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自己紹介/私が伸び伸びと生きられるようになったきっかけや経験談・HSPのことなどを綴っていきます。
私はHSPを自覚している30代ひとり旅好きな女です(※文章多めです悪しからず)
初めまして!
皆さん初めまして。
だいぶ前にnoteを開設していたものの、なかなか心から書きたいと思える内容が浮かんでこず自己紹介記事すら投稿できていなかったSawakoです。
この度、やっと自分が心から書きたい内容がハッキリしたのでこのnoteをフル活用させていただきつつ、読んでくださる方の心に少しでも優しい灯りが灯るような記事を書いていけたらいいなと思っております。
タイトルでも明記している通り、私はHSPを自覚しています。
HSPのことを初めて知ったのは30代に入ってからのことでした。
それまで私は色々悩んだり心が病むことがあると、いつも鬱病か適応障害とかパーソナリティ障害とかそのあたりなんじゃないか?とネットで調べていたんですが、どれも全部当てはまったりしっくりくることがなくてさらに悩む、という悪循環に陥っていました。
(※ここから少し体験談を書くので、辛い状況など読みたくない方は「私の今後の目標」まで飛ばして読んでください!)
私が悪いのかもしれない、から退職
30代に入ったあたりで、職場での人間関係でひどく傷つくことがあり人間不信まっしぐら。
そこから自分を取りもどすまでが大変でした。汗
当時接客で勤めていたお店には、15歳年上の頼れる肝っ玉母ちゃん的なスタッフAさん(女性)がいて、いつも私やほかの年下の女性スタッフのことを気にかけてくれる優しさがある人だったんです。
私も色んな悩みを聴いてもらったりくだらない話で一緒にバカ笑いしたり、Aさんはパソコンが苦手だったので私がたまに教えることもあったり、相互に相手を気遣いながら助け合いながら働いていました。
いつも「ありがとう」が絶えない職場だったし居心地が良すぎるくらいの環境だったんですが。
勤務から2年ほどして、Aさんが一番仲の良かった女性が退職したあたりからAさんの態度が激変します。
それまでは誰でも分け隔てなく笑顔で付き合っていた印象のAさんでしたが、仲良かった人がいなくなったからやる気をなくしたのかつまらなくなってしまったのか、今までのような会話を避け上司や社長のみに愛想を振り回すようになり、後輩である私やほかのスタッフにはキツく当たるようになりました。
それだけならまだ耐えられたものの、上司にあからさまな根回しをしだしたり、私たちがまるで仕事をしていないかのような発言をし始めたり…
お客様のいる前でもため息をついて私のことをジッと睨みつけてきたり、と異常なまでの激変ぶりにスタッフ全員呆気にとられる毎日が続きました。
上司には良い顔を見せているので、相談してみても全く相手にされずもどかしい思いをするばかり。
そんな中、Aさんの横行っぷりに耐えられず鬱病になったスタッフが退職。
残ったスタッフはAさんと私、そして社員の男性のみになってしまいました。
Aさんの態度はひどくなるばかり。私を鬱病にさせたいのか?と言わんばかりに、普段通り働いている私に向かってグチグチと文句やため息を連発するようになりました。
「年齢のわりに幼いよね(嫌味課長風に)」や「○○ちゃん(私)の友達ってみんなフラフラしてそうだけど大丈夫~?(嫌味課長風に)」は良いほう、ひどい時は私が玄関に生けたお花を「地味じゃない?」と花瓶から全部出して捨てる、なんてこともありました。
昼ドラかっ!?笑
あんなに仲良く話したり笑いあえたりしていたAさんなのに、なんでこんなに変わってしまったんだろう、もしかして自分が悪いことしたんじゃないかな?と自分を責めることも増えてきて眠れない日も多くなりました。
朝は身体も気持ちもどんより重くて、Aさんの顔を思い浮かべただけで吐き気がするようになっていたし、実際に職場でAさんと会うと一瞬で涙が出てきそうにもなりました。
解決策も見当たらず自分を責め、すっかり鬱状態に陥っていた私はとうとう退職をしました。
幸い次の職場を決めてから退職したので無職状態からは免れましたが、新しい職場での人間関係がさらに私を苦しめることになるとは思いもしていませんでした!
「どうしてできないの?」の圧力
新しい職場ではインフォメーションデスクに入りました。
接客経験が多かったのとアナウンス経験があることから即採用をいただけたのですが、いざ蓋を開けてみると女社会の中の女社会。リーダーはまともな(笑)方でしたがほかの女性はみんな見事に陰湿さんたちで、自分は大奥に入ってしまったのかと錯覚するほどだったんです。笑
毎日飛び交う言葉と言えば
「あいつ使えねー」
「失敗したらぶっ殺すから」
「今日合コン~!」
「あいつの男取ることにした」
「早く仕事覚えてくれませんか~?笑」
などなど。
(※この文章でご気分悪くさせてしまった方いましたら本当にごめんなさい!飛ばしてくださいね!)
