誰も置き去りにしない
こんにちは!
学生助けたいんじゃーのとりです!今回は私の想いを書きました。
(※学生助けたいんじゃーの主な活動内容は、こちらのリンクをご覧ください→貧困に苦しむ大学生の現状|学生助けたいんじゃー|note )
「知った責任」
「弱者の立場に立ちきってください。それが知ってしまった人たちの責任です。」
この言葉を教えてくれたのは学生ボランティアセンターが企画した学生サークルの研修の講師でお呼びした県大の卒業生の先輩だった。
たべものカフェに関わる前、私は何も知らずに生活をしていた。身近に困っている人の存在に気づかずに家に籠る日々だった。
1年生の後半にたべものカフェを手伝い始めた。最初は受付など直接食材をもらいに来た学生と話すこともなく、たべものカフェの重要性を今ほど分かっていなかった。
次第にヒアリングもする中で学生の困りごとや苦しい状況を知った。
私は冒頭の言葉に出会ったとき、なぜ私たちがこの活動をしているのか腑に落ちた。
そうだ、困っている学生の声を直接聞いたからそれを見なかったふりにしてはいけないのだ。
会えばいつも笑顔で手を振ってくれる友達。
でも、ひょっとしたら実は困っているのかもしれない。
笑顔で話しかけてくれるのが海に浮かんだ氷山の一角だったら海に沈んでいる部分は見えないだけ。
でも、
「見えてしまったら、あなたはどうしますか?」
「見ないふりをしますか?本当にそんなことができますか?」
私たちは知ったからこそ一緒にこの問題に取り組んで解決したい。
それが果たすべき責任であり役目なのだ。
誰も置き去りにしないために。
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