2021年にうつ病と診断された私が、2024年に花嫁を迎えるまでの残り30日間の記録〜21日前〜もぐらの気持ち

天気:晴れ 気温18℃

今日は用事があって外出。
久々に家族以外の人と話した。

相手は私がうつ病で今も服薬していることは知らない。
話は1時間ほどのちょっとした世間話だが
相手は今の私を見て会話を楽しんでいること、
私も楽しめていることが嬉しい^^

「鬱になったこと」を話すことで
「鬱になった人」というフィルターをかけて見られることが
不安なのかもしれない。

文化の違いとか習慣の違いとかでよく見られるが
相手を知らない・よく知ろうとしないで自分の知っている範囲で考える
ことで起こる偏見や相手から距離を取られることに
私は怖く思っているんだと思う。

みんながみんなそうではないとは思うが
私自身がうつ病になるまで病気のことを知らなかったし、
家族が今の私を受け入れてくれるまでにとても時間がかかったし
知らないことがあることによって
何かマイナスに捉えられてしまうのではと思うからだ。
(家族から元気な頃の私と対比され、動けないのに根性論で接された時は
 私自身もどうしようもない身体なのに・・・
 家族に心配させてそうさせてしまっている・・・と感じて辛かった)

うつ病になったことも堂々と今の私を作る経験・一部として
人に話せる「自信」。
それが持てるようにいつかなりたいなと思う。


世間話しながら歩いていたのだが
外は眩しい日差しだった。
うつ病になった時は部屋に引きこもってカーテンも開けられなかったので
真っ暗な中で生活をしていた。

クリニックに行くために外に出ると
曇りの日でも日差しは目に刺さるほど眩しい。
何より痛いし、光の調節ができない。

そんな時、私は「もぐら」になった気持ちになった。
光の世界がこんなに居心地が悪いとは。
もぐらの私は帽子・日傘、日陰が必須の数年間を送った。

でも今は、光の下で「眩しいですね!」と話しながら
帽子も日傘もなしで歩いている。

人ってこんなに変わるのか!
もぐらから進化した私は次に何になるのか。


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