自殺(未遂)体験記
これは私が今まで体験した自殺法の体験記や感想を綴った物であり、自殺や自傷を推奨している訳ではありません。
①首吊り
自殺の定番中の定番と言うのは難だが、やはり挙げられるのはこの方法だろう。何度これを行って苦しんで失敗したか数え切れない。最早今はロープの結び方を完璧にマスター出来るようになった程だ。
私自身ははまず、出来るだけ高いところで壁が近くにある場所に縄を括り椅子を用意し床に足を付けた。そして自絞死へランナウェイである。
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画力が拙くて申し訳無いが、上記のような感じの姿勢で首を吊った。傍から見たら異様な体制だろう。床に足をつけ壁にもたれてちゅうぶらりん。いや、「ちゅう」ではないか、ゆかぶらりん。.....。
本当は椅子を蹴って宙に浮くようにすればよかったのだが、怖かったのだ。もしかしてあの頃は死ぬ覚悟が足りなかったのかもしれない。
首を吊ってみて感じたのは血液が頭に登る感覚、手足が痺れて冷たくなっていく感覚、そして目玉が今にも飛び出しそうな感じたことの無い痛み。
まあ纏めると、とてつもなく苦しかった訳だ。今後はこのような方法はあまりしたくない。
②大量服薬
記事に1度書いたが私は大量服薬で1度死にかけた。自暴自棄になって処方された抗うつ薬と睡眠薬と血走って探した名を忘れた薬達、そして某風邪薬。飲んだ量は約300錠と言ったところだろうか。睡眠薬の過剰摂取で眠り、目覚めた時に映る視野は真っ白な天井だった、HCUに搬送されたのだ。
私が飲んだ薬の中に某風邪薬が入っていたらしく、その摂取量が致死量を超えていたらしい。母から聞けば医師から死んでもおかしくない状態、仮に生きたとしても植物人間になるか心臓や肝臓に後遺症が残る可能性がかなり高かったらしい。それでも生きてる上に何も変哲もない私の身体は運がいいのか悪いのか...自分でも自身の身体の図太さに呆れてしまう。
ここで名前を伏せておくのはこの薬が本当に危ないからである。私と同じく大量服薬して亡くなった方をSNSで見つけてから事の深刻さにようやく気づいたのだ。
飲んだ感想としては睡眠薬も嚥下したからか眠るように死ねることも出来たこと。もしかしたら案外首吊りより単純で苦しくないのかもしれない。ただし、生き延びたとしたらかなり病院で痛い目に遭うから正直またやるとしたら確実に死ぬ方法で試すしかない。
③投身
これは私が精神病棟に入院していた頃になるが、メンタルが色々と限界となってしまって病棟から脱走し橋から飛び降りようとした。なんとかふらふらと辿り着き橋に着いてよし死のうとして下を見た瞬間、バットタイミングで幼稚園児達が川沿いにて遠足をしていて丁度お昼ご飯を食べている最中だった。
あの時、飛び降りの覚悟は出来ていたはずなのにそれを見て断念してしまった。小さい幼稚園児達の前で死ぬことが出来なかった、何故か、どうしても。
結局家族と看護師に発見され飛び降りは未遂となった。
④ビニール袋被り
落ち込んだ時にビニール袋を被って、ワンチャン窒息死を狙う。しかし、ビニール袋の中が暑い上に呼吸が苦しくなり結局は断念してしまう。うむ、根性が足りん。
⑤化学薬品混合
去年の秋、私は本当に死のうとした。遺書も書き、親の視線をくぐり、睡眠薬を用意し、部屋の鍵も厳重に締められるように加工した。行うことは洗剤と硫黄温泉の元の混合。このために化学式の計算を頑張った。
だが、これも結局やらずに未遂と終わった。理由は色々とあるが心境が変わってしまったのだ。また馬鹿の一つ覚えとして自殺法が私の脳みそに蓄えられただけだった。
最後に
最後に、今の私はかつてと比べてまあ落ち着いている方だと自負している。だが、おそらくいつかはまた自殺行為をしてしまうだろう。その時生きていても生きていなくてもまあ、間違いでは無いと思う。
私が死を心から望んで完遂したのならばそれでよし。
目指せ完璧な自殺完遂!