【エッセイ】給料が入った時コンビニ【板橋ハウス】
23歳、一人暮らし、フリーター。彼氏いない歴=年齢で、仲のいい友達もほぼみんな遠方。
そんな一行目から曇り空な文章を書く私には、まだまだ悩みがたくさんある。10年以上付き合いのある友達関係の難しさ。血が繋がっている両親との関係の難しさ。以前は好きだった接客業すら、だんだん嫌いになっていく毎日。将来の不安。劣等感。
10行ですら「凝縮した憂鬱」って感じなのに、まだまだ書き足りない。
書き足りないんだけども、これはあくまでも「好きなものを語る」ための前振りなので、この辺にしておく。
私の好きなもの。私の憂鬱を晴らしてくれるもの。それは『板橋ハウス』だ。ルームシェアをしている(ほぼ)30代、男性、芸人のトリオ・ユーチューバーだ。メンバーは、エキセントリックな発想の吉野さん、ボケとツッコミのバランスに優れた住岡さん、キレと瞬発力のツッコミが面白い竹内さんの三人。(メンバーの名前を書くと、最初の憂鬱なんか全部吹っ飛んじゃう。それくらい好き。)
彼らはめちゃくちゃ仲が良く、セブン・イレブンに行って、お題に沿った商品を買ってくる「〇〇コンビニ」や、これまたお題に沿った即興のノリを披露する「〇〇選手権」、はたまた、瞬発力が抜群な竹内さんに特定の言葉でツッコミをさせたり、吉野さんが一人で大喜利に挑み、それがウケなかったら風呂に飛び込む…という体を張った動画、住岡さんが「サイボーグすみちゃん」としてクイズに答えたり、かと思いきや、今度は吉野さんと住岡さんが「健康警察」なるものに扮し、唯一の健康オタクである竹内さんを取り締まったりする。(名前がややこしいが、健康警察はアンチ・ヘルスの組織だ)とにかく、板橋ハウスのおもしろ動画は枚挙にいとまがない。困ったことに、全部面白い。全部面白いから、人に勧めようとすると、あれもこれもと話してしまう。
また、板橋ハウスの有難いところは、こんなに面白くいいクオリティの動画を"毎日投稿"してくれるところにある。正直、一人暮らしの私にはめちゃくちゃ有難い。なんてったって、板橋ハウスの動画を見ながらご飯を食べれば、憂鬱も孤独も感じなくて済むからだ。三人の笑い声を聞けば、誇張なく、精神が穏やかになる。人間関係の悩みも、将来の不安も、仕事のストレスも、どこかに飛んでいってしまう。私は板橋ハウスの動画にだいぶ救われている。
皆さんも良かったら見てみてほしい。以下、初めて板橋ハウスを見る人におすすめの動画。
おまけ
私も板橋ハウスに倣って、コンビに企画をやってみた。タイトルは 「給料が入った時コンビニ」にしようかな。
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