夜霧よ今夜も有難う
noteが10日以上続いたので、
少しづつ自己紹介したいと思います。
今日は私のクリエイター名である
「夜霧のタグボート」を紹介します。
「タグボート」は私の事務所名の
「社会保険労務士事務所タグボート」からとりました。
小さい事務所だけど
タグボートのように機動性があってパワフル
中小企業にとってそんな頼れる存在になりたいと思って名付けた事務所名です。
そして「夜霧」ですが
これは、
石原裕次郎主演「夜霧よ今夜も有難う」からとりました。
で、意味はないんです。
ないんかい。
ただこの時代の映画、中でもこの作品を代表とする
ムードアクション映画が好きなんですね。
ダシール・ハメットとかチャンドラーとかの雰囲気。
それだけです。
思い出では全くないです。
この当時まだ私は生まれた頃ですから。
この先、ちょっと蘊蓄。
この映画、その前に歌が出てるんです。
浜口庫之助の作詞・作曲
石原裕次郎の歌「夜霧よ今夜も有難う」です。
今でいうメディアミックスですね。
1963年、大ヒットするんですが、
このタイトル、すごいなーと思います。
霧にありがとうですから。
ハマクラさんは天才だと思います。
他にも「夕日が泣いている/ザ・スパイダース)や
「空に太陽があるかぎり/にしきのあきら」の作詞
「人生いろいろ/島倉千代子」の作曲をしています。
しかし、今のアイドルだったら絶対このタイトル、嫌がると思うなー。
せっかくですから当時と今のヒットチャートのタイトルを比較してみます。
同じ言語とは思えないですね。
「君こそわが命」って言ったらドン引きされそうです。
「歌は世につれ、世は歌につれ」ということでしょうか。
さてこの「夜霧よ今夜も有難う」ですが、
和風「カサブランカ」なんです。
ハンフリー・ボガードが石原裕次郎で
イングリッド・バーグマンが浅丘ルリ子です。
話の筋はほとんど一緒です。
ストーリーは、
そんなこと起きないだろーと突っ込んではいけません。
これはおとぎ話なのです。
大人のファンタジーなのです。
不器用な男とまっすぐな女
気障なせりふ
なぜかいつも港町
いきなり歌いだす
哀愁
外国人という設定だけど、どう見ても日本人がやってる
これを楽しむのが正しい鑑賞法と思います。
これがムードアクションですから。
ちなみにこの時、石原裕次郎は32歳です。
この貫禄です。
渋い大人です。
ていうか老けすぎだよ。
調べたら「太陽にほえろ!」のボスが37歳です。
サザエさんのアナゴさんが27歳と聞いた時と同じ衝撃受けました。
今日は自己紹介すると言いながら、
ほとんど「夜霧よ今夜も有難う」になってしまいました。
自己紹介は追ってします。
それではみなさん、今夜もありがとう。