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【甘皮からばい菌がはることがあるの?】
甘皮(ささくれ)からばい菌が入って
爪周囲炎(爪囲炎)や
ひょう疽(瘭疽)などの
炎症や化膿を引き起こすことがあります。
爪の周囲は外傷などの危険がある場所であり、
甘皮を爪で引っ張ったり、
ささくれをむしったりすると皮膚が傷つき、
細菌が侵入する可能性があります。
また、マニキュアや除光液の頻繁な使用、
ジェルネイルや甘皮の除去などでも、
爪付近の皮膚のバリア機能が低下するため
リスクが高まります。
爪周囲炎やひょう疽の症状には、
次のようなものがあります。
爪の周囲が赤く腫れる、
痛みを伴う、
膿が貯まる。
膿がたまっている場合は、
培養検査を行い、
原因菌の検査と抗生物質の投与などの治療が必要になります。
自分で針などで潰したりすると、
汚れが体内に入り悪化することがあるので注意しましょう。