真実の美を追求〜マティス展が教えてくれたこと
マティスの総合芸術としての礼拝堂
先日、家でテレビをつけたら、ちょうどマティスについての番組が始まったところでした。番組では、晩年のマティスが総合芸術としてつくった南仏・ヴァンスの礼拝堂について、詳しく紹介していました。
マティスが教会をつくったことを初めて知り、意外な印象を持ちました。でも、テレビに映った礼拝堂の空間はマティスらしいタッチの太めの線によるデッサンの絵と、青と黄色に緑を加えたステンドグラスに日の光が射して、教会内が安らぎの空間になっているのを感じました。