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モノマネタレントから学んだファン化

はい、おみです。

今日、主人の仕事の関係で
企業がやっているフェスタに参加してきました。

そこで、
あるモノマネタレントさんのステージが
あったんですね。

登場して10分でファンになりました。
それがめっちゃクソ
勉強になったんですね。

忘れたくないので
記事にしました。

このタレントさんは
TVで見たことはありましたが、
別に好きでもないし
嫌いでもない
ただ見たことある程度だったんです。

家から10分くらいの場所なので
まぁせっかくだから

って見に行ったんです。

登場して10分で
心をわしづかみにされました。

しかもステージが始まる前の
リハーサルだったんです。

音響の調整のために
何度も何度も
微調整を繰り返すんですけど

・足元の音をもうちょっと下げて欲しい
・低音をもう少し落として
・これはマイクの音を上げて

って細かく音響さんに指示を
出していました。

たかが、
地方のある企業のフェスタですよ。

ド素人の私には
その音響の違いは、
ぜんっぜんわかりません。

正直、
さっと、出てきて、
パッと歌って、さよなら、
だと思っていたので、

衝撃でした。

あ、ここまでこだわっているから
プロなんだなって。

歌マネが上手いからプロなんじゃなくて
こだわって極めているからプロなんだと。

そして、
私たちのための
1時間を
最高のものにするために

めちゃくちゃこだわっているって、

『えっ、もう好き。』

ってなりました。

なんか、ここまでこだわってくれているって
ライティングで細部にこだわるってことと
同じなんですね。

ちょっと手を抜いちゃったなって時があって
でもそれって
読者の人にばれてるんですよね。

ちょっとした「?」だったり
ちょっとした読みづらさだったり
ちょっとした見づらさだったり

こういうちっちゃいところで
反応が大きく違ってくるんです。

だから、細部までこだわることの大切さを
知ったばかりだったんですが、

このタレントさんも
同じようにこだわっているところをみて

ああ、やっぱり
こだわるのが”正義”なんだと思いました。

完璧主義である必要はないけど
100点はとれなくても

今持っているのが60点の実力なら
その60点をMAXで出せるようにする。

今の私には
この考えがしっくりきています。

話を戻します。

ここまで登場して10分、
ただのリハーサル。

そして、
音響さんへの配慮も忘れていませんでした。

「もう少し足元下げてほしいです。
あ、さっきよりは全然よくなってるので
良い感じです。もう一回いいですか?」

って、これ、
理想の未来がちょっと入ってるじゃん。
って、気づいたんですね。

相手を前向きにさせる
素敵な言葉ですよね、【理想の未来】って。

ライティングオタクになりかけて
全部がライティングにつながっちゃうんですけど。

そのあとには、

「あ、私はこれで大丈夫なんですけど
そちらの都合はどうですか?
ダメだったら教えてください。」

って、

上も下もなく
お互いを尊重できる関わりは、
みていて気持ちいいし
人となりも見えて

「あ、やっぱり好き。」

となりました。

そこからの
会場の盛り上げ方も
勉強になります。

「今日、私に会いたくて会いたくて
楽しみにしていましたって人ー?」

って言われて
手を挙げたんですが、

「わー、ありがとうございます。
手を挙げたままでお願いしますね。
ちゃんと顔をみてますからねー。


あ、挙げてない人の顔も
みてますよー。」

って。

これって、
ちゃんと見てますよって
1人1人大切にしていますよって
メッセージだと思うんです。

挙げていても挙げてなくても
このタレントさんにとっては
そんなことどうでもよくて

ちゃんと「あなた」と「わたし」だよって
そう言われているようでした。

そこから、
歌の途中で一緒にやってほしいことの
説明がありました。

「みなさんに一緒にやってほしいところが
2つあります。」

はい。
でました、『数字』。
超具体です。

みんなが想像しやすい数字を使うことで
2つなら聞いてみようって
なるんですね。

あー、ライティングオタク。笑

それから、
今日のお客さんは
年齢層がバラバラでした。

家族連れが多くて、
0歳~70歳くらいまでいたと思います。

そんな中、どの年齢の人も楽しめるように
最近のはやりの曲から
80年代のアイドルの曲まで
歌ってくれました。

この、
みんなを楽しませて
置いてきぼりにしない精神。

私も意識していきたいと思っています。

あとは、
手を振ったら必ず返してくれました。

ファンサービスですよね。

ってか、ファンじゃなくても
有名な人が手を振ってくれたら
嬉しい。

人ってほんと、
調子いいですよね。
私だけじゃないはず。

この一人ひとりに手を振り返すのも

Twitter(X)で言えば、
リプやDMでのやり取りか。

ああ、あの人が手をふり返してくれた
ああ、あの人が笑顔を見せてくれた

って、
私ぜんぜんミーハーじゃないんですけど。

家に帰ったら速攻で
タレントさんのYouTubeチェックしましたよ。

あー、

たぶんこのタレントさんは
マーケティングなんて学んでいないだろうから
素でやってんだろうな。

これが素でできる人だからこそ
成功したんだろうな。

って。

だから
成功するには
同じことができるようになったら
いいだけ。

ファンをつくろうとするんじゃなくて

細部までにこだわり
コミュニケーションを大事にして
全力で持っているものを提供する。

これがファン化の流れなんだと
理解しました。

今日の出会いに感謝して、
これからも進化し続けます。

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