の大雨暴風でビショビショになり、心も荒れくれ、クソッタレーと叫びながら必死でチャリを漕いで、神様な

          信じてもらえない話11

          信じてもらえない話10

          ✡飼い犬の彼女✡  高校生のある日、学校から帰って、玄関を開け  二階の自分の部屋に入った。  !? なんかベッドにいた!  知らない野良犬が自分のベッドで寝てた。  戸締まりもしていて、どこから入ったのか検討もつかない。 状況が理解できずに追い出したら、家の飼い犬が自分の小屋にかくまっていた。 しばらくして、いなくなったと思ったら、その犬が夕方のニュースに出てた!  天気予報かなにかの中継でアナウンサーの後ろをぐるぐる回っていた。  さっきまで家にいたのに!?  瞬間移

          信じてもらえない話10

          信じてもらえない話9

          ✡マグロヌンチャク三途の川事件✡ 小学4年のころ、母親が近所のスーパーで安いお寿司を買ってきた。マグロが美味しそうだった。  パクパク美味しく頂いて、好きなものは最後タイプだったので、マグロはメインディッシュにとっておいた。  さぁ、いざマグロをいただこう!ってことで意気揚々とマグロを口に入れ、噛み締めて呑み込んだ!  その刹那、マグロの筋が切れずに、ヌンチャク状になって、のどちんこに絡まり自分の気道を塞がれてしまった。   必死でもがきながら、三途の川がぼんやり見え

          信じてもらえない話9

          信じてもらえない話8

          ✡ドラえもんの宇宙船✡  中1のころ、バレー部の練習を終えて体育館の外に出たとき南の空に、ポリバケツのゴミ箱の様な物体が空に浮かんでいた! ドラえもんによく出てくるロケットみたいな感じ  呆気にとられて見てたら、女子バレー部の女の子も来て一緒に見た。  二人でみてたら、人が集まってきたがその瞬間消えてしまった。    家に帰って、母親にその話をしようとする前に、職場の同僚が今日UFOみたって騒いでたって母親から言われた。  その状況を聞いたら、ちょうど自分が見た方向と時間帯

          信じてもらえない話8

          信じてもらえない話7

          ✡新種のドッペルゲンガー✡  ごく最近の話、ある日職場で昼休みを使って倉庫でパイセンAと作業をしていた。ちなみに、うちの職場はかなり広い。そして、ちょうど昼休みが終わる頃  そこにパイセンBがやってきて自分に「え?走ってきたの??」と驚いた表情で話しかけてきた。  ずっと倉庫前で作業してた事を言ったら信じてもらえない感じでさっきBが体験したことを話し始めた。  倉庫に向かう途中、Bはもう一人の自分と会って普通に話していたらしい。そして、もう一人の自分はちょっと待機部屋に行くん

          信じてもらえない話7

          信じてもらえない話6

          ✡抜けた歯の次元転移✡  小学3年のある日乳歯がグラグラして抜けそうだった。実家の地域では下の歯が抜けたら縁の下へ、上の歯が抜けたら屋根の上へ投げるという風習があった。  ある日、うがいをしていたら歯が抜けて飲み込みそうになったのでとっさに出した。  抜けた歯は特徴的に尖っていて、そのまま流し台に流れていってしまった。  まぁ、縁の下も下水も変わらんだろうっと思って気にもとめていなかった。   数日後、ばあちゃんがきな粉餅を作ってくれた。  実家では餅から作ることもありかなり

          信じてもらえない話6

          信じてもらえない話5

          ✡猫のストーカー✡  一人暮らししていたある日のこと。 夕方最寄り駅からアパートに帰る途中、駅の改札口付近で可愛いトラ猫が擦り寄ってきた。 可愛いな~って思いながら「うちのアパートペットだめなんだ、ゴメンな」て言ってバイバイした。  猫はしばらくこっちを見たあと街中へ消えていった。  その日の夜、丁度0時くらいバルコニーから、にゃ~にゃ~って声がした。  え?って思ってベランダの窓を開けたらさっきの猫がいた!?  なんで部屋知ってんだ??ってパニックになりそうだったけど、猫を

          信じてもらえない話5