【Quality for Performance】
機能美
CLEAVEでは "QUALITY FOR PERFORMANCE"というキャッチコピーを掲げています。
同じ乗り物として例えても、自動車やオートバイ、航空機にいたるまで、緻密な計算をもとに落とし込まれたデザインは、実用的なデザインを優先させているとはいえ、機能と美のコンビネーションを最高レベルで高めたものであることに間違いありません。
CLEAVEでも基本思想は変わらず、皆様にお届けするボードの完成度を自らの手で出来る限界まで高めるため、色々な道・工具を使い手作業によってボード各部を仕上げていきます。
上部写真に掲載している必須電動工具は”ルーター”という電動工具なのですが、パッと見て何に使うものなのかわかった方はDIYの達人かな?
ルーターは下部に取り付けられた切削アタッチメントによって溝や凹みを削り出す電動工具で、ボード製作においてはデッキコンツアーの凹みグリップ等を削る際に使用します。
同じルーターが2台?
そうなんです。全く同じmakitaのルーターですが、彫る場所によって使い分けをしています。
ルーターは彫る深さを正確に設定して使えるので、使おうと思えば1台を異なる場所それぞれで毎回調整をして使えますが、1台を使い回した場合、設定した切削深度になっていても再設定後に彫った溝の感触が何だかしっくりこない場合があるのです。
電動工具に自分の癖をメモリー
ルーター使用の際は、ハンドルを持ちゆっくりと切削ラインをトレースしながら彫り進んでいくわけですが、相手は柔軟性のあるポリプロピレン発泡材なので、力加減によっては2ミリ深度で設定しても2.1ミリになったり1.9ミリになってしまうのです。
そこで、自分の力加減分を計上した切削深度で設定することで、いつも同じ安定した切削が出来る!・・・というわけなんですね。
本来であれば1台がよいですよ。1台が。
クオリティーというものを追求していく上で、”このクオリティー昨日迄は出てたんですけどね〜” では済まされないお話しです。シェイプする全てのボードで求めるクオリティーが出なければ "QUALITY FOR PERFORMANCE"は掲げられません。
それが自分の分身のようなブランド CLEAVE なのです。
CLEAVE BODYBOARDS / https://cleave.jp
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