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25歳の日常清掃員/バラの花を差し出すその手にはかすかに香りが残る。


皆さま、こんにちは。
25歳の日常清掃員です。

日々いろんな人に接します。
職場の人、お客様、家族、恋人、友人。
挨拶はもちろんしますし、できるだけ
親切に接したいと思います。一緒に過ごす
時間が楽しかったと思えてもらえたらとても
嬉しいからです。

ただわたしたちが接するのは身内だけで
しょうか?スーパーやドラッグストアに
行けば店員さん、Amazonで商品を頼めば
宅配業者の方。車にガソリンを入れる時は
スタンドのスタッフ。洋服を買う時は
販売員さん。通りすがる近所の方。
外食すればホールで働いてる方。

日本ではよく言われます。
「お客様は神様だ。」と。
だから横柄な態度を取ったり、失礼な態度や
上からものを申すような態度を取る人を
よく見かけます。最近そういうのを見かけると
「この人はその店員さんが身内なら、
こんな態度は取らないのだろうな。」と
冷静に見てしまいます。

他人だからと言って無礼な接し方をするのは
その人の本質が明るみになっているような
気がするのです。

わたしは店員さんに商品を渡す時、
「お願いします。」と言うのも、
会計が終わって商品カゴを運んでくれた
時に「ありがとう。」と言うのも、
「お世話様でした。」というのも当たり前
だと思っています。同じ感情を持ち合う
人間同士だからこそそれはマナーです。
もちろんこの価値観を押し付けようとは
思いませんが、このマナーは自分の持つ
一つの美学としてこれからも続けていきます。

最近読んだ本にこんなフレーズがありました。

バラの花を差し出すその手には、
かすかに香りが残る。

中国のことわざ

このことわざは、例えば人にバラの花を
差し出した時に、差し出した本人の手にも
バラの香りが移る。
つまり「相手に美しいものを差し出す時、
実は差し出した方も恩恵を受けている。」
ということなのです。

実際人に親切にすると自分自身爽やかですし、
相手も爽やかになっていると思います。

実はこの間レジに並んでいまして、
その時にわたしの前のお客さんがあまりに
横柄だったもので、心の整理のために
この記事を書きました。詳しい内容は
控えますが、反面教師としてわたしの目の前に
現れたのだと思うことにいたします。

時々立ち止まって自分の美学を再確認
するのにも文章化するのはとても良いですね。

ちょっといつもと違う感じの記事には
なりましたが、最後まで読んでくださった
皆様、ありがとうございました。

また次の記事で!

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