入社から1ヶ月、毎日先輩の陰湿なパワハラにあい続けた私は退職を決意します。
退職の決定打は「みんなはできてるのになんで○○さんはできないんですか?」でした。
毎日ビクビクしながらの接客業なんて気持ちよくできるはずもなく、緊張してばかりで笑顔すら作れず、覚えなきゃならないことも全く頭に入ってこない。そんな中で言われた一言がこの言葉でした。
別室に呼ばれてこの言葉を言われた時、今まで我慢していた不安や恐怖が一気に押し寄せてきて、気が付いたら涙が流れていました。
そして先輩に向かって一言
「私にはできないです、申し訳ございません。」とだけ告げて、自分の荷物を持って帰りました。(勤務時間内でしたが!笑)
次の日から体調不良で欠勤を繰り返し、2週間ほどして退職が受理されました。
ここからは1か月ほど無職になりました。
毎日泣いてばかり、気づいたら眠りについていて起きたら自然と涙が溢れてきてまた泣いて、そんな日々でした。
YouTubeから得た「HSP」
1か月ほどして気持ちが落ち着いてきた私は、人間関係から逃れようと倉庫内作業のパートを始めましたが、負の連鎖は続くものでそこでも陰湿なおばちゃんに敵わず結局人間関係が原因で半年もせず退職。
その後、かつて経験したことのある清掃業に就き始めました。
が、今度は暴力的なおっちゃんとの対立、好意のない男性スタッフからの執拗な絡みなど、まさかの違う次元の悩みに押しつぶされることになり人間不信は募るばかりでとうとう誰とも話せなくなりました。
(仕事しないと家賃が払えない、の一心で仕事には行っていましたがスタッフとは一言も話さないようにしていました)
仕事が終わると直帰、すぐ布団をかぶって泣き崩れ知り合いからのLINEにすら反応できなくなったんです。
会う予定だった友達には前日にドタキャンLINEを入れ、新しく鳴るLINEは完全無視。そもそも人間の気配を感じた時点で拒否反応がすごくて、たとえ家族であろうと連絡が取れる状態ではなかったんですよね。
3カ月くらいはそんな状態が続いていましたが、人との接点を完全に切っていたので少しずつですが布団から出られるようにはなっていきました。
ちょうどそのあたりから無性に動物や自然の映像が観たくなってきて(もちろん人が映っていない前提です)YouTubeを漁るようにあり、そこから「鬱病」や「適応障害」「パーソナリティ障害」などの解説動画も観るようになりました。
そしてある時からオススメ動画に「HSP」の文字が出てくるようになったんです。
水を得た魚とはまさにこのこと!
最初は気にも留めていませんでしたが、あまりにも毎回流れてくるので専門家の動画を一度観てみることにしました。
引きこもりから約半年。
HSPの動画に巡りあってから自分の心の中の霧がどんどん晴れていくのを実感しました。
ほんと、ドラマのクライマックスみたいに大げさに変わっていくんです!笑
今までの人間不信の原因(別の記事で書いてみたいと思いますが)や、自分の根本的な悩みの原因が一気にわかってきて、やっと泣いてばかりの生活から抜け出せたあの時期を今も鮮明に覚えています。
そこからは水を得た魚のように色々と外出できるようになっていき、人間不信になれたおかげでひとり旅やイラスト描きにも目覚めることができました。
私の今後の目標
私は30代に入ってからHSPを知り、本当に生きていくのが楽になりました。
そして、人間関係で悩んだり人間不信になったからこそ今の自分がいるのだと、過去の自分や出逢ってきた憎らしい人たち(笑)にも感謝ができるまでになりました。
今現在、〇んでしまいたいくらい思い悩みひとりでもがき続けている方たちが山ほどいると思います。
私は幸いにも約半年で何とか日常生活を送れるまでに回復しましたが、これだって個人差があります。
何日かで悩みが解消できる友達もいれば、10年パーソナリティ障害で苦しんでいる知り合いもいます。母親は更年期障害がひどく、もう20年は付き合っています。
人によって悩みの種類も大きさも全然違うし辛さだって違う。
だからわかったように語ることはできないけど、自分が経験したことだったり乗り越えたきっかけ、回復してからの考え方の変化だったりをここに書き溜めていけば、ひょっとしたら同じように悩みを抱えている方のホッとできる空間を作ることはできるんじゃないか、と今回思いきって始めることにしました。
ネット社会のいまだからこそできる私なりの伝え方で、今後感情面のことを中心に様々な記事を書いていきたいと思っています。
専門家ではないので科学的な治療法なんてお伝え出来ませんし、あくまで私が経験してきたことしか書けません。
それでも私の記事で気持ちが楽になれる方が出てきてくれたら、今までの私の人間不信バンザイだし、本当に光栄なことです。
この長すぎる自己紹介文に好感持ってくださる方がいてくれたら幸いです!
コメントなどしっかり読ませて頂きますのでご遠慮なく残してください。
少しでも多くの方が自分だけの素敵な人生を送れますように。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Sawako