秋と言えばサンマ
子どものころは、秋と言えばサンマ
お得で家計に優しい代名詞みたいなお魚だったけど
最近は高価ですよね。。。
今ならお殿様に献上したことバレても家来たちは切腹せずに済むんじゃないかと思われるほど高価な代物サンマさん
つい先日、落語の目黒のサンマを聴いて以来、
あぁ久しぶりにサンマの塩焼き食べたいよ~と
思っていたら
なんと近所のスーパーで売られていたサンマさんが
子どもの頃の値段と変わらない100円代
これは買おう!と喜び勇んで袋に入れ購入したはいいけど
そうだ、私、自分で焼いたことないぞ
慌ててネットで検索して
おっかなびっくり、うろことったり塩して10分置いたり、
背の部分に切れ目を入れたり(これが一番ドキドキした)
何しろ丸のままの命がそこにある
何日か前まで海で元気に泳いでいたサンマさん
切り身でしか購入したことなかった私は
サンマの青い身体をひっくり返したりしたときの重みを感じて
「あぁ。本当に、命をいただいているのだなぁ」と
身震いした
焼く前は白かった目に焼き目が入りまるで漫画の死んだときの目みたいなバッテンがついて
あぁ。。。。と何とも言えない気持ちに
じゅうじゅういってる身に恐る恐る箸を入れると
ワタや白い身がふんわりと現れて
口に入れたら美味しいのなんの、。。。。。
ううう。美味しいス
サンマさん
ありがとう。。。
大根おろしにしょうゆをたらし、大葉の刻んだの、と共に口に入れたらまた爽やかで格別な味わい。。。。。
うううううう美味しいす。。。。。
サンマさん、、、、、ありがとう
。。。
夫さんは、まるでカニを食べるように無言であっという間に平らげ
「美味しかった~なんかお腹すいてきた」
とかいうので、あぁお得価格だったからもう一尾買えばよかったねといいつつ
秋の味を堪能させて頂いたのでした。
心臓がドキドキして
お腹の底から震えるような感覚
最近は料理してても命を頂いている感覚忘れていたから
なんか。すごいドキドキした
豚さんも鶏さんも解体されてパックで購入できるもんなぁ
ありがとうの気持ちはあれど
やはり目がないというのは、命ということを本当の意味で忘れさせてもらっちゃってる。。。なぁ。。。。
美味しい美味しいと毎日頂いております。
生きとし生けるみんなみんなの命を頂きながら生きる私
ありがとう。。。。