禅ヒッピー

岩手県奥州市在住。1974年生。50〜60年代ジャズ、60〜70年代ロックをよく聴きます。ビリー・ホリデイ、セロニアス・モンク、バド・パウエル、ボブ・ディラン、ザ・バンド、グレン・グールド、グスタフ・クリムト、つげ義春が好き。 レコード集めと夏山登山が趣味です(^^)

禅ヒッピー

岩手県奥州市在住。1974年生。50〜60年代ジャズ、60〜70年代ロックをよく聴きます。ビリー・ホリデイ、セロニアス・モンク、バド・パウエル、ボブ・ディラン、ザ・バンド、グレン・グールド、グスタフ・クリムト、つげ義春が好き。 レコード集めと夏山登山が趣味です(^^)

最近の記事

ロス・トンプキンス、謎の男。

またしてもジャケットが可愛くて手を出した1枚。 月や星、テナーと鍵盤が白黒に表現されていてお菓子の箱みたいで可愛くないですか? ロス・トンプキンス、in the swing of things。 以前も彼のレコードをジャケットに惹かれて買ってしまったことがありましたが、いずれも輸入盤で彼の詳細は謎のまま聴いてました。 この文を書くにあたりウィキを見てみたけれど、60年代にカイ・ウィンディング(tb)やエリック・ドルフィー(as)、ズート・シムズ(ts)など結構なメンツと演って

    • 1950年代のJ.A.T.P

      ジャズが好きすぎて証券マンからプロデューサーに転職、クレフ、ヴァーヴ、パブロレーベルと「皆が楽しく、寛げるジャズ」を追求した(と、私は思っている)プロデューサー、ノーマン・グランツによるJAZZ AT THE PHILHARMONICのレコード。私が手に入れたのは1950年代のベスト3枚もの。 写真のデイヴィッド・ストーン・マーティンのジャケットはグッときますね、この絵がクレフ、ヴァーヴ・レコードのシンボルマークでもあり、手にしてニヤリ(^^)。 内容は当時の一流プレイヤー達

      • シェリー・マン、アット・ザ・マンホール。

        LIVE! SHELLY MANNE&HIS MEN AT THE MANNE HOLE、素敵な雰囲気のジャケットに惹かれて手に入れました(^^) もちろん、ジャケットだけじゃなく、録音に定評あるコンテンポラリー・レーベル、粋で洒脱なピアニスト、ラス・フリーマンが弾いていること、ラブ・フォー・セール、朝日のようにさわやかに、オン・グリーン・ドルフィン・ストリート、イフ・アイ・ワー・ベルなど馴染みの曲が多いこと、などなど買わない理由が見当たらない立派なレコードでもあります。 雑

        • ヴィルヘルム・ケンプ、子供の情景を愛らしく。

          今日はヴィルヘルム・ケンプさんのシューマンの子供の情景、ピアノ・ソナタ2番の入った可愛いジャケットのレコードが届きました(^^) 来てみて、ジャケットが見開きで、中にカラーのグラモフォンのカタログが挟み込まれていていることに感動(T_T)おお、この前200円で買ったミケランジェリじゃないか(笑) 大御所らしき、難しそうなお顔のケンプさんとは裏腹に、ピアノは愛しげに、優しく流麗な音を奏でます。 ロマンティックというよりプリティな感じとでもいいましょうか、何度もプレイヤーにかけ

          劇団四季、ジーザス・クライスト・スーパースター初観劇。

          ※ネタバレ要素含みます。 劇団四季、ジーザス・クライスト・スーパースター、盛岡公演に行ってきました(^^) イエス・キリストの最後の7日間とのあらすじに惹かれ、セリフの無いロックオペラという敷居の高そうな演目にチャレンジ(^^) 出だしから70年代っぽい渋いギターがわななき、調子っぱズレの歌で劇が進んでいきます。正直違和感だらけでナゼこれがウケるの?と思ったのはたしか。 一緒に行った嫁さんはキリスト教の知識も少ないのでさらについていけてなかったとか(T_T) と、ここ

          劇団四季、ジーザス・クライスト・スーパースター初観劇。

          デヴィッド・ストーン・マーティン、気怠い女たち。

          僕がレコードを集め出したのは5年位前のこと。 それまでのCD集めでは味わえなかった、なんとも言えない良さがレコードにはあります。 一つはふくよかな、丸みのある音、2つ目はしっかり音に集中出来る片面20分程の時間的制約。 そして何よりジャケットの大きさ、美しさ。 そこに詰め込まれる時代の空気、センス。 それを集めるのが楽しくて、レコード収集を続けていますが、 たまにこれは!というレコードに出会います。 今日紹介するのはハンク・ジョーンズのアーバニティー。 私のコレクションでは過

          デヴィッド・ストーン・マーティン、気怠い女たち。

          ボブ・ディランのプラネット・ウェイブス。

          来年、ディランの、若かりし頃を描いた映画が公開になるとか。 ちょっと楽しみ(^^) 僕がディランを聴き始めたのは今から30年前のこと。 同居していた彼女に出ていかれ、ひとりぼっちのアパート、東京の灰色の冬空の下、これからどうしようかと途方に暮れていたとき、先輩から借りて良かったCDがディランのベストだった次第。風に吹かれて、時代は変わる、ライク・ア・ローリング・ストーン。つまり、頭をガツンとやられたのです。 もともと村上春樹の小説が好きで、良くディランの歌が引用されていたか

          ボブ・ディランのプラネット・ウェイブス。

          ケニー・ドリュー・トリオの中古レコード見つけました。

          買ってしばらく放置していた中古レコード。なんで買ったのかも忘れていてレコード裏を見てみる。 B面一曲目、ストレンジャー・イン・パラダイス。 たぶんこれが目当てかな、 B面からかけてみる。 ケニー・ドリューの乗りの良い、黒っぽい手管とニールス・ペデルセンのゴツゴツした固く、わななくベース音。 聴きながらヨレヨレのジャケットを改めて見てみる。1974年5月頃かぁ、どおりで成熟した連携、録音の良さ。 輸入盤で折れ跡だらけのジャケットだけどプツプツ音はいっさい無くて嬉しい(^^)ブ

          ケニー・ドリュー・トリオの中古レコード見つけました。