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エール

待ち合わせまで時間があったので、246号線、通称「青山通り」沿いのスタバで、一服することにした。道すがら大学の前を通った。正門には「青山学院大学入学試験場」の立て看板。まさに受験シーズンの真っ只中だという事を実感した。

多くの人が、一度や二度は経験する「受験」

詰め込み教育だとか、競争社会だとか、学歴偏重だとか、受験は、その在り方に、いつの時代も何かしらの問題を孕んでいたように思う。

しかし、試練に立ち向かうことは、人間性を深め、幸せな人生を送る糧となると思う。

自分自身は、自慢できるほど大学受験の勉強をしなかったので、偉そうな事は言えないけれど、それでも、人並みには勉強して、それなりのところに行った。一方、資格試験(鍼灸師・介護支援専門員)は、自分でもよく頑張った、と言えるくらいに頑張った。それらが、今に繋がっていると言っても、過言ではない。

受験は、良い経験になると思うし、良い経験にして欲しいと思う。その為には、今は、その意味の有無など余計な事に捉われず、人によっては理不尽な事もあるかも知れないけれど、まずは、一生懸命に取り組む事に意味があると思う。

キャンパスの銀杏並木は、すっかり冬の様相だったが、頑張ってきた受験生の元に桜が咲く事を願って、待合せ場所に向かった。

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