くそじじいに愛を込めて👴21(最終回)

『くそじじいに愛を込めて』

私は介護エッセイが書きたかったわけではなく、

なんとなく

助けを求められない子どもたちに何か伝えたかったのか、

うちの親子関係よりマシだなと思って明日の活力にして欲しかったのか、

~ハラ~ハラ世代にハラハラさせられてもそこには愛情もあったな、と言いたいのか、

書いているうちにそんな大きな事は出来ない無力さと自分が作品作りをする苦しみと楽しみを味わう愛おしい時間を体感し、

全ての事は大切で
本当は深刻にならなくても良いくらいどうでも良かったりして。

生まれ変わったらやりたい事が沢山あってそのうちの1つが物書きでした。

そう簡単には生まれ変われないかな。

どこの馬の骨かも分からない私の投稿を最後まで読んで下さった方この場をお借りして感謝申し上げます。

もう1人の自分に編集担当者を作り上げ「先生、締め切りですよ」とゴロゴロしている自分に叱咤して投稿していた次第です。

そうして出来上がった「~愛を込めて」は私の片道切符の第一歩となりました。

さて、この父娘ですが実在すると思いますか???

「え~~っ!!!」と思ってくれた方。ありがとうございます!

それだけ熱意を持って読んでくれたのかと勝手ながら受け取らせていただきます。

それぐらい真実に近い物を書けたら良いですね。まだまだそんな力はありません。

答えは2人共、穏やかに暮らしております。
「お前はいじわるだな~~」と聞こえたり聞こえなかったり。

SNSを上手に使いこなせない私でもいつか『くそじじいに愛を込めて』をどこかに投稿したいと探した先がnoteさんでした。

数十年前に誰が想像した?
小説書く憧れはあっても編集社に原稿送ってボツっていうイメージだったけど好きな事、こうやって投稿出来るだなんて。


良い世の中。良くなった世の中?
それにあぐらをかかないようにしないとな。

わがままな私に伝えこまれた

若かりし日の父
「能書きたれないで動け」
「自分が脱いだ靴くらい揃えろ」
「おはようくらい言え」
「やれるだけやってだめなら次」
「他人は他人、うちはうち」
「人間の身体は神秘的だな」


生きている間に生まれ変わったらやりたいことをどれだけ実現させられるか。

次の行き先はどこにしようかな。

          おしまい。

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