全部プロに任せて好きなことだけしてたい
リポビタンDを飲みました。
シャキッとしたいなというときに、リポビタンDを飲みます。
よくわからないけど、なんか元気になった気がします。
だから箱買いしてストックしています。
飲んだあと、紙のラベルを剥がそうとします。
がつっ
剥がれない。
カリカリ爪をたてて剥がそうとすると
びっ
角だけちょっと剥がれました。
途方に暮れます。
ラベル剥がしって、回収されたあとにリサイクル工場でザザーっと出来るんじゃないの、だからわたしがここで頑張らなくてもいいんじゃないの、という考えが頭をよぎります。
ペットボトルに付いてるビニールのやつはね、ミシン目があって簡単に剥がせるようになってるから、剥がしますよ。わたしだって。
キャップも本体とは別にするし、紙製のラベルだってモノによってはペリペリーっとノンストレスで剥がれる配慮があるものは、剥がしますよ。
でもリポビタンDの紙ラベルは、とても頑固で剥がしにくいのです。
わたしは早々に白旗を上げたい。
…
夫が、律儀なのです。
資源ごみ回収日に、瓶や缶を外に出す作業は夫がしてくれていますが、その際、ラベルが剥がれていないものや不十分なものは、夫が持ち戻ってしまうのです。
そして後日、一生懸命剥がしている。
そんな健気な姿を見たら、夫の不利益をなるべく生じさせたくないわたしとしては、自分で剥がさなきゃ、夫に負担をかけるまじ、と思ってしまいます。
なぜそんなにも懸命に剥がすのか、夫に聞いてみたことはないのですが(聞けばいいのですが)もしかしたらゴミ出しの際、ご近所さんにラベルについて何か指摘を受けたのかもしれません。
もしくは単にリサイクル工場の皆さんにご迷惑をお掛けすまいとする夫の矜持かもしれない。
あとは子どもの頃からの習慣か、親の躾とかかも。
なんにせよ、結果的に夫はラベルを剥がすと決めたのであり、わたしが行わない場合、夫はわたしに指摘するのではなく自分で抱えるタイプ。
夫はそういう人。
限界まで我慢して、倒れる間際に「倒れそう」と申告してそのまま気を失うような人。
ということで、この頑固なラベルを剥がそうとわたしは心に決めました。
格闘の末、
紙の表皮を剥がすことになんとか成功し
その後お湯とスポンジで
薄く残った紙と糊を
ゴシゴシしながら洗い流しました。
…労力、半端ない。
リポビタンDを嫌いになっちゃうレベル。
しかも、お湯流しながらラベル剥がすのって
結局のところ、環境にいいの?悪いの?
ああ、プロに任せたい。
わたしは、素人が苦労してDIYとかするより、お金払ってプロに任せたほうが効率も仕上がりもいいよね論者です。
好きでやってるならいいけど
しんどいと思いつつ
ため息つきながらするぐらいだったら
炊事も洗濯も掃除も育児も
なんの躊躇も負担もなく軽やかに
プロに丸投げできる仕組みがあったなら
すんなり出生率上がるんじゃないか(急に)。
ああ、面倒なこと全部プロに任せて
好きなことだけして生きたい。