暖かさ
こんばんは。今日もお疲れ様です。
最近日中あったかいです。
私、数学が専門です。特別支援(特支)の免許は持っていませんが、今はまだT2の予定が組まれていないのでほとんどの授業が特支です。
情緒学級と知的学級どちらも見ています。
去年も一緒に授業をした子は凄く計算の力がついていて、思わずにんまり。正と負の四則演算ができるようになり、文字がついている式まで計算ができる…!涙ものです。(本当に「努力」のたまもの)
去年見ていない生徒や新一年生を教える中で、やっぱり十人十色で面白いなと。多分去年の私だったらイライラしていました。
ある男の子は今日「正と負の加法・乗法」が50問ある問題を解きました。
なんと、間違いは4問だけ!すごい!でも彼は…
「あー間違えた。やっぱり僕は才能がないんだ。どうやっても無理だ。僕には無理なんだ」
と、どん底ネガティブモードに。
こんな時にしっかりと諭しても効果はないんだろうなと思い、さらっと「大丈夫、これだけできてるよ」のみ
怒らない、けどけじめはつける。難しいけれどこれがハマると楽しい。信頼も絆も育まれる。一緒に楽しむこともできる。
ほかの男の子、こだわりが強く、赤ペンで間違えたところをどうにかして消したい。隣の子に修正液を何度も借りたり(よくない)、ノートを切って間違えたところにはったり(後でやってくれ)、もうとにかく進まない。
もともとノートをとるのも難しそうだと2回の授業でふんわりつかめた。
簡単でいいからノート代わりになるプリントを作ってみようと思う。これがハマるのか、ハマらないなら次はどうするか。対策を次々考えるのも好き。
特支は「一人ひとり」について考えられるからいい勉強です。
ところかわって、部活動が去年のバドミントン部からパソコン部に。
通勤が片道1時間以上かかるため土日の負担がないところに配属されました。パソコン部といってもタブレットでそれぞれプレゼンを作ったり、プログラムしたり…好きなようにやっているそう。活動中声をかけると、みんな楽しそうに自分の好きなものについて話してくれた。
部活後の下校指導、バドミントン部の生徒と遭遇。
「先生ーーーーー!!!!!なんでバドミントン部来ないの!!!!」
めっちゃ怒ってる…。何人かに囲まれて、かわいいなと。
「来てよ、来てよ」10分ずっと訴えられ、根負けし、大会や試合は見に行くよ、と約束。
そういえば私、ちゃんと去年部活指導出来ていたのかなと。
慕ってくれることがとても嬉しい。その反面もっとできたのかなと寂しさも。
今年は一つ一つ丁寧に向き合って自分も成長していきたい。