初めての育休復帰!4か月め以降のお話
前回は初めての復帰から3か月目までのお話を書きました。今回は4か月目以降のお話をしていきます。
最初の3か月は慣れるのに必死で、あっという間に過ぎてしまいました。当時はまだ在宅勤務という働き方が浸透しておらず、ましてや小規模な会社だったので、在宅勤務なんて想像もできなかったでしょう。でも数年後のコロナ禍で、さすがに在宅勤務が導入されました…。当時、もし在宅勤務ができていたらよかったなあと本当に思います。
4か月目以降も体調を崩して休んだり、保育園から体調不良のお呼び出しがあったりしましたが、だんだん免疫がついてきたのか、「月の半分も行けなかった」という状況はなくなりました。
周りのママさんたちからよく聞いたのが、「もう有給がなくなるー」「有給を使い果たして欠勤になった」という声です。私はというと、勤続年数が長かったこともあり、有給を多く持っていた上に前年分の繰り越しができたので、有給を使い果たすことは幸いありませんでした。でも、これは多くのママさんに共通するお悩みですよね。現在は在宅勤務が可能な企業が増えているので、こういった心配が少しは軽減されているのかもしれません。
そして、復帰から半年もたたないある日、体調の変化に気づいて妊娠検査薬を試すと陽性反応が。産婦人科を受診すると、妊娠していることがわかりました。
「会社にどう報告しよう…」と悩みましたが、実は復帰前に上司に「子どもは2人ほしいので、もう1回産休・育休をとらせていただきたい」と伝えていました。そのおかげで、報告もスムーズに進み、「よかったね、おめでとう」と快く受け入れていただけました。上司に伝える前に同僚には妊娠がばれてしまい、「いつ言うの?早めがいいよ」「重いものを持たないでね」と気遣ってもらいました。女性の勘の鋭さに驚きましたね。
復帰から半年もたたないうちに妊娠し、申し訳ない気持ちもありました。でも、自分の人生なので「ここは自分のやりたいようにやったほうが勝ち!」と思うようにしました。1人目の妊娠とは違い、小さな子どもを育てながらの妊婦生活は本当に大変でした。抱っこは控えたほうがいいと言われても、ぐずられるとつい抱っこしてしまうこともありました。上の子はまだ2歳にもなっていなかったので、「抱っこ」とせがまれると断るのがつらく、受け入れていました。お腹の中の赤ちゃんは、きっとしっかりしがみついてくれていたのでしょうね。幸い、体調を崩すことはありませんでした。
そして迎えた産休前の出社最終日。なんとその日に保育園からお呼び出しが…。さすがに最終日だったので、夫にお願いしました。
たくさんご迷惑をかけたにもかかわらず、会社の皆さんが快く受け入れて送り出してくれたことには、本当に感謝しかありません。この恩返しをしようと心に誓った出社最終日でした。
1回目の産休・育休を通して思ったこと
準備をきちんとしておくことの大切さを実感しました。以下に、私がおすすめする準備事項をまとめます。
おすすめする準備事項:
保育園からの通勤ルートの確認
例:所要時間や混雑するスポットの確認時短グッズの購入
例:時短できる調理アイテムを見つけ、料理の練習をしておく病児保育の登録と見学
保育園からの呼び出し時の対応をパートナーと話し合う
感染症で長引く場合に頼れる人を見つける
例:親、身内、ファミリーサポートなど朝夜のタイムスケジュールをおおまかに決めておく
自分が無理をしないように“休む”ことを意識しておく
日用品の宅配サービスに登録しておく
例:コープやSEIYUネットスーパーなど
中でも特に重要なのが、7. 自分が無理をしないように“休む”ことを意識しておくです。意外と見落としがちで、母親になるとどうしても自分のことを後回しにしてしまいます。意識的に休む時間をとることが大事です。
以上が、1回目の産休・育休を通して学んだことです。参考にしていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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