ある日

関東某所で働く会社員A。またの名をクソオタク。文章を書くことを好きになりたくてnoteを始めました。友人にはハプニング女王だと言われます。まだまだ自分の思うとおりには書けませんが、これから細く長く続けていきたい。

ある日

関東某所で働く会社員A。またの名をクソオタク。文章を書くことを好きになりたくてnoteを始めました。友人にはハプニング女王だと言われます。まだまだ自分の思うとおりには書けませんが、これから細く長く続けていきたい。

最近の記事

カセットのような日々を変えたのは、青春の痛みだった :「オートリバース」を読んで

「あの頃」頑張っていた私たちへーーねえ、小泉、 高階、死んじゃったよ。 『オートリバース  巻頭より』 この巻頭の1文に、頭を鈍器でがつんと殴られたような衝撃が走った。 え、まって、そういう話???呑気にページをめくった私は激しく後悔をする羽目になった。これ、もっと心して読むべきだったのでは。 『オートリバース』と出会ったのは、私の自担である猪狩蒼弥くんがこの本を原作としたラジオドラマに主演すると決まったからだった。 親衛隊の話と聞いて、私の知らない時代のアイドルの

    • 愛と宿題は、きっと私を強くする:神沢利子『くまの子ウーフ』を読んで

      まるで、くまの子みたいだったくまの子ウーフの本を手に取ったのは、私のすきな男の子にウーフが似ているからだった。 まっすぐで、手足がむちっとしていて、食べることが大好き。動物に例えるなら、間違いなく小ぐま。 その子はもちろんはちみつはなめないけれど、ごはんを食べているところが可愛い愛らしい男の子だ。 だから、純粋に興味が湧いた。オタクの私は、推しに似ているものを見つけるとすぐに手に取り、それがエンタメならばすぐに履修しようとする。ウーフの一つ前はくまのプーさんだった。

      • しあわせのライフハック:岸田奈美「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 」を読んで

        「ギリギリでいつも生きていたい人」なんて誰もいない 今回読んだ本の著者、岸田奈美さんとの出会いはとある友人のツイートだった。”世の中にはしをりさんみたいな人がいっぱいいるんだと思った。”という一文とともに引用リツイートされていたその記事を開くと、タイトルは『スズメバチを食べたルンバ』。 ………………………………?????? なるほど、分からん。 スズメバチを?ルンバが?食べた??一見して一生目にすることのなさそうな単語が並んでいた。記事の内容はここでは割愛するが、本当に

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