受け止めてくれる誰かがいたから、不登校できた。
フリースクール「寺子屋ありがとう」主宰の岸本達也先生にご質問させていただく機会がありました。ご興味のある方に向けて書いています。
受け止めてくれる誰かがいたから、不登校できた。
不登校になるには条件が要る。
この条件がないと不登校になりたくてもなれない。
一番身近にいる親が受け止めてくれた。
最初は受け止められなくて「とにかく学校に行きなさい。」
一回学校を休んだら、癖がついて行けなくなるんじゃないか。
学校を休ませるのは、親の甘やかしではないか。
授業が分からなくて取返しつかなくなるのではないか。
でも、行きたくない。
と本人が言う。
学校って、普通毎日行くものではないの。
なんで他の子と同じことが出来ないの。
この子の将来どうなるの。
だから、学校に行きなさい。
それがあなたのためだから。
と、親は言う。
そうなると、学校を休めない。
家を出て、学校に辿り着かない。
自分はどうせ居てもいなくても同じだ。
学校にも家にも、居場所がない。
この子は学校に行きたくなくて行かないのではない。
まるで狐付きであるかのように、何かがそうさせている。
と親が思えるかどうか。
学校、休んでもいいのよ。
他にも勉強する方法はある。
沢山の葛藤と学校への信仰と自分の過去の経験を乗り越えて、親が試される場面。
豊かな感性を持ち、違和感に見て見ぬふりをしない勇気とチカラのある子ども。
この子は歴史上の偉人、革命家と共通点がある。
だからこそ、いつか学校への登校も諦めて欲しくない。
その可能性を信じているのが、親と岸本先生でした。
受け止めてくれる誰かがいたから、不登校できた。
このお話をしてくださったのは、フリースクール「寺子屋ありがとう」主宰の岸本達也先生です。
『寺子屋ありがとう 雑記帳』岸本達也先生のメルマガはこちらです。