
note1年越しの自己紹介 〜 誰でも人生で一本は小説が書けるのではないか説〜
40歳手前、一度小説を書いてみたいとnoteを初めて1年。ろくに文章すら書いた事がないので、まずは好きな事について感想を書いてみると、楽しくて楽しくて…小説の事はしばらく忘れてました!
椎名林檎の依存症についての初投稿以来、漫画、アニメ、趣味の写真(削除済)、思いつくまま14件、全部で6万ビューしてもらいました。noteのダッシュボード機能は面白いですね。
1.モヤモヤは面白いことの原石
noteに書く事で増えた"楽しみ"が2つ。
まず1つ目の楽しみが、とりあえず書いてみると自分が思ってもなかった結論に達する事です。
私の記事は、考察系ばかりですが、書く前はモヤモヤと何かありそう!と感じる程度で書き始めます。
すぐ書けるものもあれば、数日の間頭の中で妄想するものもあって。だけれ継続して考えていれば最後には必ずぷよぷよのように連鎖が繋がりスッキリします。
例えば…私の書いた4つの記事の繋がりを下に表します。先に言うと、私以外全ての人に意味不明だと思います。
荘子の哲学を読んでいる時に、葬送のフリーレンを見たので胡蝶の夢と繋がって。
葬送のフリーレンのイメージと現実という二項対立構造が東京事変の生きるの考察に繋がって。
その東京事変の生きるから読み解いた絶望は、住みにごりに繋がって。
住みにごりで見えた新しい笑いの哲学はデデデデの新マルチバース論に繋がって。
私の経験/記憶によって繋がる4作品。逆に言えばたった4作品を選んだだけなのに他者と完全に被る考察はあり得なくなるのが面白い所です。
ところで、そんな個人的な経験/記憶を元にして考察の形にしたところで一体誰がみるのか?と思ってたのですが1年で総計数万ビューもあるのは驚きでした。
その上"いいね"割合である0.1%に共感をもらったのは、なかなか高い割合だと感じます。ましてや何処の馬の骨かもわからない文章なんてよっぽど読まないのが普通だと思っていたので、希望が湧いてきました。
私はそこに人間の共感する力の面白さを感じます。全く知らない人の妄想でも自分を重ねられる。全く知らない人の日記も何となく面白い。
また内容が個人的であればあるほど、共感が起きた時の快感は大きいと思うんです。
ここで冒頭に話した小説の話に戻しますが、それこそが私が小説を書きたいと思った理由になります。私小説こそ、究極的に個人的な産物ではないですか。
人間として誰もが一生に一本は面白い小説が書けるのではないか?と思いついたのです。
私は小説家になりたいわけではないです。
どこにでもいるサラリーマンで、3人の子供を持つ普通の父です。
だけどもそんな私でさえ、私ができる限り個人的な事だけを丁寧に丁寧に一つの小説に詰め込めさえすれば、どこかに共感が生まれる物語ができるはずと信じてしまい、それを試したくなったのです。
2.自然と好きになろうと成る
noteに書く事で増えた"楽しみ"が2つ。
その2つ目の楽しみは、書く事で作品をより深く好きになれる事です。
葬送のフリーレンはアニメが面白く考察を書きましたが、記事にしたら更に研究したくなり漫画を全巻揃えました。その後に考察の続編を書きました。
他にはデデデデのBlu-rayを買って考察の続編を書いてみたり。
記事を書く事で、作品に対する理解度や好感度が高まります。そして、自分なりに考えて書いた記事もお気に入りとなります。
公開している記事は全てが胸を張れる記事であり、今でも過去記事にいいねが1つ付くたびに推敲してるくらいです。
かわいい我が子たち。本当はこの子が1番かわいい!という偏向もありますが、それとビュー数は比例しないのも見えてきました。
将来これらの記事たちとその対象作品群をAIに読み込ませたら…!
そんな私専用のAIがあれば、高確率で私の好きな音楽やアニメ、映画を予測できるんではないかと期待しています。
その選んでくれた作品が"コレコレ!こんなのが見たかった!"ってものではなく、モヤモヤしながらなんとなく面白いけど何でだろう?と考えられるような作品を選定するようになってほしい。
まあAIがイジワルしてランダムに作品をオススメしてきても、それに私は気付かずに、作品の好きなところを探して、新しい"面白い"を見つけるのでしょうから、結局そのAI必要なの?とも言えますが笑。
3.まとめ
私の個人的な事ばかりを集めてみたnoteの記事たち。次は、更に個人的な事だけを沢山詰め込んだ小説を書いてみたい。
noteを書きながら一年考えて行き着いたのは、私の中で究極的に個人的な事と言えば家族への想い。むしろ手持ちの中で誇れるものはそのくらいしかない?
なので次の一年は、家族への想いを小説にしてみようと決めました。
最後に妄想と言った4つの記事のリンクをつけてみます。