陥入爪とは?
陥入爪(かんにゅうそう)とは、
爪の角や側面が皮膚に食い込んで炎症を起こす状態です。
爪の変形によって生じる痛みや皮膚の障害を指します。
陥入爪の症状には、次のようなものがあります。
爪がくい込んでいる部分を押すと痛い
爪の周囲が赤く腫れる
炎症が悪化して感染すると、赤みと腫れが強くなり、じゅくじゅくした肉芽ができる
症状が進むと爪の横に肉が盛り上がり、化膿して悪臭を放つ
陥入爪の原因としては、次のようなことが考えられます。
足に合わない窮屈な靴を履く
爪を水平に切らずに角を丸くカーブして切る
巻き爪に合併する
陥入爪の治療には、次のような方法があります。
軽症であれば、周囲の皮膚の下から爪の端をそっと持ち上げ、腫れが引くまで爪の下に滅菌した綿を詰める
さらなる治療が必要な場合は、局所麻酔薬(リドカインなど)で患部の感覚をなくしてから、陥入した部分の爪を切って取り除く
陥入爪は悪化すると細菌感染を合併することもあるため、早めに受診しましょう。
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