くそじじいに愛を込めて👴16

『特養受験』

リハビリでどこまで回復するか分からないが老健に入所してすぐに次の所を探す準備も進めた方が良いと施設側から伝えられた

やっとこさ辿り着いた老健だったが色々と決められたシステムがあるようだった

金銭的にもうちは特別養護老人ホーム(特養)かな。

受験の感覚で資料を集め見学しに行ったり。
親にしてもらった事をこのような形でお返しするとは・・

第１希望をまず申し込んだ。

実家からも1番近く、なんたって毎回、電話対応に誰が出ても親切丁寧安心感の方たちなのである。
(私ならここに入りたい・・)

老健からは数カ所、申し込んだ方が良いですよ、と言われていたのに単願1本で神頼みする事にした。

待てど暮らせど連絡なんて来やしない。
そりゃそうだ。親切丁寧安心感のある人達の所に預けたい人が沢山いるのだ。
申し込んで３か月も経とうとしていた頃、老健から催促の連絡。
いっけねーと思い慌てて他の滑り止め(失礼)に連絡し申込書を取り寄せた。

６カ所の施設に近くて◎、遠くても◎、近いけど○、遠くて○、どちらでもない△の査定をし(本当に失礼、そっちこそ△じゃと言われちゃう)どこに入れるのかなぁと受験生の気持ちを思い出した。

そう簡単に連絡は来ないと思っていたら２箇所目に申請していた近くて◎の施設から連絡が来た。
申請書を出してから１週間経った頃だった。
早速、施設へ出向き家族の意向、父の現状、施設利用の説明を伺いその後、父への聞き取りに老健へ特養の方が出向き問題なかったようなので即決で入居のお返事をした。

単願の第１希望を申し込んでから半年後くらいに別の近くて◎の特養が決まり入居する事になった。

間もなくして第１希望からの電話・・！！
宝くじ当選したような！？(したことないけど)歓びでしたが親切丁寧安心感のある人からの連絡を歯を食いしばりながらお断りした。

空きが出たということはその背景に様々な事があるということなので。
連絡をいただけたことに感謝し手を合わせる

結局、同じ時期に3施設も(！)連絡があり他施設は申請取り消しの連絡をし私の特養受験が終わった・・
(私のではないかっ)

　　　　　　　　　次回へ続く⭐