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医学部6年生ができること
こんにちは!
イシタマと申します。
本日は医学部で6年間も学んできた学生は実際に何ができるの!?という話題について触れたいと思います。
医学知識について
大体の人は大学卒業後、2年間の初期研修を終えた後に専門とする診療科を決めます。そのため医学部6年間では、どの診療科の専門医にもなれるように全範囲を学びます。これを聞くと学習量は多いと思う人がいると思います。しかし実際に私が勉強してきて思ったことは、、、
「疾患って沢山あるな、でも意外とこれしかないんだ」
矛盾しまくりの文ですが、本当にこんな感じです。
これはあくまで医学生の感覚であって、専門医になるとかなり多くの疾患を扱うことになるので大変そうです。
医学部6年生にできること
それでは実際に6年生はどんなことができるのか!
よく何でもできると期待されますが、決してそうでもないです。
例えば手術においては糸を縫うことですらぎこちないですし、先生の横に立って雑用をするだけです。またカルテの使い方は何となく分かりますが、実際に薬の処方の仕方、外来診察ですらまともにはできません。超音波検査の画像やレントゲン写真を見ても多少は分かりますが、自信を持って発言は出来ません。
そうです。思ったよりも何もできないのです。知識があるだけで、5・6年生の臨床実習を経験しても実技は全くできないのです。
私は帰省する度に親に「肩が痛いんだけど、どうすればいい?」と聞かれるのですが、返す言葉はいつも同じです。
「肩凝ってるかもしれないね、一応、病院行ってみたら」
これは冷たく接しているのではなく、本当にこれしか言えないのです。情けないですよね。
憧れのあの瞬間
よくドラマで見る、あのシーンありますよね。
「今、倒れている人がいます。ここに医師や看護師の方はいますか。」
私はこのような現場に出会ったことはないですが、もし遭遇したとしたら何ができるでしょうか。おそらく何もできないと思います。何なら名乗りあげないかもしれません。
なぜなら間違った処置をした場合、助かる命を無駄にしてしまう可能性があるからです。私なら名乗りあげるのではなく、医療関係者を探すように必死に動くと思います。
たまに緊急時に医学生が助けたというニュースを見ますが、本当にすごいです。医学生だからこそ、その人たちの凄さを実感できます。
将来は緊急時に私が率先して人を助けられるよう、成長していきたいです💪
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