大人になっても、好きなものは好き。(その②)
大学生になると、教育学部音楽科のところにアップライトピアノが一部屋に一台ある練習室がたくさんあることが分かり、時間があると通って弾いた。(学部生なら弾いてよかったから、嬉しかった〜☺️)
好きな曲は弾けるけど、一つずっとコンプレックスだったのは、先生に教わって基礎をちゃんとやっていないこと。就職試験にもピアノ演奏が必要だし、ここは先生を探そう!と思っていた大学3年生の時。
夏休みのアルバイト先で出会った素敵なお姉さんが、普段はピアノの先生をしているとのことで、教えていただくことに。
これが本当に楽しくて。誰よりも熱心だったと思う🤩1週間に1回、バスに乗って先生のお宅に行くのが、大好きだった。
指使いや、座り方、子どもが使うような教本から教えてください、とお願いして、バッハのインベンションも並行して。
その時の冬に初めて、ピアノの発表会に参加した。21歳での初デビュー。曲は、サティの「ジムノペディ」と、セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」。人に聞いてもらう、ということを全くしていなかったので、貴重な経験だった。
大学卒業と同時に引越したので、残念ながらお教室を辞めることになり、そこからはまた独学スタイル。
でも、どうしてもまたやりたくて、子育ても仕事も少し落ち着いた45歳から、またスタート😊
転勤があって、お教室は一度変わったけど、すてきな先生ばかりで幸せなピアノ人生です。
これからも、細々と、楽しく続けていきたいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?