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【記者日記】西田薫候補者に遭遇

  大阪6区(守口市、門真市、大阪市旭区、同鶴見区)の候補者として、大阪維新の会から立候補した西田薫候補は、10月25日、推薦していない団体を推薦団体と届け出し、42人の名前を無許可で利用したことが発覚した。西田候補は同日緊急会見を行い、吉村共同代表も囲み会見で謝罪した。
   26日15時半頃から、西田候補と横山英幸大阪市長が旭区の千林商店街を練り歩く姿に遭遇。商店街から千林大宮駅まで同行した。大阪維新の会の街宣車が「間もなく横山英幸大阪市長が千林に来ます」と流していたことでわかった。
   横山市長、西田薫候補ともに商店の店主を中心に声かけを行っており、通行人のビラの受け取りはそれなりにあったが反応はいろいろだった。商店の店主らは概ね好意的で、「頑張ってくださいよ」「わー、横山さんや」という人も多かったが、中には反応しない店もあった。
  通行人は受け取らず素通りする人も多かったが、待ち受けていて、握手を求める支援者もいた。
  前方でアナウンスしていた宮脇のぞみ議員は、笹川理議員からの執拗な付きまといなどでセクハラを訴えていた女性で、旭区に転籍している。
  西田薫候補はこの他にも、守口市スポーツ協会への補助金をめぐる疑惑で、百条委員会にかけられている守口市長の問題で名前が上がっている。
  守口市長は守口市スポーツ協会への補助金を、議会にかけずに増額したという疑惑がある。守口市スポーツ協会の理事は西田薫候補だ。公明党の牙城だった守口市で、西田薫が公明潰しのために立候補したことも、公明党を怒らせた。
  大阪6区の公明党候補、いさ進一氏は、Xで元維新の会の足の立康史氏と対談し、維新の会の暴露話を拡散している。自民、公明の選挙戦略としての維新叩きであることは明白だが、維新にはそれだけの「ホコリ」が、叩けば叩くほど出てくることも確かだ。
   現在大阪6区では西田氏がややリードし、いさ氏が追う情勢となっている。参政党の月足まいこ候補、共産党のわたし孝一候補は伸び悩んでいる。
大阪6区もまた、激戦地だ。

  

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