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パリのアメリカ人、ニューヨーク・フィルのバーンスタイン。
最近、少しクラシック(オーケストラ)を聴けるようになり、同じ曲(ブラームス3番、マーラー9番、ベートーヴェン5番など)をいろんな指揮者とオーケストラで聴いてみたりしています。
少ない音源数ですが、今のところ僕はアメリカ人のレナード・バーンスタインやイタリア人のカルロ・マリア・ジュリーニの指揮するオーケストラの音が生き生きしてる気がして好きです。(悲しいかな、我が家の四畳半書斎、小さなスピーカーを通して聴く限りなので悪しからず(T_T))
いつか指揮者ごとのマーラーの素晴らしさでも人に語りたいものですが、それは私の語彙力では永遠に無理でしょう(。>﹏<。)
ということで、本日届いたレコードはクラシック枠、シンフォニック・ジャズとも言われているジョージ・ガーシュウィンの交響詩、ラプソディ・イン・ブルーとパリのアメリカ人。
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レコードはジャケットもレーベルも茶シミでいただけない状態ですが、盤はB面後半のパチパチを除けば問題なく鳴ってます。かなり安くて(な、なんと税込122円!※送料別)嬉しい買い物でした。
クラシックのレコードってデザインが面白いものが多いのですが、特にレナード・バーンスタインのレコードはどれもジャケットがいい!というのも買ってしまう理由。
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このガーシュインの2つの曲は似通っていて、それぞれに戯作性というか、曲調の底に明るさとユーモアがあり、長さも20分ほどのちょうど良さ、とっても親しみやすい曲です。ミュージカルを観ているみたい。
ここに提示される活力に満ちたニューヨーク・フィルの演奏は、自身、ミュージカル曲の作者でもあったレナード・バーンスタインのエモーショナルな指揮だからこそ、ではないかと。
ラプソディ・イン・ブルーはフィギュア・スケートでよく聴くので知ってる人も多いのではと思いますが、
パリのアメリカ人のほうはピアニストのCATEEN(かてぃん)こと角野隼斗さんの今年のコンサート(2024.1.31仙台)がきっかけで知りました。
鍵盤楽器(チェレスタ、トイピアノ、アップライト、グランド)を並べてグルグル独りで回りながら弾いているのを目の当たりにして感動。演奏が強烈に印象に残ってました(^^)
当日メインのラヴェルのボレロの演奏よりこちらが面白くて。
※余談ですが、角野隼斗さんは2023年の秋、NHKの番組「街角ピアノ」でラヴェルのボレロを独りで弾ききったのを見て、大大大好きになった、風変わりなピアニスト(トイピアノとグランドを一緒に演奏してみたり、異色の東大出身だったり)。この日は僕が好きなバッハのイタリアンコンチェルト(グレン・グールドとはまた違ったドライヴ感)、あのボレロも披露して、彼の生演奏にはホントに感動しきりでした(*^^*)
また、立ち居振る舞い、話し方がカッコいい人でもあります。
…と、僕は何を紹介したいのか?となっておりますが、この2曲、改めて聴いてて、オーケストラの分厚い演奏をこれから聴いてみようかな、なんて思う人には、モーツァルトやベートーヴェンの有名な交響曲も良いけれど、こういったジャズ経由のクセものから入るのもありだよな、と言いたかっただけです(脂汗)。
今日はここまで(^^)
それではまた!
※※余談の余談。
今回はオヤジ臭漂うレビューなのでここで色香漂う、今は亡き美しきジェーン・バーキンの話を。彼女の小鳥のさえずりのような名曲、「バビロンの妖精」の元歌がヨハネス・ブラームスの交響曲第3番第三楽章だったなんて、ジュリーニ指揮の3番を聴いていて「あれ?」と、びっくり!
改めてジェーンのCDの解説を見たら、そのことがちゃんと書いてあった、というのもあな恥ずかし(T_T)(追記)
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